蛇が会社を創った理由~『合同会社Your Production』を立ち上げました~

こんばんは、白色黒蛇です。

5月1日に会社を創りました。その名も

「合同会社Your Production」

覚えやすい名前ではないかな? と思っております。会社名のネーミングセンスは良いはず。

今回の立ち上げは2019年冬からすこーしずつ準備を進めていって、そしてやっと、ゴールデンウイークに入ったタイミングで皆様にお知らせすることが出来ました……まぁ、もう3週間前の出来事ですが

ではそもそも、なんで今回こんな大きな決断に至ったのかと言いますと……そもそもずーっと前から起業自体はしたかったし、Your Productionでやろうとしているビジネスモデルは社会人になってすぐに思いついてはいたことです。理由は大きく訳で3つ
①クリエイターのアウターヘブンを創りたかった。
②個人創作の時代到来の鍵は『メディアミックス』にあると思った。
③新型コロナで委縮しつつあるクリエイティブに活気を取り戻したかった。

この3つです。

①クリエイターの『アウターヘブン』を創りたかった。

「アウターヘブン」とは小島秀夫監督が手掛けた名作アクションシューティングゲーム「メタルギアソリッド」シリーズに出てくる言葉、と言うか組織の名前です。

具体的な設立の流れとかはメタルギアシリーズのネタバレも入るんで、是非ゲームをやって頂くとして、このアウターヘブンには2つの意味、というかスローガンのようなものがあります。

①平和と言う天国から見放された、戦場と言う地獄でしか生きられない者たちの楽園
②『愛国者達(と言う黒幕の名前)』が築き上げようとする時代の規範に囚われない、規範の外側の世界

簡単に言えば、戦争でしか生きることの出来ない兵士たちを集めて、そこから各地に派遣し、戦争をコントロールしようとしたのがアウターヘブン、言い方を変えると『戦う者たちの理想郷』です。

そして、白色黒蛇が考えた『クリエイターのアウターヘブン』とは少し言葉を変えてこういうものです。

①『創る』ことを生きがいにしている者たちの楽園
②時代や流行に囚われない、創りたいと思ったものを創れる時代や『流行の外側の世界』

創りたい、表現したいと思っても『そんなのウケないよ』『今の流行りじゃないよ』と言うことを口にされることもあるかと思います。
Your Productionは、あなたの『創りたい』と言う思いに対して手段とそれに必要なクリエイターを出合わせ『完成』の瞬間までをサポートする。
『クリエイターのアウターヘブン』を目指して立ち上がりました。

個人創作の時代到来の鍵は『メディアミックス』にあると思った。

私が創作活動を初めて数年、その間ずっと言われてきた言葉があります。

「これからは個人創作の時代だ」

その言葉に期待を寄せて動静を見守ってきましたが、やはりどうしてなかなかそんな時代が来る気配は見えません。
未だに世に広く出回るのは大企業や大手出版社が手掛けたものばかり、インターネットが普及しても個人創作はあくまで『同人』の枠を出ない。創作者の数は増えてはいますが、大企業や大手出版社が手掛けたものに並び立てるビックタイトル、キラーコンテンツが存在しないのです。

それは何故か? 何故『個人創作の時代』が来ないのか?
白色黒蛇が考えた結論はこうです。
『個人創作物のマルチメディア化が未だ下火であるから』

大企業や大手出版社が手掛けたものは、そこそこ売れたら必ずと言っていい程マルチメディア展開を果たします。
もっと言えば、それが更なるヒットの火種になることだってあります。
今週週刊少年ジャンプで完結した『鬼滅の刃』はまさにそのアニメ化から爆発的ヒットを果たした分かりやすい例です。

創作物の拡大にマルチメディア展開はもはや必須と言ってもいいでしょう。

ですが、個人創作作品はどうでしょう? 
個人創作物がメディアミックス展開を果たすには、売り上げは必要ありませんが
①自分でマルチに手掛ける技術を会得する(物書きが映像、音楽を創れるようになる、イラストレーターが声劇を出来るような演技力を磨く)
②自分には出来ない技術を持つ人を探して依頼する
このどちらか、場合により両方が求められます。正直どっちもキツいです。前者は時間と努力が、後者は時間とコミュニケーション能力と自分であった人を見つけるまで続ける根気強さが求められます。

ですが、クリエイターの方々はこんな方も多いでしょう。
「私には”それ”をやるしかできない」
書くしかできない人、歌うしかできない人、演じることしかできない人……そう言う方々がメディアミックス展開を果たすには大きな壁があるのではないでしょうか? どんなに傑作を書いても、どんなに名曲を作っても、文字のまま、歌のままで終わってしまう……

白色黒蛇はそれを『勿体ない』って思ったんです。

あなたが創ったモノをドンドン広げていきませんか? それを出来る土壌はYour Productionが用意します。
また逆に、誰かのマルチメディア展開を手伝うことで自分の創作の幅も広がっていくはずです。

個人創作のマルチメディア展開によって創作の幅が大きく広がり、いつしか大企業や大手出版社が手掛けたものに並び立てるビックタイトル、キラーコンテンツと成り得るモノが生まれるようになれば、
本当に『個人創作の時代』が到来するはずです。

新型コロナで委縮しつつあるクリエイティブに活気を取り戻したかった

そして今回、新型コロナウイルスの影響で各地の同人誌即売会やイベント、コンサート、ライブが中止になっています。その代わりとしてインターネット配信が盛んになっている背景はあるものの、皆様が磨いてきた創作物を披露し、他のクリエイターと繋がる機会が減っているのは事実です。

また新型コロナの影響で仕事が減り、生活が苦しくなっていくクリエイターの方も多いです。ただでさえバイトや日勤の仕事で生活を保ちながら続けてきた創作活動を続けにくくなっている。

こんな時代だからこそ、Your Productionはクリエイティブに力を入れるべきだと使命感を持っております。

単刀直入に言います。Your Productionのビジネスモデルは
『クリエイターのニューディール政策』にもなり得ると確信しております。

ニューディール政策とは、世界恐慌を克服するために行った経済政策で、大量の公共事業を興し、アメリカの雇用を創出したものです。(それ以外にもi色々ありますけど)

個人創作物のマルチメディア展開を1つの事業案件と考え、その事業案件を増やして『創作の雇用を創出しよう』と言う試みです。
かなりストレートで分かりやすいのではないでしょうか? 

これを続けていけば、世界恐慌で落ち込んだアメリカをたった1年で回復させたニューディール政策のように、新型コロナで委縮しつつあるクリエイティブに活気を取り戻せるのではないでしょうか?

今後の動き

⑥今後の動き①_ツイキャス

⑦今後の動き②_ツイキャス

5月1日のツイキャスでの起業発表会の通り、この通りのスケジュールで進んでいきます。メインプラットフォームである「COto(コート)」が稼働したら、Your Productionの本格始動となります。

私たちを利用して、皆様の創作の幅を大いに広げてください。
私たちはYour Production、あなたの、あなた方のプロダクションです。


【5月23日追記】

公式HPが出来ました。

https://your-production.co/

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