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「性暴力を許さない」性被害のその後を生きる

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性被害当事者として発信をします。 わたしは、被害後に発信をしている、被害女性の言葉に救われました。そんな言葉を、いま苦しんでいるだれかに送ることができるかは、わかりません。でも、…
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#解離性同一性障害

音のない雨(6)

音のない雨(6)

こんな夜には、
何も視たくない。
何も訊きたくない。
何も云いたくない。
何も感じたくない。
何も考えたくない。
何もかもが無意味に思える、
こんな夜には。

こんな夜には、
笑いたくない。
泣きたくない。
食べたくない。
飲みたくない。
眠りたくない。
心も体も怒りに支配されている、
こんな夜には。

明日は来るのだろうか。
明日には何か変わるのだろうか。
人々はなぜ、
明日が来ることを当然だと

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男性に『性欲がツライ』なんて言う資格はない!!

男性に『性欲がツライ』なんて言う資格はない!!



婦人科に行けなくなって「機能性月経困難症」のための《ピル》がなくなった

体調が悪すぎる……。だるい……。異常に眠い……。何もしたくない……。
となっていたのだけれど、ほどなくして生理になった。
もしや、これが原因の1つか?

だとしたら、ピルを飲まなく(飲めなく)なった弊害かもしれない。

今までホルモンバランスをそれなりに整えてくれていたりもしたピルがなくなったら、そりゃあ、ねえ?

でも

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「サバイバーが救われない社会が抱える損失」を研究してください!

「サバイバーが救われない社会が抱える損失」を研究してください!

「性暴力被害者たちに性暴力を撲滅する行動を求める社会」はオカシイ

非虐待、性被害者、様々なサバイバーに社会はそれをさせる。
本当になぜだろう? 本当にどうしてなのだろう?

わたしのTwitterデビューは昨年の6月だった。
ほどなくして最初の拡散を経験することとなる。
女性専用車両についての投稿でだ。
一部の?男性から「性加害しない俺たちを巻き込むな!」「性差別をするな!」という反感が返って来

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「AVの性加害の肯定表現の有害さ」と「残虐AV」そして「セックス」とは

「AVの性加害の肯定表現の有害さ」と「残虐AV」そして「セックス」とは

わたしは夜なべして、ガチものレイプ動画を漁る。
その中に自分のものがないかを確認しなければならない。

監禁場所を特定しても、あのマンションを特定しても、何にもならないのにストリートビューで徘徊する、東京のA区のG駅の駅近と千葉県K市住宅街。
疲れた。やめたい。やめられない。

ガチものの何が辛いかと言ったら『ガチ』だから。
女優の演技という設定すらない、個撮だったり、閲覧注意だったり、犯罪動画流

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「魂の殺人」の証明。殺された魂は見えないからと無罪もあり得る犯罪

「魂の殺人」の証明。殺された魂は見えないからと無罪もあり得る犯罪

物好きなわたしは、大晦日となったその日は徹夜をしての朝を迎えていた。前日の夜には溜まり溜まったストレスで大爆発をして、泣き喚いて、自己嫌悪に陥った。
こんなはずじゃないのに、こうな風にしかできない自信に苛立っていた。

ツイッタランドで女叩きさんに相手をしてもらって気を紛らわせていた。
マジで脳が働いてねえなって思ってたけど、二次加害発言が飛び出してきた頃から、どうしてこうなんだろう?と話している

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治療を求めて何千里?たぶん愚痴です

治療を求めて何千里?たぶん愚痴です

現在のまま生きることに限界を感じた治療を、専門的な治療をしたい!と思ったのは、たぶん、わたしの無意識がかなり限界に感じていたからだといまは思う。

わたしは性被害の当事者で、それにまつわるトラウマがあります。
現在、通院している病院の心理療法では手に負えないからと匙を投げられて早幾年月。
パンドラの箱にして、触れないようにして生きて行こう。
そう前の主治医に言われたときは、そうにしかならないのだ、

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