![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145795531/rectangle_large_type_2_9847300cc7716f3ec49826eda1179819.jpeg?width=800)
函館の七夕まつり
市内のスーパーマーケットなどに、七夕のお菓子コーナーができました。
「七夕の」というのは、七月七日の七夕祭のことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719458766375-hj3qgF89Vu.jpg)
函館では7月7日の夕方、子どもたちが七夕飾りを出している家々を巡り、玄関先で、
「竹に短冊、七夕まつり
おおいに祝おう
ろうそく一本ちょうだいな」 (歌詞は他のパターンもあります)
と歌います。
そして、昔はロウソク、今はお菓子をもらいます。
「ローソクもらい」と呼ばれる、ハロウィーンみたいなこの習慣、
北海道でもやる町とやらない町があり、
函館は7月7日ですが、多くは7月ではなく8月の7日、
そして歌詞やメロディも地域によって違うようです。
…というわけで、冒頭に書いた「お菓子コーナー」には、
子どもたちに渡す(配る?)ためのお菓子の大袋が、山積みになるのです。
この世にこんな大きなお菓子パックがあったの!?という感じ。
今はお菓子ですが、昔は歌詞の通り、ろうそくでした。
(それが「ローソクもらい」の名称のゆえんです)
提灯を持って歩くので、貰ったろうそくを「替え」に使ったものですが、
ほとんどは、次の年に配るために家人が保管していましたね。
でも最近は、子どもたちの七夕のちょうちんも、LEDだったりします。
もし本当にろうそくをあげたら、ビックリされちゃうかも?
![](https://assets.st-note.com/img/1719458917086-zhOc2B2YCq.jpg)
以前、職員数名でお金を出し合って、笹を飾ったり、お菓子の準備をしたこともありました。
元気に歌ってくれる子、
恥ずかしそうに歌ってくれる子、
なかなか歌えずに、付き添いのお父さんお母さんが歌ってくれることも…。
このご時世、知らない家を回るのは危険なのでは、という
むきもあり…それは当然と思いつつも、
お菓子を抱えた子どもたちは、とても微笑ましくて、
いつまでも続いて欲しい習慣だなーと思います。
by くろうーろん
※こちらは過去にssブログ(2012-06-18 13:00、2014-07-09 13:00)に掲載されていた記事です。再掲にあたり、一部修正致しました。