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心に届く、“残る”を仕事をしたい

このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」を福岡市グルメタウン薬院に開業。開業前からnoteを綴りはじめ、開業して1年を迎えました。そんな私が考えた事を書き留めた記録です。

口に入るものは「消え物」と言われるように、本来は食べれば無くなってしまう。けれど、どんな時に、誰と、どんな気分で、どんな体験をしたかで、癒したり、喜びを得たり、思い出として心に残る事があると思う。

私がやっている、小料理屋という種類の“居酒屋”は、一体どのくらいのお客様の、心に揺さぶりをかけれているだろうか。この素敵なクッキーとの出会いを通して考えてみたことを書いてみる。

冒頭で紹介しているのは、福岡市中央区にあるAZULという菓子工房の商品。一度是非、見て頂きたい。菓子とひとつにはくくれず、私の中では、

心に届く作品
型から採型デザインし、アイシングをかけ、
出来たクッキーはピンセットでひとつずつ顔が見えるように瓶に納めるそう。そのクオリティは勿論、細やかな作品なので、オーダーの依頼も多いそう。当店の周年のお菓子を制作して頂いた事がご縁となり、私もファンになった。
心に届ける姿勢
オンラインショップ販売がメインツールではあるが、一方ではお客様とアナログ的に関り、直接触れる機会を持つ様にされている。ポップアップや催事販売、リアル店舗販売の様子からお客様を大切にされる姿が垣間見れる。そんな関わり方が、心に届き、商品が更に大切にされる理由かもしれないと思う。

商品が心に届いた瞬間、、、
お客様にこのお菓子をお渡ししたときに、お客様が何かを感じ捉えていくその表情の変化を間近で見て、人はこういう変化をするんだと知る事が出来た。

心に届く、
心に残る、

どういうことなのか、
立ち止まって考えたい。

そして私も、お店に来られたお客様の大切な時間の1部として、有意義な時間になるような計らいや配慮が出来る事が前提としてあって、

単純に、
些細な表情や変化に一言配慮出来ると良いのかもしれない。「疲れてますね」「何か良いことありました?」「どうかしました?」「新しいアイテムですね」「その後どうなったの?」なんて、言葉かけしてみたり、逆にそっとしたり。

切り取り、一場面、ひととき、かもしれないけれど、立ち止まって正面を向いて話をする時間を共有して、今日も店に立とう。

4月は新しい出会いのシーズン。
コロナで難しいところもあるけれど、
明けない春は無いので、今年は去年よりもっと出会いと実りの年になっていく、と期待しながら、今日はこれで終わろっと😊


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2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。