【対談】規則と行動を考える
僕:最近雨の被害とか多いけど、ここは大丈夫?
村長:あぁ。ここはなんとかね。人間にも随分被害が及んだらしいな。
僕:うん。最近はスマホで警報がなったりするから少しは意識するように
なったきたけどね。
博士:学校ってトコはそのスマホってやつ、禁止なんでしょう?
僕:うん。残念ながらそういう学校は多いかな。
村長:んじゃ、いくら警報なっても意味ないな。携帯電話を携帯しなかったら、その物体は一体何に使うんだ?
博士:ごもっともですな。
僕:ところがね、スマホ禁止の学校で、一斉に災害の警報が鳴ったんだってよ。
村長:皮肉な話だな。機能しない学校の規則とそれなりに順応する生徒か。
僕:今度、小学校ではスマホ禁止なのに、プログラミングの授業がスタートするし。先生達も訳がわからなくなっとるんかな。
博士:子供たちは現実を真正面から受け止めて育ってるのに、学校側は現実逃避してる感じがしますな。
僕:先生も一緒にスマホでも何でも使いながら授業してもいいと思うけどね。
博士:そんな事したら、歴史のウソとか、この人はyoutubeでこんな事言ってました!どうなんですか先生?ってなるからマズイのかもですな。
僕:知り合いの若い教師はホント一生懸命やってるんだけど。個人で懸命にやっても、『学校』って一括りにされるのは辛いって。いっその事塾でも開いて本当の情報を教えたいって。
村長:学校という建物に行くのが勉強じゃないからな。自分の生活すべてが学校なのである。
博士:「学校には行っとけ!」と言われて後に社会にでたら「いつまで学生気分でいるんだ!」ってね。
村長:ただな、これまでのやり方が明らかに今とマッチしていない状況下で、多様な方法を考え実行している者もいるのに、文句ばかりで、何も変えようとしない自分達にも原因はあるぞ。
それぞれの時代を生きてきた年長者には問答無用でリスペクトするべきである。が、服従するのとは別である。
そろそろ自ら行動しないと、いつまでも誰かのせいにはできんぞ。
僕:うわぁ、耳がイタイ。。で、そもそも何の話してたっけ?
博士:災害の話から、スマホになって、学校教育からの・・・
村長:まぁ、しっかり考えて。そんな事より、今からどうしてもやりたい事がある。出来れば付き合ってほしいのだがね。
博士:え?何でしょう?
村長:向こうの山で、リンゴと栗がヒャッホーしてるのである。
旬を食すというのも大事な教育である。ついてこい。
僕、博士:「いーねー!!」
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