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学業においては順風満帆だった頃の私の学習方法

 私は学部前期の頃が、学業においては最も順風満帆でした。当時の私は、どの科目においても期待通りの成績を取ることができていたのです。ところが、学部後期以降は学業不振に陥ってしまい、途中でその状態が少しだけ改善はされたものの、ズルズルと現在に至っています。今思い返してみると当時の私は、今よりも適切な学習方法を自然に実践していたようなのです。


同じ教科書を徹底的に理解

 学部前期の頃の私は、講義で用いる教科書を徹底的に読み込んでいました。1行1行を咀嚼しながら教科書を精読し、少なくとも2回ないしは3回は同じ教科書を読んでいた記憶があります。この際に、他の教科書や参考書は特に読まずに、講義で用いる教科書に集中していました。

問題を徹底的に解く

 学部前期の頃の私は、ただ教科書を読むだけではなく、特に理数系の科目では問題演習も徹底的に取り組んでいました。その際には教科書の問題を全て解き、完全に解けるようになるまで何度も演習を繰り返していました。その結果、試験前には夢の中で数式が何度も現れてくるほどでした。

予習と復習をしっかりと実施

 さらに学部前期の頃の私は、学期前に受講する予定の講義の教科書を予習していました。そして講義が始まってからは、次回の講義までに前回の講義の復習もしていました。当然ながら遅くとも復習の段階では、同じ教科書を徹底的に理解し、問題も徹底的に解いていました。

学部後期以降の私

 上記の3つの章で述べた、「同じ教科書を徹底的に理解」「問題を徹底的に解く」「予習と復習をしっかりと実施」ができれば、学業においては高い成果を出すことが可能です。これらは極めて当たり前のことなのですが、学部後期以降の私は中々実践できずにいます。
 学部後期以降から現在の私は、注意力が散漫になってしまい、このような基本を怠っているのです。同時に思うこととして、このような基本こそがきっと難しいことなのでしょう。さらに、年次が上がるごとに専門性が高まるきらいがあるので、このような基本を実践できなくなっているのです。

言うは易く行うは難しだが……

 学部前期の頃の私は、たしかに上記の3つを実践できていました。現在の私と当時の私が同一人物であるならば、この頃の私のような適切な学習方法を再び実践できるはずで、『今の一歩のみに集中して高尾山を登頂』という記事でも述べたとおり、結果として「気が付いた時には何かを極めている」状態になるはずなのです。言うは易く行うは難しですが、自身の現在の肥満体型を含めて、学習においても若かりし頃の私に戻していきます。

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