見出し画像

第4回 6泊7日ファスティング体験記──ファスティング施設に到着

 ファスティングの事前準備として、私は何とか暴飲暴食を避けてカフェインや砂糖を減らした状態で、静岡県にあるファスティング施設へ向かいました。車で静岡へ向かう途中では高速道路でETCおよびクレジットカードは使えないことが判明し、現金も持ち合わせていなかったので、一般道を通りながら向かいました。そうこうしながらも何とかファスティング施設に到着すると、そこは木造建で歴史を感じる外観を有しており、木の温もりを感じる趣のある内観が私を歓迎してくれました。

 フロントで受付を済ませると、係の方に和室の部屋を案内していただきました(本記事の写真はあくまでイメージです)。和室の部屋は昭和の雰囲気が漂っていたものの新しく内装が施されており、部屋が原因で6泊7日のファスティング体験がつらいものにはならない印象を受けました。むしろ旅館のような雰囲気もあり、ベッドも私の体に合いそうだったので、ゆっくりとくつろげる印象も受けました。さらにその部屋には机と棚だけがある小部屋もあったので、リモートワークをしながらファスティング体験をするにも適した環境でした……休日だけでなく普段の業務日にも本施設に宿泊することになったので、今回はリモートワークをしながらファスティング体験をする運びになったのです。

 和室の部屋には飲み物として、砂糖およびカフェインが含有されないティーパックなどが備え付けてありました。その中にはタンポポコーヒーというティーパックがあったので試しに注いでみると、色は黒いが味や香りは実際のコーヒーとは全く違う、それこそ「タンポポとはこういうものなのか」と思わせるような不思議な飲み物でした。タンポポコーヒーを飲みながらゆっくりとした後、係の方の案内に従って初日面談を受けるために面談室へ向かうのでした。(続く)

***関連記事もぜひご覧ください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?