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ADHDグレーゾーンの2次障害はNバック課題で克服出来るか

おはようございます。当方、ADHDを会社に疑われ、そのまま解雇になった残念な人です。診断を受けると、実際はアダルトチルドレンでした。自分ではADHDグレーゾーンだと思います。他人に指摘されるだけに、フハハハ(涙)。

特殊能力は主に微睡みの中で頭のなかにオリジナルメロディ(8割ぐらいがオリジナル)の音楽が流れてくることです。役立たずな能力です。歌物、エレクトロなどジャンルは問わず、サビ、イントロ、色々と流れてきます。メロディの断片をもう400以上、マイクアプリに録音しています。一体誰が曲として完成させるのだ?

カラオケ好き程度が作曲に手を出すとドえらい目を見ます。DTM(デスクトップミュージック)をかじって分かりました。マスタリング能力が最重要です。演奏力もアレンジも必要で、ずいぶんと時間をかけて練習しましたが、何一つ形にならない。

自分が生きていくことが辛いとき、とにかく記憶力に自信がなかった。ギターの才能がある誰かならば、一年ほどで追い抜いていくことだろう。

おかしい、ある女性脳科学者が言うには楽器の演奏は掛けた時間に比例するはずなのだが?

さて、ADHDのグレーゾーンの方、努力しても0が1にならないと感じる人々に朗報だ。死にたくなるほど悔しい想いを何度もしてきただろう、自称ADHDは自衛に適う解釈だ。ただ、またその悔しささえも忘れてしまうから生き延びてしまうということすら理解した者は、このDUOだ!否!このスモークチーズだ!

上記の悲惨な現状は収束つつある。それはNバックのおかげだ。書いとこ。

私と同類の人よ、自信喪失で◯にたくなければ、Nバック課題をやろう

Nバック課題というものがある。簡単に、N個前の数字や位置を思い出す課題。あとはプレイで分かる。主に実感を説明する。

慣れてきた頃、これは思い出す癖を身に付ける訓練だと思った。同時に覚えるために必要のないメモリを切り離す、これが不可欠なのだな。

これに関するアプリのほどんどが集中が数秒途切れたらゲームオーバーというシビアなものだ。

気付きのオンパレードだった。

ゲームの中で、自分がよく使っていた黙読による瞬間的な語呂合わせが全く役に立たないのだ。使った瞬間に、情報の更新(頭の中)が出来ずにゲームオーバー。更新される情報と正解した情報を瞬時に処理して、また全体として目に焼き付けるように記憶することを2秒ごとに繰り返さないと間に合わないのだ。これは、もしや右脳を使っているのか。

数字が増えるごとに負荷が増す。3バックが余裕になり、4バックも100出来たころ。ギターを弾いているときに、自分が全く集中出来ていないことに気が付いたのだ。

オルタネイトピッキングが、このフレーズを弾いた後に今度はアップピッキングになるということを先読みするようになったのだ。ポイントは弾いている最中にということだ。教則本を見ながらじゃなくてプレイ中に意識できる。瞬間、瞬間のことだ。小節の頭ごとに意識はしてみる。

こんな当たり前のことすらせずに(出来ずに)、上手くなるはずがなかったのだ。無意識に落とし込むまでやるというプロのアドバイスは正しいが時間が足りない、方法は間違ってはいないが、私は何ヶ月かけても一曲弾けない。健常人が当たり前に備えているものが私には見えていなかった。例えるなら、水槽の水を移し替えるのにバケツを使っている人が健常人ならばと、スプーン使っている人が私だった。

だが、意識の働かせ方がバージョンアップしたのだ。スプーンからビールグラスぐらいにはなったのだ。

英単語も覚えやすい。思い出せる。語呂合わせでグチャグチャしなくても、脳が英単語の語源から視覚的に意味を類推しながら記憶を強化しようと働いてくれている。そして、集中が切れたことも自覚できる。そんなときは一旦、やめる。今まで、集中出来ていない時間が意識出来ずに、休息を拒み成果を得られないと落ち込んでいたのだ。

文章も自分の中では変わってきた。失敗してもすぐに書き直す余裕が生まれたのだ。文章を何度も何度も書き直して要領を得ない訂正をしては疲れ切るという可哀想な私からはこれを機に卒業する。今は、ボツの判断で時間を使っている。

変化はまだある。テンポについて行けず理解できなかった動画が分かるようになったのだ。混沌としたミュージックビデオも、歌詞を見ながら意味を考えることが出来た。

Nバックはしても意味がないという学者もいるが、きっと個人の意識の使い方の差までは着目していないのだ。もともと出来る人には効果も実感もないことだろう。

もしも、Nバックのスコアで今の調子が良いことを確認した後に、ポカをした場合、悔しさが薄れる。なるほど、自分は色々と考えていたなぁと思考が散らかっていたと自分の非を認められるからだ。集中とは、最低でも3バックのときの意識だから、それを保っていないときにゲームオーバーやミスをすることは自明の理である。4バックの集中に切り替える対策が打てるからだ。

Nバック課題で取り組んだこと

もっと具体的に、どう取り組んだか。

短期集中だ。

3バックが間違うような状態から、オボエルンジャーを2日目でクリア。

それから、N‘Backという青い蝶🦋が飛ぶアプリを3時間ぐらいプレイして、コツをつかみ、4バックのスコアが100超えしただけで、感動してこんな記事を書いている。コツは、記事のなかに書いてある。

実感は記した通りだ。あなたの頭の中で同じことが起こるかは分からない。ただ、私はずいぶん楽になっている。5バックで100いけたら、別人になれると踏んでいる。

あなたは今、どれくらい集中しているか?それが分かりますか?


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