簡単便利なゆで豚を作る

作り置きは食卓の強い味方である。当記事ではだれでも簡単に美味しく、しかも汎用性が高く、何かと重宝するであろうゆで豚を紹介する。


材料

豚カタマリ(ロースかバラを推奨、アスリートダイエット中ははモモ) ショウガ、ネギ 

湯を火にかけて豚、ショウガ、ネギを入れる。

少しコポコポと沸く状態で約2hゆでる。適宜水は足し、灰汁はとる

完成


水足しと灰汁をとる以外は放置してればok。面倒さえ見れれば誰でもできる簡単さがうれしい。肉は粗悪なものでも煮込んでしまえばアラが目立たずにそれなりの仕上がりになるので、見切り品などを買って作ると経済的。とりあえずゆでておいて保存容器に空気を抜いて保存しておけば冷蔵で4,5日は持つ。もし余ったらそのまま冷凍してもいいし、様々な形にカットしてもよい。私はよくダイス状にカットしてチャーハン等に使っている。私がこのゆで豚を使ってよく作るのは煮豚(和)だ。味のあるタレで生から煮込まなくても、柔らかくショウガネギ湯で煮込んだ豚をタレと一緒にさっと煮るだけで料理屋顔負けのうまい煮豚が作れる。レシピは後日公開。ところで煮豚というと圧力鍋でいいんじゃないのという声が聞こえてきそうだ。確かに圧力鍋でも十分美味しく作れる。しかし、素人が圧力鍋を使うと肉の味がゆで汁に出てしまい、肉の味が抜け、肉の良さを殺してしまうことが多い。とてもやわらかく味もいいが、なんとなく肉がパサつくような仕上がりを経験したことはないだろうか。それだ。火入れのスペシャリストなら圧力鍋ですればいいと思うが、私含め多くの方はそうではないと思うので、地道にゆっくりと煮込むことをおすすめしたい。ただ、時短に重きに置いている場合は迷わず圧力鍋にかけるべきである。

バラ肉ならスライスして回鍋肉、角煮、煮豚、ロースなら煮豚、チャーシュー、ローストポーク、モモなら豚ハム…これは私が今フラフラに酔いながらパッと思いついたゆで豚の発展レシピだ。どのように料理するかは料理人のアイデア次第で、加工度が低い分、アレンジもききやすい。ゆで豚!と頭を固くせずに、生肉と生の肉を臭みが消えて火が通ったやわらか肉に変えるための調理法であると考えればより柔軟なレシピ思い浮かぶのではないか。


料理はたのしくおいしく

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