見出し画像

4月振り返り+似顔絵イラストのはなし

「普段何してるの?」

実家の親と電話するとたびたび聞かれるこの台詞に、いつも後ろめたさを感じる。
親は単に不思議に思っているのだろう。

外に出て働いている訳ではなく、個人的な収入を定期的に得ている訳でもない。

家事育児をこなしていたとしても、発信をしていたとしても、私にとって「定職がない」現実は、腹の奥底で重石となって横たわっている。

この機会に言っておくと、以前自分の好きなことや得意なことで対価を得ていないのが悔しいと漏らしたのは、くすぶっている自分自身への腹立たしさが大きかった。焦っていたのだろう。

では、私はその後ろめたさに抗うために、一体何をしているのか。何を考えているのか。

よく月のまとめを記事にしている方を見かける。
たまにまとめてはいたが、私もちょっとやってみようと思う。

具体的な行動、してる?

先日まで取り組んでいた「#自己探求の12日間」で、今後に向けた具体的な行動をいくつか挙げた。
企画主催のやまだめぐみさんがそれらを振り返っているnoteを書かれていたので、私も取り組みを生かせるように確認してみることにした。

・誠実に生きる
…2~3月は心が荒む出来事があったため、場面によってできていなかった。
今月は誠実でいられたと思う。

そもそも「誠実に生きる」って、結構フワッとした表現だ。
何かの機会に、私にとっての「誠実」を掘り下げてみたい。

・不特定多数ではなく、大切にしたい人や応援してくれる人にフォーカスする
…おおむねできていた。特に実生活では長年の友だちや妹と会う機会があり、気兼ねなく話して充実した時間を過ごせた。

一方で、情報と接触するタイミングや選ばれ方について悩んだ日があった。
改めてどんな人にフォーカスするのか考え、持ち直した。

・活動は頑張るが、頑張らなくていいことを提案する
…これが難しい。
私の本来の気質が「無意識に頑張っている」ため、頑張らなくていい内容とは何ぞや? となる。時間をかけて考えていくつもりだ。

個人で「ネットに疲れるくらいなら本を読もう」という記事は書けた。
この記事で紹介した以外にも、推薦図書をピックアップしているので記事にできればと思っている。

・音声配信や日頃の発信(このnote)で素直な自分を伝える
…音声配信は細々と続けている。
成果はひとまず置いておいて、楽しく話すこと、喋り方のサンプルを作っていくのを目的にしている。
このnoteは割といつも通り。

・新しいアイコンに変更する
…依頼して描いていただきました!(後述)

・失敗や失うことを恐れず行動する
…「失敗してもいい」という捨て身の気持ちと、不安が交互に押し寄せている。
私は特に、人間関係においてたくさん失敗し、失ってきた。正直怖い。
不安を振り払うには、やっぱり行動するしかないと思っている。

・発信や場所づくりの計画を入念に立てる
…Webマガジンの発信は小休止を挟みながらできている。たくさん読んでいただけた記事、以前より改善できた記事と手ごたえもある。

場所づくりというのは、メンバーシップを想像するかもしれないが今の取り組みは違う。
簡単にいうと、オンラインの対面を通したサービスの提供を考えている。
大分固まってきたものの、まだ準備はかかりそうだ。5月末にはWebマガジンで公開したい。

・インスタグラムでより多様なデコやコラージュを発信
…先日、初めて「トレカデコ」をしてストーリーズ(24時間で消える投稿)に流してみた。
これまでは日記のリフィルにシールなどを貼った投稿をメインにしていたが、すこしずつ幅を広げたい。

・自分の考えを発信しつつ、相手を思いやる姿勢をなるべく持つ
…私は「気を遣う」が、「気配り」や「思いやりをもって接する」のが時々足りていないと感じる。

例えば、先日友だちが我が家に遊びに来たとき、飲み物を持参して手間を省いてくれた。
片や私はその子の家に遊びに行った際、子どもの相手をしながらバタバタする友だちに飲み物を出してもらっていた。

そういう気配りをできるのが理想だが、自分なりにできていることもあると信じたい。

・現状に満足せず、伝えたいことをよく練って文章や話す力を磨く
…できているときと、できていないときがある。
こればかりは道具を常に手入れするように、たえず磨いていくしかない。

似顔絵イラストを描いていただきました

この度、ぷんさんに似顔絵イラストを描いていただいた!

ぷんさんとは友だちの友だちみたいな感じで知り合い、時々「みんなのフォトギャラリー」で絵をお借りしている。
お礼イラストも描いていただき、ずっと愛用している。

ぷんさんの描く絵は、自由な曲線によるドローイングが特徴だ。
抽象画もディティールの細かい絵も描かれる。
そのどれもが温かく、対象の好みや世界観を深く感じ取っており、いつもすごいなと拍手を送りたくなる。
そして何より、眺めていると安心するのだ。

いちファンであることと、親交のある方がぷんさんの似顔絵イラストをアイコンにしているのを見てきたのもあり、ずっと「私も描いてもらいたいな」と憧れていた。

今年オンラインで対面したのが後押しとなり、思い切って依頼していたのだ。
描いていただいたのがこちら。

色んなタッチや配色、あしらいを提案してくださり、打ち合わせをしながら仕上げていただいた。
優しい表情で、照れくさいけれどとても嬉しい。

私は背景色くらいしか指定しなかったのだが、案にミモザのあしらいがあったのを見たときは胸が熱くなった。
私の大好きな花をスッと差し出してくれるまで、楽しみながら、真摯に考えてくださったのだろう。

また、配色も緑と黄のなかにあるオレンジもとても気に入っている。
この色もぷんさんが提案してくださったもののひとつだ。

個人的に似顔絵を頼むのはものすごく勇気がいることだったが、信頼しているぷんさんにお願いして良かった。
本当にありがとうございます!

また、ぷんさんは先日出版された、せやま南天さんの「クリームイエローの海と春キャベツのある家」の装幀を担当されている。
色づかいがきれいで、食いしん坊としては料理もとてもおいしそうでたまらない。
作品を読むと、改めて作品の雰囲気や世界観を深く汲み取って表現されていると分かる。

既に読了し、感想のnoteもしたためているのだが、もうすこし時間がかかりそうだ。
まだチェックしていない方はぜひ書店で直に見て欲しい。

やりたいことと、やってみようかな

今後に向けて、やりたいことと「やってみようかな」と考えていることがある。

ひとつは、カラーセラピストの資格取得。
元々カラフルなものが好きで、昨年から色彩心理学に興味を持った。
色が持つ意味を本格的に知りたい、活かしたい気持ちが芽生えてきている。

しかし講座は、月額でも4000円弱が何ヵ月もかかる。
また、直接仕事につながる資格ではない。
それでも興味深い分野なため、お金を貯めて勉強してみたい。

もうひとつ「やってみようかな……」と考えているのが、在宅の採点の仕事だ。
データを細かくチェックする仕事はしていたし、子どものためになるならやり甲斐を感じられる。

応募先は見当をつけているので、まずは履歴書を送る。
何でもやってみないと始まらない。

掲げた行動ができているか振り返り、嬉しかったことや今後に向けて考えていることをまとめてみた。

長くなってしまうし、このnoteは定期的に取り組んでいることもないので、毎月はやらないかもしれない。

ただ、振り返ってみるとできていること・ちょっと足りていないことが分かる。
嬉しかったことはより心に染み渡るし、やりたいことを表明すると「尻を叩く」効果もある。

同時に、足りていないことは気に留めておく程度にして、できていることを自分で褒めてあげたい。

個人的にでも、今後月ごとの振り返りはしていこうと思う。
お付き合いくださった方、ありがとうございました。


※ヘッダー画像はぷんさんからお借りしました。ありがとうございます!

サポートをいただけましたら、同額を他のユーザーさんへのサポートに充てます。