コロナ禍は未来と今を並走させる

不安が後押しした未来への準備


今が楽しければ未来も楽しい。

少し前はそう思っていたけど、
状況が変われば考えも必然的に変わる。

コロナのような危機的状況に陥ると、楽しかった今にブレが生じ、
経済的にも精神的にも不安定になる。
目の前のことで精いっぱいになるので、楽しむ余裕もない。
そうなると、「輝かしい未来なんてないのかも…」と卑屈になってしまう。

コロナ禍に入ってのことではないが、昔から危機感を感じると、
先を見越して準備をはじめるクセがある。
資格を取得したり、経済を安定させるための勉強をしたり。
不動産の勉強がまさにそうだった。

この先、同じペースで仕事ができるだろうか?
それよりも仕事の依頼があるのだろうか?
フリーランスはお声がかからくなったらそれで終わり。
そうなれば「廃業」である。

元々、自己肯定感が低く、常に危機感を持っている人間なので、
そう考えると、いてもたってもいられなくなる。

その不安を解消するにはどうしたらいいか?
最低限の生活を維持するための安定した収入があればいい。
とはいえ、50歳を超えた私が固定の仕事に就くのは難しい。
そして思い立ったのが不労所得だった。

そこから女性著者の不動産関係の本をいくつか読み込み、
宅建の資格を視野に入れた勉強をスタート。
残念ながら資格は取得できなかったが、
法律関係をはじめ、いい勉強になった。

不労所得を得ることでメンタルも安定


その後、オットのすすめで物件を取得。
もちろん借金だが、前向きな借金故、不安はない。
安定した固定収入を得ることができ、メンタルも安定。
コロナ禍でも焦ることなく、落ち着いて自粛生活を送れたのは
不動産による不労所得があったから。
先のことを考え、前もって動いていてよかったとつくづく思う。

これによって気づいたのは、「未来と今を並走させることの大切さ」。
今、目の前にあることに一生懸命取り組みつつ、
未来や目標を設定し、準備する。
そうすることで、「ありたい自分」でいられるのだと実感している。

不安が多いコロナ禍に、未来のことを考えるのは難しいかもしれない。
でもちょっとだけ視点を変え、準備をはじめれば、徐々に不安は解消していく。

私もまた準備をはじめることにした。
今度は未来だけでなく、過去に受けた心の傷を癒すためにも。

カタチあるものはいつかなくなるけれど、
自分で会得した経験や知識はずっと残る。
今、投資すべきは「自分自身」だ。

★キャリアコンサルタント監修&ベストセラー作家による直接指導の発信力&文章力レッスン&オンラインサロン
「アカデミア・ミネルヴァ」
https://www.academiaminerva.biz/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?