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秋園芸シーズン到来!ちょっとした工夫で美しく見せる「葉牡丹」

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。寄せ植えに関する記事のPVが多かったので、もしかしたらお役に立つかも!?と思った葉牡丹の植え方のポイントについて、書いてみようと思います。

葉牡丹ってどんな植物

葉牡丹 アブラナ科 アブラナ属
花言葉:祝福 愛を包む

葉牡丹と言えば、冬の花壇や寄せ植えに活躍する植物ですね。通常のお花のポット苗に比べて、葉牡丹は葉張りがあるので大きなスペースを埋めるのに使ったりもします。

また、白や紫がかった葉のものから、最近はブラック系のものや、縮れた葉に特徴のあるもの(ケール系)等、また、かなり小振りなサイズのものなど、様々な品種が出回るようになりました。

その為、葉牡丹の寄せ植えを作ると、何だかお正月のような雰囲気になるわ。と敬遠されていた方も、是非カラーリーフの一つとして楽しんでみられたらどうかしら。と思います。

紅葉がきれいな季節から年末にかけて、園芸店にも多く出回ってくると思いますので、チェックしてみてくださいね。


葉牡丹を使った寄せ植えに合う植物

寄せ植えするのに相性が良い植物ってどんなものがありますか?と聞かれることが多いです。

寄せ植えをする時に皆さんが迷うことの一つの様です。葉牡丹を使った寄せ植えに合う植物をご紹介しましょう。

まずはおさらい、以下の3点が基本です。

【寄せ植えに相性の良い植物】
1.同じ季節に咲き、同じ季節に終わる植物
2.繁殖力が旺盛なものは、避ける
3.葉っぱを取り入れる

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2013年にオーダーいただいた寄せ植えの画像が残っていました。新春用。かなり大きなプランターです。

▼パンジー、ビオラ

パンジーやビオラは、種類も豊富です。是非お好みの色や形のものを見つけてみてください。

▼プリムラジュリアン

葉牡丹は、比較的地味な色が多いので、インパクトのある色が多いので、ちょと派手な雰囲気にしたいな。と言うときはジュリアンはおすすめです。

▼ミニスイセン

水仙の花付きのものが、早ければ年末から出始りめます。新春の装いに水仙があると、とても上品な和の寄せ植えとしてまとめることができます。来客の増える年末年始に玄関ひとつおいてみてはいかがでしょうか。

▼リーフ類・低木類

低木と言うと、大きいイメージがありますが、小さな盆栽サイズの苗も販売されています。オタフクナンテンや、斑入りのヤブコウジは和の雰囲気のカラーリーフです。
コクリュウ(黒竜)やセキショウのような、細葉の葉っぱもスタイリッシュに寄せ植えをまとめることができます。


葉牡丹を美しく植えるポイント その①

葉牡丹の向きに注意して植えましょう。
葉牡丹は、下の画像のように、ポットの底に対して垂直方向(真上)を向いていますね。

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これでは、正面からできた寄せ植えを見た時に、葉牡丹の、キレイな葉の重なった花のような表情は上向きでキレイに見えません。

そこで、下の写真のように、すこし前(正面側)に傾けて植えると、葉牡丹の表情を見せることができます。

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葉牡丹を美しく植えるポイント その②

葉牡丹を植える時に、一番気をつけないといけないことは、葉牡丹の「葉に土がかからないようにすること」です。

見ての通り葉っぱが複雑に重なっている葉牡丹の葉の隙間に土が入ってしまうと、水で流してもなかなか取れません。
あとで、ちょっと大変かもしれませんが、土が入り込まないように、気を付けて植えてあげてください。

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葉牡丹のこの中心部分に土がはいるとちょっと大変。

まとめ

いよいよ、園芸店でも春まで持つお花がたくさん出てまいりました。
先日は、ストックやノースポールなどのお花が出てきていて、いよいよ冬が本格化するのかな!と思った次第です。

花の種類が増えてくると寄せ植えも楽しみやすい季節になります。
どうぞ楽しい園芸ライフをお送りください!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。



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