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秋分の日ー人は見たことある『色』しかつくれないとか

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
先日clubhouseでのこと。私の住んでいる田舎の景色の話を少し紹介させていただきました。そうそう、良く見るいつもの家の前の海の話です。
今日はこそから新しく教えていただいてとってもびっくりしたお話から感じたことを書いてみようと思います。

私の知っている海は『深い緑色』

自宅から道路を挟んだ向こう側は、海(港)です。深い湾の中にある我が家は、ちょうど正面が海で、その両サイドを山が取り囲む状態になっています。

向こう側に見える山は湾の先の外海。

写真の通り、空の色がそのまま海に映るのです。夕方の柔らかい日が暮れる時間には、夕日にほんのり染まった雲が海に映ります。
しかし、日中の強い日差しの時間帯は、山の色の方が強く海に映り、海の色は緑色に見えるのです。

私は、その日中の時間帯の海を見て、海は「深緑色」が一番良く見る海だったので、ずーっと海は「深緑色」だと思っていました。
そして、「海は青いな」という歌詞の青い海は、海外のどこか遠い国の海の歌だと幼少期は思い込んでいたのです。
だから、海の絵を描きましょう。と言われると、どうしてもその深緑の印象が強くて、それでも一般的な海を描いては見たもののどこか空想の世界の海の絵だと思っていました。

人は見たことある「色」しかつくれない

12色や24色の絵の具の中から、絵を描くときに色を混ぜて新たな色をつくる作業をしますよね。
そのときにその人がつくる色は、どうやらその人が実際に見たことある色しかつくれないらしいですよ。というお話を聞かせていただいたんですね。

色の体験を、実際の色にする。それは経験や体験により表現できる色に差が出る。ということのようで、その時は、「そうなのか。」と思って聞いていながらとても印象的に心に残りました。

私たち人間が認識できる色の数は100万色ほどだといわれています。

SEKAIDOー色の基礎知識

しかし、今日、地元の山道を走っているときに、図工の時間に先生が「山の色を塗るときは一色ではありませんよ。」と言ったことを思い出しました。
そのときに、ふと私は教室の窓から見える山を見るのです。
よーく見てみると、確かにの生えているところ、杉林のところ、楠(くすのき)のある場所。確かに、色が違うと気付いたのです。

しかし、それって教室からすぐに「山」が見えたから実感できたことで、もしかしたら都会の小学校では、教室の窓から「山」は見えないでしょう。
少し話は違うかもしれないけれど、確かに見たことないものを表現することはとても難しいよな。と思ったのです。

確かに桜島も一色では無いわ。

果たして、海の見える小学校では海は何色に見えたのでしょう。

日本人の表現する色ー日本の伝統色

日本の伝統色といえば、世界でも類を見ないほど多くの色の名を持っていることで知られています。その数は480色以上。
私もその、日本の伝統色が好きでその色と名前にうっとりするのです。

例えば、「緑」の中でも新緑の頃の色。絵の具の色でいうと「黄緑?」と単純に思うのかもしれませんが、日本の伝統色では「若芽色」「若葉色」や「若草色」「若菜色」「若緑」と、繊細に色分けされています。

「日本人がこれだけたくさんの色を認識できたのは、日本にははっきりとした四季があったからでしょうね。」と、その時に補足でお話がありました。
確かに、そうなのかもしれません。

そんな日本の伝統色の中には、花の名前のついた色もたくさんあります。
センダンの花もその一つです。

まとめー秋分の日の過ごし方

今日は秋分の日でした。金曜日の祝日は久しぶりで、仕事に行った後にメガネ屋さんに新しいメガネを受け取りに行ってきました。

私は目が悪くて普段コンタクトレンズです。
できるだけ眠るギリギリまでそのコンタクトレンズのまま過ごします。(良いこは真似してはいけません。)たまに夕方頃からコンタクトレンズでは目がゴロゴロして、、それでも頑なにメガネで過ごそうとしていました(笑)

そんなメガネのフレームを些細なことで壊してしまい、メガネを新調。
今日は夕方からそのメガネで過ごしています。
こんなに長時間メガネで過ごしたのは久しぶりですが、思ったほどの不都合は無くホッとしました。

そうそう、夕方からはとても良くしていただいている方の公演を、ツイキャスで視聴しました。アーカイブでも見れるのですが、会場と同じ時刻にPCを広げて自宅で観てみることに。
初めてのツイキャス体験。とってもとってもとっても、良い時間でした。
このお話は、また改めて。

そんなこんなで、新しいことづくしの秋分の日。
冬へ向かって、どんどん日の沈む時間が早くなってきました。秋の夜長を楽しむのに、新しいメガネと、これからツイキャス体験もまたして見たいと思った1日でした。

さて、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。



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