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見えない星に向かって

星が瞬いているとしても
きっと今は何も見えない

湿気を帯びた重い空気が
渇いた仮面のヒビを潤す

時計が止まったとしても
外が暗いなら今日はもう

眠れない夜と逢ったなら
朝まで歌っていればいい

見えない星たちに向かって

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100文字の世界。梅雨ですな。

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