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砂浜ピクミンを探しに鎌倉の浜辺に行った③

正確には「鎌倉観光に行って江ノ電に乗ったら砂浜ピクミンの反応があったので探した」である。メインはあくまで鎌倉観光。

こんなタイトルになってるのはこんな記事書いたからです▼

藤沢駅で江ノ電に乗り換えて、大仏最寄りの長谷駅へ。藤沢駅の駅前で、江ノ電の乗り場がわからずうろうろ。ペデストリアンデッキを渡って反対側、小田急百貨店2階にホームがあった。駅前のビックカメラは、どうやら昔は別の百貨店だった様子。駅前に百貨店が集まっていた名残を感じて、地方の小都市を思い起こさせる。

江ノ電藤沢駅のホームは、人がいっぱいだった。観光客が増えて、ああ行楽地だなぁと実感する。それにしても、人が多い。昔江ノ電に乗ったときは、もっとガラガラだった気がするんだけど。

ドア位置を示すホームの緑のラインに沿って並ぶ。目の前にはメガネをかけた大学生らしき男子2名。コンサートのチケットが云々、江ノ電の○○系が云々、幅広い雑学情報交換が展開される。心なしか早口。モバイルバッテリーを差したスマホが印象的。多趣味に熱を上げる様子がスマホのバッテリー消費に見えるようで、楽しそうでいいなぁと思う。スマホも熱くなってそう。私はピク活でモバイルバッテリーを買いました。

4両編成の江ノ電がホームに入ってきた。行先表示が電光掲示板になっていて、「鎌倉」の両脇に紫陽花か水仙か、紫のお花がカラフルに表示されていた。

満員ぎゅうぎゅうかと思いきや、なんとか座れた。人の間から、海も見えそうだ。海が見えるように、進行方向向かって左側に座った。

海岸沿いを通ったときにピクミンを開くと、砂浜マークが出ていた。急いでメガホンを発動すると、出たのは既に持ってる「ピンク」の砂浜ピクミン。ちょっとがっかり。

長谷駅で降りて、鎌倉大仏へ。駅前からメインストリートの坂道を上っていく。歩道が細いわりに人が多く、車通りも多いので、歩きながらヒヤヒヤした。

本当に雲一つない青空の下、鎌倉大仏とご対面。銅でできた大仏は、日差しで温まっていそうだ。昔は奈良のように大仏殿があったらしい。台風や地震でなくなって、野ざらしになってしまったようだ(所説あり)。柱の根元に置いてあった礎石は残っている。観光客がみんな腰かけて休憩していた。

後ろに回ってびっくり、背中に窓がついている。大仏を鋳造する過程で、中の土をかき出すための作業用の穴らしいが、どう見ても窓。なんだか役目を終えた悲しきサイボーグに見えてきた。猫背も相まって、寂しい背中。こんなに天気がいいのに。

寂しい背中。

長谷駅に戻ると、「混雑のため江ノ電が遅延」とな。歩いて鎌倉駅まで行くか、電車を待つか迷っているうちに、電車が到着。が、新宿みたいな満員電車になっていた。こりゃ無理だと歩いて鎌倉駅方面へ。既にホームに入場していたので、Suicaを駅員さんにキャンセルしてもらう。

江ノ電から100mほど離れて並走する県道を30分ほど歩く。道沿いには昔からあるだろう骨董のお店、鎌倉彫のお店など古い建物が目に入る。昭和っぽいデザインの空き商店も。ただ、ちょくちょくおしゃれなカフェや洋服屋さんが現れる。古い建物の間におしゃれ満点の店が現れるから、交じりあってて面白い。

鎌倉彫のお店。国の登録有形文化財らしい。

道路は渋滞。江の島近辺は連休のたびに渋滞しているイメージ。鬼のようにハンドルの長いバイクに乗ったお兄さんがブンブンふかしているが、渋滞のせいか徒歩の私より遅い。鎌倉駅に近づくにつれて、おしゃれ服屋さんが増える。若者の活動エリアなのかしら。ananとかhanacoに載ってるのかしら。

左折して御成通りに入る。すっかり観光地。最先端の洋菓子のお店、服などなど、王様のブランチのレポーターが現れそうだ。

鎌倉駅前にようやく到着。さて、鶴岡八幡宮だ。

ここは原宿竹下通りか、というくらい人が多い。連休の観光地、かくあるべし。

鶴岡八幡宮の参道は道路になっているが、ど真ん中に「段葛(だんかずら)」という一段高くなった歩道がある。おかげでとても歩きやすい。鎌倉時代のころ、雨のたびに参道がぬかるんでしまったそうで、一段高くしたそうだ。

新緑がきれい。石段を上って振り返ると、海までまっすぐのびる参道と鳥居が見える。

大河「鎌倉殿の13人」もやってることだし、大泉洋さんもここに来たのかしら、なんて思う。大河は見ていないけど、どうでしょう民が「#鎌倉殿どうでしょう」でコラ画像やら面白切り抜きをアップするもんで、大泉さんが大泉してるシーンだけなんか目に入ってしまう。

大河に関連した歴史解説動画をYouTubeで最近見たのだが、このあとどんどん人が死んでいきそうで、キャラに感情移入しすぎないほうがいいなと思った。ゴールデンカムイの追い込みくらい人が死にそう。

砂利の境内を歩いていると、おしゃれな建物を発見。「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」。併設されたカフェは開放的でいい感じ。2010年に倒れた大銀杏の一部が展示されている。天井が高くて、木がたくさん使われてて(隈研吾みがある)、タブレットでセルフ注文、今どきスマートな空間でおいしいケーキを堪能した。

駅ビルで食べたランチより、カフェのケーキ&ダージリンティーのほうが高くついた。恐るべし、観光地おしゃれパワー。

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