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87. 高校の修学旅行でできた彼女の話vol.5

みなさんこんにちは。


前回は搭乗手続きをしようとしたら、ダブルブッキングで飛行機に乗れないというハプニングに見舞われました。

そして、「飛行機に乗るまでに答えるね」という返事も未だもらえておらず、マレーシアの夜を焼き肉と共に楽しんだのでした。


ホテルの部屋に入って、男子3人(部屋は2つ取ってもらっていましたが、結局みんなで集まっちゃいますよね笑)で、告白の返事はどうなるか?いつに聞きに行くか、付き合ったらどんなことをしたいかを話しながら夜を楽しみました。


次の日はマレーシアの大型テーマパーク「サンウェイラグーン」を、買ってもらった海パンと共に楽しみ尽くしました。


そして日本に帰る時、今回はすんなり搭乗でき、日本についてからは新幹線で最寄りの大きい駅まで帰りました。

改札を出ると、先生や家族たちがみんな並んで待っていて、先生は、

「大変だったねえ。ごめんね」と、

親たちは、

「ラッキーだったね笑 思う存分楽しんできたんじゃろ?」

という言葉と共に出迎えてもらいました。


そして明けた月曜日、ついに高校に登校。


ついにあの子に告白の返事をもらいに行く時です。

その子は美術部に入っていて、僕のクラスの隣に部室がありました。


放課後になり、その子が部室にいるのを見つけて、声をかけました。

教室の前の廊下、窓の外に広がる街並みをなんとな〜く見ながら、

僕「あの後ダブルブッキングで飛行機乗れんかったんよ笑 返事もらえんくてまじ焦った笑」

女の子「そうよね笑 どこ見回してもおらんのんじゃもん笑」

僕「1日全ゴチで焼き肉食べ放題行ったり、プール行ったりしたんよ」


となんちゃない話で盛り上がった後、

僕「それでさ、あの告白の返事ってどうかなって思って」


少し沈黙が流れた後、

女の子「周りにあんまりバレるのとか恥ずかしいんじゃけどさ、よろしくお願いします。」


なんと、あんなに旅行中にも話しかけられず、ダブルブッキングで返事ももらえなかった状況でオッケーがもらえると思わず、飛び跳ねて喜びました。

僕「まじ!? よっしゃぁぁああああ!!!!」


その後何ヶ月か付き合って、やはり週末のボーイスカウトが忙しくデートにも誘ってあげられていなかったので、元の関係には戻ったのですが、その後も仲のいい友達として時々連絡したりしています。


紆余曲折あった中でも、一度は付き合えて、この話をするとドラマか映画の一本は出来そうだねってよく言われます。

深夜バスの中の告白だったり、ダブルブッキングで一度は告白の返事を逃してしまったり、でも自分の挑戦が繋がって最後には付き合えたんだと思うと、このチャレンジもいい経験の一つだったなって思います。


これからもチャレンジの多い人生にしていこうと思います。


それではまたどこかで。

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