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161. 本人がやりたいと思わせる仕事や条件を作り出し、本人が選んだと思えるようにしていくことで、やる気も成果も上げることができる。〜ロッシェル・カップ〜

みなさんこんにちは。


今回は、安田信託銀行東京本社に勤務後、米国系コンサルティング会社IPCグループなどを経てジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社を設立したロッシェル・カップの格言について紹介していきます。


ロッシェル・カップとは

1964年にニューヨーク州に生まれ、
9歳からシカゴで育ちます。

1986年、エール大学を卒業後、米国系コンサルティングZS Associatesを経て、
1988年から安田信託銀行の東京本社に勤務します。

1992年シカゴ大学大学院(MBA、ファイナンスと経営戦略を専攻)を卒業、
米国系コンサルティング会社IPC Groupに勤務します。

1994年退社後に、日本企業の海外進出へのコンサルティングを行うジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングを創業、
人事管理・組織開発・異文化トレーニング分野でのサポートに力を入れています。


1993年より執筆活動を開始しており、
「反省しないアメリカ人をあつかう方法」など、
異文化コミュニケーション、ビジネス英語、人事管理、リーダーシップと日本企業の組織行動に関する書籍で数多くのベストセラーを記録しています。

朝日新聞グローブの連載「Sampling the Headlines」をはじめ、
新聞・雑誌への投稿も精力的に行います。

2019年に北九州市立大学英米学科のグローバルビジネスプログラムで経営戦略、人事管理、組織行動、リーダーシップとビジネス英語を教えています。


本人がやりたいと思わせる仕事や条件を作り出し、本人が選んだと思えるようにしていくことで、やる気も成果も上げることができる。

して欲しい仕事がある中で、その人が本当にやりたい仕事かどうかはその人次第で、
その人に仕事を任せたとして、必ずしも最初からその仕事が好きかどうか、
やりがいがあるかどうかは分かりません。

そんな時には、その人の得意分野は何か、やりがいだと感じることは何かを知り、
その技術がどう活かせるかを考え、任せたい仕事に当てはめることで、
その人にやりがいを感じさせることができます。

その人にとって任せたいことがどう価値があるのか、
やりがいになりそうな点は何かを理解することで、
仕事のやる気も成果も上げることができます。

何をさせたいかもそうですが、
その人にとってなぜ価値があるのか、
どうしたら技術を活かせるかを知ってもらうことで、
やりがいを持って仕事をしてもらうことができます。

ロッシェルさんも人事管理や組織開発、コンサルティングの仕事をしていく中で、
様々な人が自分にとって価値を感じない仕事を任されているという人も多くいたのだと思います。

その中でもその人にとってどう価値があるのか、
その人が選んでその仕事をしているのだと感じるように、
サポートすることはできます。

そうやって、その人にとってなぜいいかを知ってもらうことで、
やる気や成果を上げ、ひいては事業が拡張していくことに繋がっていきます。

リーダーとしての仕事もたくさんあると思いますが、
一番は人が働いていて、
その人と一緒にチームを組んで働いているという自覚を持つことで、
個人にも目が向き、その人が仕事をもっとやりたくなるような意識づけもできるようになると思います。


最後に

今回は、安田信託銀行東京本社に勤務後、米国系コンサルティング会社IPCグループなどを経てジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社を設立したロッシェル・カップの格言について紹介してきました。


リーダーになったり、組織をまとめることになった時に、
様々な人が様々な仕事を持っていると思いますが、
全員が全員その仕事に100%やりがいを持っているかは分かりません。

そんな時に、仕事を任せる立場であれば、
その人にとってどんな価値があるか、
その人にとってのやりがいは何かを知ってもらうことが、
リーダーとしての一番の仕事になると思います。


どうやって会社や組織を伸ばしていくか、
事業を拡大していくかを考えるにあたって、
そこで働く人がどうやったらやる気を上げれるか、
もっと自主的に働きたくなるかを考えることも大事だと思います。

その人が選んでこの仕事をしていると思うことで、
やる気だけでなく、その仕事に責任感を持つことにも繋がるので、
KPIや売上、数値などの目標にも進んで意識するようになります。

そうすると、そのチームの仕事も潤滑に進むようになり、
リーダーとしての仕事が全体の方向性を決めていくことや、
一人一人の仕事を満遍なく見ることができるようになります。


僕も仕事を通じて人生を楽しく豊かにしていくことや、
遊びも仕事も仲間たちと全力でしていくと決めています。

そのために必要なことは何か、
今やっている仕事の中でそれぞれに合った役割は何で、
その人にとって何故いいのかを一緒に考えながら、
その人にとって一番いい提案をしていきたいと思います。

そして、みんなが仕事を通じて人生が豊かになったと言えるような、
そんな場を今から作り上げていきたいと思います。


それではまたどこかで。

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