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「読んでもらえる文章」を書くための12のこと。



本記事は、有料noteの「ベストセラー」に選ばれました!読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。

(2023/11/30)12個目を追記してパワーアップしました!


この記事は「人に読んでもらえる文章を書きたい」と思っている方に向けて書いた有料noteです。興味のない方は、またほかの記事に遊びに来てください!



noteを本格的にはじめて一年が経ち、気づいたことは、「文章は、人に読んでもらえるとたのしく書き続けられるのではないか」ということです。

望月の名前にしてこうして書きはじめて半年くらいの頃、月間のビュー数が3万を超えました。そんなことは全く予想していませんでした。現在会社勤めをしておらず、日々の大半をマンションの狭いリビングで過ごし、夫としか会話しない、スーパーにしか行かない、通院の予定しか入っていない日がざらにあるわたしの文章が。あまりにも地味な暮らしをしているわたしの記事が。月に3万回、誰かのタイムラインに表示されたかもしれないということ。これは、ちょっと信じがたいことで、けれどわたしの生活に大きな光を与えてくれました。

この数字が何かと比較して多いとか少ないとかすごいとか大したことないとか、そんな話をしたいのではありません。ただわたしは、とてもうれしかった。自分が書いたものが人に読んでもらえている、自分の思いが届いているというたしかな手ごたえを得ることができ、それによって、「これからも書き続けていきたい」というあきらかなモチベーションを手に入れることができました。文章を書くことはわたしにとってずっと仕事でもあったけれど、こんなにも手応えとモチベーションを得られたことはなかったかもしれない。

文章は書き続けることが何より大切で、それしか上達への道はなくて、けれども継続が何よりむずかしいとわたしは経験から知っています。

noteは、はじめた当初、誰に読まれなくったって自分の書きたいことを書き続ける場にするのだ!と心に決めていました。数字の目標を立てて行動したことはありません。でも、もしも本当に誰にも読まれない状況が数カ月、いや数週間続いたらやめていたかもしれません。自分のために書けばいい、人の目は気にせず好き勝手書けばいい、それはもちろんそう。とはいえやっぱり読まれればにやにやしてしまうし、そこで初めて知る喜びもあるし、何より書くのがたのしくなってまた書こうって思える。わたしは1年間のnote生活を通してそう気づきました。


だけど、人に読んでもらうことは簡単ではありません。わたしは知名度や影響力がある人ではない。文章を書く仕事こそしてきたけれど、名が知られているわけでもない。なんとなーく書いても、スルーされるだけだとわかっています。

だから、毎日ちょっとずつ工夫しながら、この話はどうすれば人に読んでもらえるだろう、届けられるだろう、と頭をひねっています。はじめた頃よりずっと、考えるようになりました。仕事で10年以上書いてきて得た知識も総動員させながら、日々自分なりの書き方を探しています。

このnoteでは、そんなわたしが「自分の書きたいことを人に読んでもらえる文章にする」というところに焦点を当てて、そのために考えていること、大事だと思うこと、実際に書く際に工夫していることなどをまとめてみました。それは、「人に伝わる文章にする」ということでもあり、もちろんnote以外にも使えるはずです。

わたしが10年以上かけて得たことを極力わかりやすくシンプルにまとめてみました。

なお、すでに何か特別な実績や知名度がある方ではない、これから書いて発信していきたいと思っている方・はじめたけれど手応えがなくて悩んでいる方に向けて書いています。

(注意点)
※ライターとして活動されている方などは、すでに知っている話も多いかもしれません。
※note攻略法!のようなテクニック的な話やnoteの使い方の話、フォロワーの増やし方、儲け方みたいな話はありません。
※あくまでわたしはこう考えているという話で、自分語りも多いので、ほかのわたしの記事を読んで合わないなと思う方は、ご購入されない方がよいかと思います。

それから、「わたしは別に読まれなくていい!」という方も、また別の記事を読みに来てくださいね。


1万字をはるかに超えています。一気に全部読むと頭が疲れるので、1日1項目ずつでも読んでいただけると幸いです。

さぁそれでははじめていきましょう。目次をつけてみました!

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