お好み焼き作りのスキルがあるフリーランス主婦。
本日は、僭越ながら望月家のお好み焼きをご紹介したいと思います。広島風を作ったこともありますが、今日は関西風です。たぶんそんなに変わった点はありませんので期待しないでください。
我が家のお好み焼きは、数年間の試行錯誤の末に、ほぼキャベツとなりました。今日はキャベツ2分の1個を使います。
わたしはここで、ビジネスの種を見つけてしまいました。関西風のお好み焼きを作る上で最も面倒な工程はキャベツのみじん切りだと思うのですが、スーパーのカット野菜のコーナーには、千切りかざく切りキャベツしかありませんよね?あそこにもし、粗みじん切りキャベツを並べたなら……お好み焼きを作りたい人たちからの絶大な支持を得て、これは爆発的に売れる可能性が…!わたしは、「キャベツのみじん切り市場」というブルーオーシャンの存在に気づいてしまったのです。
さて、続きまして生地ですが、ここで問題発生です。薄力粉が家にないことが発覚しました。キャベツも肉も買ったのに、粉はちょこっとしか入れないからって、これは完全な油断。
家中にある白い粉を探したところ、天ぷら粉、ホットケーキミックス、強力粉が見つかりました。三種類の粉を机の上に並べて熟考した末、わたしが選んだのは強力粉。我ながら英断だったと言えるでしょう。
粉はキャベツに比べたらほんとにちょこっと。そこに、長芋をたっぷりすりおろしていきます。
水を少しだけ入れて混ぜたあと、鰹だしの粉を加え、味を付けました。
ここに卵をぜいたくに三つほど入れて、大量キャベツと混ぜ合わせていきます。ざっくりと、ざっくりと。
ざっくりとまとめると、こんな感じになります。お好み焼きは粉ものではなく、キャベツ料理。だからどれだけ食べても大丈夫ですね。
焼いていきます。わたしはケチなので、普段は100グラム98円の国産豚こま切れ肉を使用するのですが、今日はnoteに載せるので見栄を張ってお好み焼き用の豚バラを買いました。ケチと見栄っ張りの二刀流は母親から受け継いだものです。
お好み焼きをひっくり返すときって、「ほいっ!」って声がでますよね。でませんか?でますよね。
新婚時代に浮かれて買った2人用の小さなホットプレートでふたつ仲良く焼いていきます。そういえば先日。羽生結弦さんの、お相手について一切触れたり匂わせたりしない入籍発表を見て、いつも隙あらば夫の存在をnoteで匂わせる、いや、べらべらしゃべってしまう自分のことを、すこし恥じました。恥じましたがしゃべります。
完成しました!いつもはソースとマヨネーズとかつお節程度なのですが、今日は青のりものっけました。やっぱり見栄っ張り。
今日も上出来。強力粉だと固くなるかと心配していましたが、長芋が功を奏してふんわり。ほぼキャベツだからとっても軽く、ひとりで2枚平らげました。あ〜おいし!わたしには、サンドイッチ作りと、ミックスジュース作りと、お好み焼き作りの三大スキルがあるから、この先行きの見えない不確かな時代でもきっと大丈夫…。
全部で6枚焼けたから、残りの4枚は夜に食べきるぞ!(※匂わせ)
おわり
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