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エッセイのようなもの

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エッセイと呼んで良いのだろうか?
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#フード

突然、炉ばた焼器が届き、動揺しつつエビを焼いた話。

突然、炉ばた焼器が届き、動揺しつつエビを焼いた話。

人生には、思いがけないことが起こったりする。それはたとえば、27時間テレビを見ながらゲラゲラ笑っていた日曜の夕方、身に覚えのない「炉ばた焼器」が送られてくるようなことである。

寝耳に炭酸水。この間のそうめんが届いたときより動揺した。動揺してすぐにわかった。

夫だ。

夫が、そうそうたる顔ぶれが並ぶギフトカタログの中から炉ばた焼器を選んだものと思われる。

わたしは何度も釘を刺していた。「物はし

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お好み焼き作りのスキルがあるフリーランス主婦。

お好み焼き作りのスキルがあるフリーランス主婦。

本日は、僭越ながら望月家のお好み焼きをご紹介したいと思います。広島風を作ったこともありますが、今日は関西風です。たぶんそんなに変わった点はありませんので期待しないでください。

我が家のお好み焼きは、数年間の試行錯誤の末に、ほぼキャベツとなりました。今日はキャベツ2分の1個を使います。

わたしはここで、ビジネスの種を見つけてしまいました。関西風のお好み焼きを作る上で最も面倒な工程はキャベツのみじ

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君たちは(そうめんを)どう食べるか。

君たちは(そうめんを)どう食べるか。

それは、まぬけな顔でくつろいでいた夜のことでした。「望月さん、お届けものです」。はて、心当たりがない。なんだろう。

夫の実家からの贈り物、高級そうなそうめん(36把)でした。

わたしは、とても重要なことを夫の両親に隠して結婚をしてしまいました。

実は、わたしはそうめんをほとんど食べないのです。こんな大事なこと、本来は顔合わせのときに家族紹介と合わせて伝えるべきだったかもしれません。

子ども

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