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iPhoneで感情を言語化してみよう。その1

あゆをです。

自分の気持ちに気づくのってなかなか難しいですよね。
自分の感情に気づけなかったり、意見や考えを言語化するのが難しかったり。

そのような問題を抱えている同志の方。もしかするとiPhoneのアプリを使えば解決できるかもしれません。

この記事を書いた理由

私は不安が強い人で、不安で押しつぶされそうな時間をたくさん浪費してきました。

でも、そんなしんどい時間を減らしたい。
どうにかしたい。
「その問題を解決するにはどうすればいいか」と考えた時、その不安な感情を言語化して気づくこと、そして受け入れることが大事だとわかりました。

色んな方法を試しましたが、最近使っているiPhoneの機能が言語化に最適だと感じました。もし同じように感情に振り回されて困ってる方がいれば、なにか助けになるかもしれません。
このような経緯で書いています。
困っている誰かに届きますように。


※この記事はADHDの人が書いてる個人的な考察・体験談です。ご了承ください。

今回は不安の原因を掘り下げていきます。
私の不安の原因なのでADHDの方も(もしくはグレーの方も、健常者の方も)共感できないかもしれません。

ですので「きみの話は興味ないから早くiPhoneのアプリ教えろ!!」と思う方は、この記事を飛ばして次の記事の「実践編」を読んでいただければ幸いです。よろしくお願いします。

不安の原因

では、不安の原因をみていきます!
ここで不安の原因として考えたのは、

  1. ADHDゆえの繊細さ

  2. ワーキングメモリーの問題

  3. 脳内騒音

の3つです。

それぞれ掘り下げていきます。

1.「ADHDゆえの繊細さ」

まずはVOGUE JAPANの記事「やろうと思っていることが達成できない」を引用して見てみましょう。この記事では、ADHDは脳の働きが弱いことで「衝動性」「感情のコントロール」が難しいということが書かれています。

"ADHD研究の第一人者である心理学者のラッセル・バークレー博士は、「ADHDの人は前頭葉の一部が障がいのない人に比べて小さいことから、神経細胞の働きが弱く、時間の経過を他の人と同じように認識できない」と説明している。また、行動抑制、視覚的イメージ、言語性ワーキングメモリ(短期的な物忘れの原因)、計画、強い感情の抑制など、脳の実行機能のすべてに影響を与えることが研究で明らかになっている。特に強い感情を抑制する機能については、衝動性だけでなく、感情をコントロールできないことに繋がり、この障がいの大きな鍵になるとバークレー博士は見ている。"

https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/uk-vogue-what-adhd-feels-like

このADHDの障害ゆえに日常生活で私たちはさまざまな問題や刺激に悩まされます。常に堪らなく不安で、相手の顔色をうかがったり、言動を気にしてしまうなどの「繊細」な行動をしてしまい、最悪の結果、精神を病んでしまうのです。この繊細な行動こそ、言語化できない不安の正体であり、原因だと考えます。

2. ワーキングメモリーの問題

これは最近気づきました。wais検査(発達障害診断の参照になるテスト)を受けてないとわかりませんが、ここで低く出た分野の数値で、日常生活の困っていることがわかると言われています。
ということは、私はワーキングメモリーが低いので、この不得意分野が不安にも影響を与えているのではないかと考えました。

ワーキングメモリーが低いと、その時「何に不安を感じて」「何が嫌だった」のかさえ、すぐに忘れてしまいます。(ただただ、「辛い…しんどい…」気持ちだけが胸に残る。
その「辛い気持ちだけが残った状態」が漠然とした不安の原因になっているのだと推測しました。

※wais検査はその分野高くても低くても、生活上問題が発生することがあるそうです(5ちゃんねる参照)。なので一概には言えません。
きっとワーキングメモリーが高くても感情の言語化が難しい方もいらっしゃるんでしょう。。
(知らんけど)


3. 脳内騒音

これもまたADHDの特性で、いわゆる「頭の中がうるさくて集中できない!」というあれです。
これがあると、まず自分を感じるのさえ困難になります。気持ちは焦っているのに、陽気な音楽が脳内再生している…なんてことだったら自分の気分は全くわからないでしょう。
このような原因で理由も分からずに不安になっている可能性があります。

自分の不安を言語化しよう(次回予告)

このような漠然とした不安を言語化して知る方法を見つけました。

次の記事に続きます(._。)
閲覧ありがとうございました。

引用した記事↓
「やろうと思っていることが達成できない」──ADHDの私があなたに伝えたいこと忘れ物が多い、課題が間に合わないなどの「不注意」症状と、じっとしていられない、落ち着かないなどの「多動性・衝動性」症状を特徴とするADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)。この症状のあるUK版『VOGUE』のエディターが、“誰にでもある失敗の数々”から感じてきたことや、真の理解を深めることの重要性について思うことを赤裸々に明かす。

www.vogue.co.jp

引用の引用(バークレー博士)動画↓
The Importance of Emotion in ADHD Dr Russell BarkleyPresentation slides available on Google Docs: https://drive.google.com/file/d/0B885...Presented at Lynn University on August 1, 2015. Transitions is an annu...

www.youtube.com



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