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部下メンバーを観る際の盲点

こんばんは。
お忙しい中ご覧いただき、ありがとうございます(^^)

さて管理職のみなさまは、普段、指示待ち・受け身などの行動や姿勢を直して欲しい部下メンバーの事は、とても良く観てアドバイスや指導など、丁寧に対応されていると思います。
では、あまり働きかける必要がない、できるメンバーのことはどれだけ観て理解しているでしょうか
今回は私の反省ですが、そんな気付きについて書きたいと思います。

本日は、会社で「お客さま本位、CX」に関する研修がありました。
研修内容は結構ありきたり(笑)の話だったのですが、講義の中である企業の実例として、
✔2割のお客さまが売上の8割を占める、パレートの法則に当てはまる状況
✔だが優良顧客(会社のファン)だと思っていた2割の内半分は、実は「他社に乗り換える手続きが面倒」という理由で継続顧客となっていた。
✔そしてお客様がその面倒くささを乗り越える動機付けのあるサービスを他社が提供し始めたら、ファンだと思っていた優良顧客が半分になってしまった!!
という話がありました。

この話を聞いて、私の頭をよぎったのが、普段、能動的・積極的に自ら考えて行動する好ましい姿勢のメンバーのことでした。
もちろん中には、何をモチベーションとし、どんな価値観で、当面のキャリア目標は何か、等とてもよく理解しているメンバーもいます。
でも、実はよく理解していないメンバーもいるな~と、その時に気付いてしまい、研修は余計に上の空(焦)

みなさまはそんな事は無いですか?
普段はどうしても直して欲しいメンバーのことばかり考え、アプローチの試行錯誤にエネルギーを使い、できるメンバーは放っておきがちでは無いでしょうか
できるメンバーは自分の想定の範囲内の価値観、モチベーションを持っていると思い込んでいないでしょうか

実は今年の5月末に、姿勢も行動も良く将来に期待が持てる若手メンバーが退職し、理由は本当に家庭の事情でした。でも休職という選択肢もある中で退職を選択したのは、私が彼に対して、この会社この部署で働く意義や価値、メリット、リターン等を提供できていなかったのではないか?
彼のことをどれだけ理解していただろうか?と悲しいことに今頃になって思うのです。そして私が彼の価値観に合う働きかけができていれば、もしかしたら結果が変わっていたのではないか?と仮定の話なのに反省の念が止まらない・・・・(悲)

なので、明日からは、自分で考え自分で動ける能動的・積極的な姿勢のメンバーへの思い込みを外して、業務以外のコミュニケ-ションをとる機会を意識して増やし、もっと解像度を上げて理解したいと思います。

以上、反省です^^;

みなさまの中に、もしも心当たりのある方がいらっしゃったら、後悔先に立たずです。私のような思いをしないことを願っております。

この内容が、みなさまに何かしらお役に立てれば幸いです。
では!また!

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