【続編】管理職の日常：退職希望者が改めて考えた結論とは？

ろくでもない息子。
と言っても私の息子のことでは無い。私自身が十代の頃のことだ。
高校生の夏休み、両親に連れられ姉も一緒に旅行に行く。家には私一人。
もう楽し過ぎて天国だった🤩

真面目で厳格ぶっていた父は実はエッチなビデオ(裏)のコレクター（笑）
隠し場所を知っていた私は旅行の日に合わせ、一部の友人に
「8月X日上映会やるぞ❗」と伝える。
すると友人から友人へ、そのまた友人へと話は止めどなく拡がり、当日は一晩中バイクが入れ替わり立ち替わりで何人来たかわからない（爆）
当時はネットも無い時代、エロを求める男子高校生のエネルギーは計り知れず、動画で拝めるわずかなチャンスに皆文字通り群がったものでした😁

今日から妻と軽井沢に行ってきます。
子供は誰もついてこないけど、家がガキの溜まり場になることは無さそう。
知らないのは親だけかもしれないが😅

くだらない前置きが長くなりました。
本題は前回の続編です。

＜前回の概要＞

◆職場のNさん(ほぼ40歳、子二人）から、会社を辞める申告を受けた。
◆転職先や理由を聴くと、かなり不可解で違和感しかない。
◆言語化できない想いを引き出し背中を押すつもりで掘り下げて聴くと、
◆なんと！お金に困って退職金が目当てという、びっくりな理由が。
◆転職は根本的な解決にならなそうで、また家計の収支を見直す必要がありそうなので、改めて奥様と話すことをお薦めし、結果を待つことに・・・

ご興味があればこちらもご覧いただけると嬉しいです（前回記事）
　↓　↓　↓

＜前回は書きませんでしたが、実は・・・＞

退職金狙いという話が出てきた後、Nさんにはあくまで参考情報として上で、色々な話をしました。
・自分の知ってる退職(転職)者は、半数以上がその後も数回転職している。
（恐らくより良い条件を狙っているか、そうでもしないと昇給が遅いから）
・自分も親に金を借りようとしたことがある（断られたけど💦）
・子供の受験を言い訳にして夏の家族旅行を数回行かなかった事がある。
　（本当は金が無かっただけ）　
・かれこれ２０年同じ車に乗り続けている。（節約例）
・社食や外食しないで、いつも手弁当の管理職がいる。（節約例）
・奥さんに言いにくい話をする時は、なぜか車の中が話しやすい（笑）

中には立場上、本当は言ってはいけない話もしました。
・日雇い肉体労働バイトなら、日銭がもらえて副業もバレない方法がある。
・合併後、残業規制が緩くなったので、残業代増やすのが手っ取り早い。
・部署が違えば生活残業している人が一定数いる。

要するに、みんなお金の面でそれなりに大変な思いをしているし、会社の中もキレイでスマートなことばかりでは無い、ということをお伝えしたのです。

＜Nさん家族会議の結果は・・・＞

話を引っ張ってすみません。
職場なら「結論から先に！」って怒られちゃいますね💦

昨日、モヤモヤしながら待ち続けたNさんからの回答がありました。
内容はいたってシンプルに
「現職のまま続けることなりました。相手先にはお断りを入れました」と。

私は思わず「ありがとう」と応え、目頭が熱くなってしまいました。
なんで？自分でもよくわからないのですが、たぶん「わかってくれた」という安堵感だったと思います。

奥様とどんな会話をしたのか？反応はどうだったのか？
本当は色々聞きたかったのですが、自分から話さなかったので、
そのままにしておきました。

これからはNさんの成長に、一層チカラを入れてサポートしたいと思いますが、今回を機に一皮剥け、わかりやすい優等生像に縛られない、ある意味では開き直ってノビノビしたNさんの姿を観たいと心底願っております。

二回に渡りお付き合いいただき、ありがとうございます。

では、行ってきま～す(^^)

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