藤本紘士

文学同人誌『白鴉』で純文学小説を書いてます。たまに詩も書きます。ロスジェネ世代の非正規…

藤本紘士

文学同人誌『白鴉』で純文学小説を書いてます。たまに詩も書きます。ロスジェネ世代の非正規労働者。 こちらでは掲載作品をアップしたりブログを書いたりしています。 
 さいきん、ポエトリーリーディング修行はじめました。

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ご案内──過去の記事、経歴と作品

藤本紘士 Fujimoto Hiroshi 후지모도 히로시 文学同人誌『白鴉』を中心に純文学小説を書いています。 詩もたまに書きます。 ロスジェネ世代の非正規労働者。 もうすこし詳しい略歴と作品はこちら 過去のブログ記事はこちらから これまで評価を受けたメディア 『朝日新聞』『神戸新聞』『図書新聞』『週間読書人』『文學界』『樹林』『全作家』『文芸思潮』『文藝』『三田文學』『季刊文科』『詩人会議』『文芸たまゆら』『文学+』 第8回まほろば賞特別賞受賞 SNS twitt

    • タルオルムTシャツと『反省しない犬』vol.4通販開始と『吟醸掌篇』vol.4と『季刊文科』と秋号と

       世宗学堂へ行くのに今回もGoogleマップの指示通りに行動してみていたのだが、やはりあの天満駅から向かうルートはあまり適切ではないと思う。韓国人である講師に媚びるために劇団タルオルムTシャツを着ていったところ、褒めていただいた。何をやっているのだ。  先日の文学フリマ大阪にて売り切れていた『反省しない犬』vol.4の通販が開始されました。どうぞよろしくお願いいたします。私の掲載作品「おいしいオレンジジュースの作りかた」はごく短い作品ですので、たいへん読みやすくなっておりま

      • 世宗学堂と韓国語講座と学美神戸展と文学フリマ大阪とバイブスと

         7日、世宗学堂の韓国語教室初日。時間ぎりぎりに到着。受講生3名。平日働いているのは私だけのよう。なんとかつづけていきたい。終了後、急いで阪急梅田から王子公園駅へ。在日朝鮮学生美術展 神戸展。今回も良作揃い。「押し寄せる」などは私も好きなゲルハルト・リヒターを思わせる手法で、これからの創作が楽しみ。すくない知識でこんなこと書くのもどうかとは思いますが。1時間足らずしか時間がなかったのでゆっくりはできなかったが、いい時間を過ごせたと思いますよ。  8日、いよいよ文学フリマ大阪

        • 『反省しない犬』委託販売と文学フリマ大阪用フライヤーの完成と眼科と視能訓練士と老眼鏡と

           前の記事より進展があったことが2点ございます。  ムージルの「ハエ取り紙」を目指した、「おいしいオレンジジュースの作りかた」という短い作品を寄稿いたしました『反省しない犬』vol.4ですが、無事に完成し、寄稿者である両目洞窟人間氏のブースにて委託販売されるようです。ブースは「け-34」。氏の発行物ともども、よろしくお願いします。こちらで冒頭がちょっと読めますよ。  フライヤーがついに最終形態。  ブース番号を入れたり、とある場所で使っているレコード2枚使いDJのカットを入

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        • タルオルムTシャツと『反省しない犬』vol.4通販開始と『吟醸掌篇』vol.4と『季刊文科』と秋号と

        • 世宗学堂と韓国語講座と学美神戸展と文学フリマ大阪とバイブスと

        • 『反省しない犬』委託販売と文学フリマ大阪用フライヤーの完成と眼科と視能訓練士と老眼鏡と

          白鴉例会とコラージュ風フライヤーと『ルックバック』と『桐島、部活やめるってよ』と関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典へ行きたかったことと韓国語教室と『ウェルギリウスの死』とベルンハルトと

           24日、白鴉例会。2作。ラジコのタイムフリーがあるじゃんと言うのを忘れていたなとあとで思う。その他いろいろ。  終了後、焼き鳥屋。『百年の孤独』の次は何がいいかと問われ、『予告された殺人の記録』を推薦。あとあと、その中に『百年の孤独』の登場人物の名前が出てくると知り、そんなことはすっかり忘れていたが、『純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語』や『族長の秋』ではなくて『予告された殺人の記録』にしておいて正解だったなと思う。もちろんもともとわかっていたというこ

          白鴉例会とコラージュ風フライヤーと『ルックバック』と『桐島、部活やめるってよ』と関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典へ行きたかったことと韓国語教室と『ウェルギリウスの死』とベルンハルトと

          PCR陽性とcovid19罹患と白鴉外部合評会と24分42秒と自作についてと井上光晴とイェリネクとコロナビールで乾杯と

           先月26日夕刻にPCR検査陽性。covid19罹患。これにより28日に予定されていた白鴉外部合評会は欠席することに。私の作品分の合評の様子を録音して送ってほしいと依頼していたところ、24分42秒の音声データをいただく。今日までに5回ほど聴取。10代目井上光晴です、ごきげんよう。クローズドの場でのものなので詳細は省くものの、noteで公開されているものについてはご紹介します。コクラン氏によるものです。「現代的な作品」いただきました。  これらの箇所は完全に意図してものでした

          PCR陽性とcovid19罹患と白鴉外部合評会と24分42秒と自作についてと井上光晴とイェリネクとコロナビールで乾杯と

          作品の感想諸々と文学フリマと『白鴉』33号と34号と劇団タルオルムと『島のおっちゃん』とマダン劇と

           『白鴉』34号に掲載されている「メッツェンバウムは届けられた」について、感想がぼちぼち届いてきております。古井らじか氏のブログや、吉村萬壱氏のツイート。そしてさいきんtwitter上で再会した、mixi時代に東京でお世話になったかたのツイート。あのときはたしか新宿の「どん底」に連れて行ってもらいました。  そして『後藤明生の夢──朝鮮引揚者の〈方法〉』(幻戯書房)の著者である東條慎生氏からは『吟醸掌篇』vol.4に掲載された「鳥の餌を盗む」のご感想をいただいております。  

          作品の感想諸々と文学フリマと『白鴉』33号と34号と劇団タルオルムと『島のおっちゃん』とマダン劇と

          白鴉例会と「鳥師」とオープンマイクと詩人と暴力性以上の破壊性と

           22日、白鴉例会。雨。2作。つげ義春氏の「鳥師」のようなことを言う。映画『ザ・ホエール』も思いついたけど、こちらは説明が面倒くさい。私も水晶浜には20年ほど前に行っていたのだった。バイクで。終了後、呑みに行かず解散。近所のスーパーの閉店時間までぎりぎり間に合ったので、翌日のすき焼き用の肉を買い足す。  来月はいよいよ外部合評会。いつまでも変に緊張する。順番的にいちばん最後なので、それまでで盛りあがりすぎて時間がなくなってくれることを祈る。  『ダンジョン飯』全巻を徹夜で読み

          白鴉例会と「鳥師」とオープンマイクと詩人と暴力性以上の破壊性と

          『反省しない犬』と『白鴉』とオレンジジュースとバームクーヘンと『マッドマックス:フュリオサ』と『SCRAPS』と『映画雑談』と

           8日の早朝、かねてより言っていた原稿を送信。3枚分だったものを白鴉での合評を経て4枚分に。真の締め切りまでに増えるか、どうか。アイスコーヒー発行の『反省しない犬』vol.4に載ります。9月8日の文学フリマ大阪にて初出し。前回、vol.2では「変身/変心」というテーマで「クエット」を発表しましたが(これがのちに「鳥の餌を盗む」になる)、今回のテーマは「黒い文学」ということで、社会及び精神の黒い側面に焦点を当てた作品の特集ということです。私の作品、だいたいそうじゃね、ということ

          『反省しない犬』と『白鴉』とオレンジジュースとバームクーヘンと『マッドマックス:フュリオサ』と『SCRAPS』と『映画雑談』と

          5月30日の練習「ワインの染み」

          5月30日の練習「ワインの染み」

          5月30日の練習「ワインの染み」

          5月30日の練習「ベンチはどこへ行った」

          5月30日の練習「ベンチはどこへ行った」

          5月30日の練習「ベンチはどこへ行った」

          5月30日の練習「フランツ・ロゴフスキは知らない」

          5月30日の練習「フランツ・ロゴフスキは知らない」

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          5月30日の練習「うしなわれた椅子」

          5月30日の練習「うしなわれた椅子」

          5月30日の練習「うしなわれた椅子」

          白鴉例会と34号発行と「メッツェンバウムは届けられた」とサイゼリヤと赤ワインと

           25日、16時より『白鴉』34号の発送作業。印刷所切り替えによって、はじめての印刷所。到着した現物を見て、ようやっとひと仕事終えた実感。表紙の紙色が思っていたのとは違っていたが(青いって言われてなかった気がする)、まあ、悪くないなということで。私の作品も最期に載っています。「メッツェンバウムは届けられた」というタイトルです。各種SNSのDMやメールでお問い合わせいただければ、頒価500円+送料手間賃200円で私から直接買えます。9月8日の文学フリマ大阪に白鴉も出店しますので

          白鴉例会と34号発行と「メッツェンバウムは届けられた」とサイゼリヤと赤ワインと

          『白鴉』34号

           2024年5月25日発行の『白鴉』34号に「メッツェンバウムは届けられた」を発表。  『季刊文科』2024年秋季号・97号の同人雑誌季評にて取りあげられる。 この号での編集後記  なぜ自分が反差別の立場にいるのか。もしくは差別すること、差別そのものについて批判的な視点を持ちえているのかということについて考えることがある。  もちろんこれまでいかなる属性への差別心も持たなかったわけでも、そのようなふるまいをしてこなかったわけでもなく、いまでも注意するべき点があることを自覚

          『白鴉』34号

          『白鴉』34号の入稿と投げ銭制に憧れる心と9月の文学フリマとボイトレあと1回で終了と

           5月3日、ようやく『白鴉』34号の最終稿を印刷会社に入稿。諸々の雑用が残っていたり、いろいろあるけれど、何事もなければ25日に発送作業となる。現物が発送作業現場に無事届くまではまだまだ解放された気分にはなれないが。歯医者も25日でなければならず、キャリーバッグを持って歯医者に行くことになりそう。私の作品「メッツェンバウムは届けられた」はいちばん最後に配しております。購入予約もさっそく一部入っております。受け付けはじめております。メールなりDMなりください。頒価500円+送料

          『白鴉』34号の入稿と投げ銭制に憧れる心と9月の文学フリマとボイトレあと1回で終了と