白鴉例会と日曜日と反復と文フリ大阪と「死を肖像する」鄭梨愛×金セッピョルと『アルプススタンドのはしの方』と同人雑誌季評と

 29日、日曜にやることになって初の白鴉例会。朝一の会で『ナミビアの砂漠』を観て、ニコニコで映画館を出てモスバーガーに入り、3日連続でいい映画を観たなあとそれぞれの内容を反芻していたらそろそろ行ったほうがいい時間になって出発。一時間ほど早めに着いて、とある企画展で時間を潰す。反復。そう、反復なんだよ、ガンベッティ君開始。3作。次号の予定を調整する宿題を得る。自作品の合評、11月とともに2月も追加。なんとか完成したい。そして次号に載せたい。
文フリ大阪の際に、吉村萬壱氏から作品を褒められたツイートを利用しまくった話が出たが、ちなみに私が毎年この時期になると出すのが伝説の『文藝』2017年秋号である。惜しむらくはこのときと筆名が違う。なにしろ尾本善冶、まともに書ける人いない。藤本紘士でさえけっこう怪しいけどな。どうなっているのだ。文フリの様子は前々回の記事に書いておりますよ。
 終了後、明日の弁当作ったりしなあかんしな、と帰ろうかと思ったが、結局、呑み会参加。『ナミビアの砂漠』で盛りあがる。ただやはり、次の日遅出か有休じゃないと厳しい。

垂水区塩屋のUMUで開かれた「『死を肖像する』鄭梨愛×金セッピョル──文化人類学とアートの協働がひらく地平」がとても印象的で、こんどの作品も影響されているのかもしれない。まだ1行も書いてませんが。横たわっている女性の傍らに蝉の死骸が転がっている絵がとくに記憶に残っておりますよ。

 twitterでとある人に高校演劇の『アルプススタンドのはしの方』流しながら記事書いてて、元の台本から会話の積み立てかたがうまいなと思う。なんとなく映画のほうの予告編も観た。映画もいいけどやはり演劇のほうも元々レベルが高いなあと。

前の記事で紹介した『季刊文科』の同人雑誌季評にて谷村氏が言及していた日上秀之『はんぷくするもの』が気になったので、『吟醸掌篇』の先輩でもある久栖博季氏の本も出たらしいので一緒に購入


さいきん読み終えた本
梁永厚『戦後・大阪の朝鮮人運動 1945-1965』(未來社)
梶村秀樹『解放後の在日朝鮮人運動』(神戸学生・青年センター出版部)
井上光晴『小説の書き方』(新潮選書)

さいきん観た映画
『人狼』(押井守)塚口サンサン劇場
『ベイビーわるきゅーれ──ナイスデイズ』(阪元裕吾)MOVIXあまがさき
『犯罪都市──PUNISHMENT』(ホ・ミョンヘン)大阪ステーションシティシネマ
『ナミビアの砂漠』(山中瑶子)MOVIXあまがさき

さいきん観た展覧会
「『死を肖像する』鄭梨愛×金セッピョル──文化人類学とアートの協働がひらく地平」(UMU)
「くりかえしとつみかさね2──大阪府20世紀美術コレクションと現代作家たち」([enoco])


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