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あけましておめでとうございます/風の時代に生きる。

noteユーザーのみなさま、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

スピリチュアルなことはまったく詳しくないのですが、2023年は本格的に「風の時代」が始まると言われています。

これまでは約200年以上にわたり「土の時代」とされ、目に見える物質的な価値に重きが置かれていたことが特徴の一つで、「お金・学力・肩書・資格」等がものをいった時代でした。

言われてみれば産業革命をはじめとする大きな変革があり、富や名声の集積が成功者のステイタスとされてきた価値観のもとに生きてきたように感じられます。

これから本格的に始まる「風の時代」は、「個人の自由と権利・平等性」を強く求められる時代とされ、これまでの価値観とは真逆となり、「目に見えないものに価値が置かれる時代になる」そうです。

代表的な出来事といえば、コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが急速に一般化したことやモノを持たずにサービスとして利用するサブスクビジネスが定着化しつつあることなどもこの風の時代の一端を象徴しているのかなと感じられます。

違う表現をすれば、
・有形から無形へ
・所有からシェアへ
・固定的から流動的へ
・物質的から精神的へ
・全体から個へ
こうしたものが風の時代の価値観の根底にありそうです。

価値観に変化が生じるのであれば、働く場所や時間にとらわれない働き方、必ずしも出世や昇給などがビジネスパーソンとしての成功とは限らないことになり、自分の好きなこと、得意なことを活かしてそれを発揮する時代なのかもしれません。

きっと、個人レベルで情報や知恵、経験、心に響くメッセージをより多くの人に届けられる人が風の時代では活躍しそうな気がします。

逆に言えば、土の時代の価値観にとらわれているとこの時代の変化に対応できないことになってしまう訳です。

そういう意味ではnoteユーザーの皆さんはまさに風の時代に沿った生き方を選択されている方々が多いように日々さまざまなジャンルの投稿を拝見して感じています。

私自身は相変わらず「ナンバー2育成」というニッチな分野において仕事を深めていきたいと考えていますが、そこでも働く人たちの価値観や意識の変化を敏感に感じ取り、従来のマネジメント手法などの転換にも留意しないといけないなと思っています。

ただ、変化を感じる一方で、これまで以上に人間の営みに関する不変の原理原則というものが見直されるだろうとも考えているので、趣味の領域だった中国古典の学びを体系化してお伝えできる努力を一層しないといけないと感じています。


年始にあたり思うことをまとまりなく書き連ねてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

2023年元旦
株式会社コナトゥスマネジメント
代表取締役 平原孝之