お金のワークで気づいた、私に必要なもの【牡牛座満月のワーク】

参加しているコミュニティ『星たちのランデブー』の満月ワーク。

今回のテーマは「お金や豊かさについての手放し」で、
奇しくも満月翌日がzoomでの定期ミーティング。
その時にお金に関するワークをやりましょう、となっていた。

そして、参加してみたら、何と参加者、私、だけ！笑
というわけで、贅沢にもソロワークを受けさせてもらい、
久しぶりに重たい気づきがあったので、このことについて書こうと思う。

お金のワークで気づいた、無意識の価値観

まずは、「お金があったらやりたいこと」を列挙した。
全部は書かないけど、こんな感じで思いつくことをつらつら書いていく。

・旅行に行きたい。
・美味しいものを食べたい。
・生活の中に「良いもの」を取り入れたい。
・お金がネックになる生活をやめたい。

そしたら、これらを抽象的に表現できる言葉を探す。
私はすでにここでつまづき、全部が集約する言葉なんてないぞ、と焦っていたのだけど、MERUMOさんとの対話の中で出てきた言葉がすごくしっくりきた。（これ、絶対1人じゃ見つけられなかったな〜）

それが『自己愛』という言葉だった。

そしたら次は、この『自己愛』を感じるためにできることって何か、
「できるだけお金を使わずに自分を愛する方法」は何かを考えた。

この段階で、自分からは何も、1つも出てこなかった。
思いつかないというより、例えば
・お風呂にゆっくり入る　とか
・しっかり保湿してあげる　とか、思いつきはするのだけど
「いや、お金かかるな？」と思ってしまい、出てこないのだ。

私の中で、「自分を愛するにはお金が必要」というか「お金を使うことで自分を愛せている」という思い込みがあったことに、初めて気づいた。
確かに、自分の経験や喜びにお金を使うことには躊躇はないし、
上にあげたようなことも、「お金がかかること」と認識してしまうわけで。
自覚した瞬間に、心の奥がずしっと重くなった。無自覚って怖い。

これから

そうか、お風呂にゆっくり入ることも、しっかり保湿してあげることも自分を愛することでいいんだ、とわかり、
そうしたらほかにも浮かんできた。

・時間をかけて料理をする
　（じっくりコトコト煮込むとか、オーブン料理とか）
・休日は寝たいだけ寝る
・部屋をきれいにする
　（部屋が散らかっている時の「自分を蔑ろにしている」感はすごい。
・豆からコーヒーを入れる

まずは「お金」と「自分を愛すること」は切り離して考えていくこと。
心に浮かんだ感情や感覚をそのまま赦すこと。
そして、自ら課していた制限を、ネジを緩めるように緩めていくこと。

制限については、最近よく出てくる「スティッチ」の話で、
何でそんなに憧れというか、いいなぁと思うのかな、と話していて、
「私がやっちゃいけないと思っていることを平気でやらかして、それでも可愛いとか面白いとか、好意的な印象を与えているから」かな、と思った。

例えば、夜中にこっそり冷蔵庫の中のものを食べる描写はクスッとするけど、その後いいなぁ、と思う。
それは自分の中で「夜中に食べてはいけない」という制限があって、
なぜなら「夜中に食べると太っちゃう」から、だったりして、
つまり「太ってはいけない」という制限があるわけだ。

そういえば、昨今の引きこもり生活で、正直太ってしまって、
でも美味しく食事したい、だからヨガで運動しよう、でも痩せないな、
という感じで、それがすごく劣等感というか、「私ってだめだ」みたいな気持ちになっていた。
これも「太ってはいけない」という制限によって、「太っている自分はダメだ」と思っていたってことだよね。

他にも、洗濯物の中からブラジャーを取り出して被っているスティッチがものすごく可愛いのだけど、
普通に考えて、ブラジャー被って可愛いと言われる生き物、いる？？？
（後は、クレヨンしんちゃんくらいかな〜なんて話していたけど、他にいたらぜひ教えて欲しい）

これも「品のないことをしてはいけない」とか「恥ずかしい格好で人前に出てはいけない」とか
もっというとどこかで「お洒落でいなければならない」と思っているんだなと気づいた。
よくお洒落だね、って言ってもらえることがあるんだけど、それがいつしか「そうでなければいけない」「そうでなければ（自分に）価値がない」と思っていたんだな。

こんな感じで、制限について話していたら、
「夜中にガッツリ炭水化物、やってみたら？
意外とやってみたら、こんなもんか！ってなるかもよ」
と言われて、
昨日の夜遅くに、私にとって禁断の食べ物、カツ丼を食べてみた。

こんなにドキドキしながらカツ丼食べたの初めてだし、
実際、食べてみたら半分でお腹いっぱい、満足！ってなったし、
半分でやめてみたら、今朝起きてもそこまで胃もたれしていない。
本当に「なんだ、こんなもんか！」と思った。

きっと、「お金をかけずに自分を愛すること」も、
「自分に課している制限を緩めること」も、
今日にでもできることがたくさんあるんだろう。
今日はじっくりコトコト煮込み料理を作って、
ダサい格好で外出してみるのもいいかもしれない。

お金、と言いつつ、もっと根底にある価値観に気づき、手放すためのワークになった。
そしてやっぱりまだまだ自分だけでのワークには限界があるので、人の手を借りることも、グループでやることも大事だな〜と改めて感じたワークだった。

（実はこの定期ミーティング、用事があって欠席予定だったのだけど、
朝目覚めて、ふと「いや、今日はミーティング優先しよう」と思い立ち
元々の予定をリスケしてたんだよね。本当にそうしてよかった。直感は馬鹿にできないな。）