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宇禰 日和
2020年2月20日 05:12
きみが愛を語る日はいつもかなしいひたむきに生きてきた両腕を真っ直ぐに伸ばす仕草が太陽まで届かないことを知っている横殴りの白線のような傷跡向き合わなければならないのは生と死 どちらなのか小さな窓のある部屋で外の雨を眺めよう守られていることに鈍感になり鳥が撃ち落とされるきみは甘いキャンディになるんだよなにもかも全て忘れてしまって適切な体温の中、溶けていくのをゆっくりと感じとれば
2019年12月23日 01:38
今夜はたくさん星が落ちてくるからってふたりで青山のイルミネーションをこの世から断絶した暗闇は男も女もわからなくなる最初から何も見えないまま出会えばよかったんだって、眼球ごとすり潰して、醜いほど美しい曲線を持つきみの横顔、隣合わせ香りだけ嗅ぐ犬のようなあなたは友達だからっていつかきみが話してくれたきみは男の人と手を繋いでいて笑うと、きらきらきらきらきらきらきらきら男の人はみな一様に顔