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原油がマイナス価格、私たちの生活にどう影響する?

数日前、ネットニュースで「原油価格マイナス」について大きく取り上げられていた。これが意味すること、私たちの生活にどう影響するのかについて考えてみた。

▼「原油価格マイナス」とはどういう状態??
文字通り原油の価格が、マイナスになっている状態のことを指す。原油を売る側が、お金を払ってまで原油を売ることになる。買う側からすれば、原油を買えば、お金まで貰えるという、おかしな状態。
このような史上初の異常事態に陥った原因もパンデミックによる飛行機の運航停止や車移動の急減、国際貿易の停滞で原油需要が激減したためである。

▼需要が減っただけで、マイナス価格になるの??
原油価格がマイナスになった要因は、単に需要が激減したからだけではない。原油の貯蔵余地が十分にないことも要因の一つとして言える。
「原油が売れなければ、売れる時まで保管をしておけば良いのでは??」とニュースを見たとき思いました。しかし、貯蔵施設には限りがあり、5月半ばには満タンになる見通しになっている。そのため、貯蔵できない可能性のある原油を抱え込むことを避けようと売りに急いだが、買い手がほとんど現れなかったため、価格が急落したのだ。
「貯蔵スペースに限りがあるなら、原油を掘り出すのを止めたら??」とも考えたが、そんな簡単な話ではないようだ。沸く温泉を止めることができないように、原油を止めることもできないようです。

▼私たちの生活にどう影響する??
原油価格がマイナスになることで、生活必需品に関わってくるとすればガソリン。ただし、原油価格がマイナスになるからといって、ガソリン代が同じくマイナス価格、無料になる訳ではない。私たちが購入するまでにも、貯蔵費用や原油を運ぶ運送費、ガソリンスタンドを運営している会社の運営費、また税金もかかっている。それらを加味した上で売り出されることを考えれば、ガソリンが無料になることはまず考えられないだろう。しかし、ガソリン価格が下がることは間違いなさそうだ。場所によっては、既にレギュラー100円を切っているところもある様子。かと言って、外出を自粛しているいまとなってはあまり喜べる話でもない。

今回の話に限ったことではないが、コロナ終息後のことを考え、世間の新しい動きには常にアンテナを張っていきたいと思う。

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最後まで読んでいただきありがとうございました
自粛モードで苦しいこともあるかと思いますが、いまだからこそできることをしていきたいと思います

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