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チーム力をあげる上司のコミュニケーション

若手社員の成長は、組織にとって将来の成果に直結する重要なことであり、多くの上司、先輩が悩んでいることでもある。

相手のことを成長を願って指導しようとコミュニケーションを取っても、それが逆効果になる場合もある。

今回は「部下の成長を止めてしまう上司のコミュニケーションとは??」
というお話です。

結論
否定は部下の成長を止める

世の中には、様々な教育論・育成論が存在しています
しかし、「相手を否定して能力を伸ばそう!!」

なんていう育成論は見たことがない
むしろ存在しないと信じたい

では、なぜ否定することが成長を止める要因に繋がるのか??

それは、
否定された時点で考えることをやめてしまうから

少し例をあげます

例①
法人営業の現場にて、
先方担当者へ初めて商品の紹介をする商談終了後、上司から部下へのフィードバックの場面にて...
上司:「なんで初めての面談なのに、もう値下げの話をしたんだ??」
部下:「先方の担当者が値段の話に興味を示されていたので、、」
上司:「それでもまずはメーカー希望価格で交渉するのが普通だ。次の商談からは気をつけるように」
部下:「はい。すみません。以後、気をつけます。」

この上司のコミュニケーションは、自分の考えをただ強引に伝えているだけです。
これでは部下も納得いかないでしょう。

そしてなにより、自分の考えを否定され、違う意見を言われた側はそれ以上、考えることをしません。

次のパターンではどうでしょう...

例②
上司:どうして初回から値下の話をしたんだ??
部下: 先方の担当者が値段の話に興味を示されていたので、、」
上司:確かにそうだな。ただ、違う提案方法もあったのではないか??どうだろう??
部下:うーん、そうですね、、

この会話では、部下の意見を否定することなく、違う考え方はなかったのか??
と諭すようなコミュニケーションを取っています

部下も違う提案方法があったかを考え直し、もしかすると、別の提案方法が出てくるかもしれません。

逆に、例①のコミュニケーションでは、違う提案方法はうまれません。むしろ、また次の商談で値下げの話をしてしまうのがオチです。

相手の意見を否定し、自分の意見を言うことはとても簡単なコミュニケーションです。

ただ、部下の成長を考えているのであれば、否定することをやめ、変わりに「部下にどうすればよかったのか??」を考えさせることです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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