誰もが勘違いしている強いチームを作るコミュニケーションとは
部下や仲間のことは、
褒めて伸ばす??叱って伸ばす??
どうコミュニケーションを取れば成長を促すことができる??
というお話です。
結論
褒めずに、感謝を伝える
教育の世界では「ピグマリオン効果」という有名な心理的行動があります
※他者からの期待を受けることで学習や作業などの効果を出すことができる効果のこと
例えば、こんな実験がありました
ある教師2人にそれぞれ違うことを伝える
「成績が優秀な生徒を集めたクラス」の担任教師へ → 「あなたのクラスの成績は悪い」
「成績が悪い生徒を集めたクラス」の担任教師へ → 「あなたのクラスの成績はいい」
すると、「成績が優秀な生徒を集めたクラス」の成績は下がり「成績が悪い生徒を集めたクラス」の成績は向上したのです。
教師が生徒に対して出した態度を生徒たちが敏感に感じ取ったことで、生徒たちのパフォーマンスに変化が生じたのです。
この結果から「人は期待されたとおりの成果を出す」ということが実証されました。
「誰かの期待に応えたい!!」という
心理的行動は普段の生活や、仕事の場でもごく自然に起こっている。
人によっては、「褒めること」や「期待をすること」で成長を促そうとコミュニケーションを図っています。
つまり、成長を促すつもりで「ピグマリオン効果」を活用し、部下や仲間に「期待」を込めた声掛けや、大袈裟に「褒める」ことをしていることがある。
しかし、「褒める」コミュニケーションは、時と場合によってはとても危険である。
褒めるいうことは、
悪く言えば「上からものを言う」ということ
人によっては、それを良く思わないことがある
つまり、
良かれと思って褒めたことが、逆効果になってしまう
なんてことも...
例えば
いつも笑顔で場を盛り上げてくれる人に対し
①「いつも〇〇さんの周りは笑顔で溢れているね!!本当にすごいね!!これからも期待しているよ!!」
②「いつも〇〇さんの周りは笑顔で溢れているね!!〇〇さんがいるといつも場が盛り上がって本当に助かるよ!!これからもよろしくお願いします!!」
受け取り方は人それぞれ
①のように褒められてやる気を出す人もいれば、
逆にやる気を失う人もいる。
しかし、②のように具体的な感謝を言われて嫌がる人はいません。
「ピグマリオン効果」を効果的に活用しよう
とは、言いませんが
期待や褒めることよりも、「感謝の気持ち」を伝えることの方が互いに気持ちが晴れ晴れとするはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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