2021/11/15 上司のプチバトルに感銘

今日は仕事にて、上司のメールのやりとりをCc.付きで見ていたのでそれについて。

来る試作に関して、関連部署の部長さんから「このような試作もしてほしい」という要望が来ました。

試作チームでは、試作の製造条件を丁寧に切り分けて変更し、製品に影響のある要因を丁寧に特定しようとしていました。

かたやその部長さんは、製造条件の変更を組み合わせ、より最適な製造条件を見つけ出し、すぐに製造ラインに生かしたいとおっしゃっていました。

この試作をするそもそもの目的は、場当たり的に製造条件を決めてきたせいで最適化ができていないという大きな課題があるために、改めて製品に関わる影響要因を特定するというものでした。

ただ、部長さんのニーズは直ちに知見をモノづくりに生かすことであり、早く改善したいとおっしゃっています。

さあ、どうしましょう。。。

ぼくは試作チーム側なので前者の認識でいるのですが、このやりとりにおいて上司は役職ではないので、部長に上下関係を気にして本音を言えないのではないか。。

と勝手に想像していたところ、上司はズバッと言いました。

今まで「なんとか」物を作れる条件出しを優先した結果、原理がよく分からずにいるので、この試作の目的はその解明にあるのだと考えます。

。。。上司、かっこよすぎます。

上下関係を意識したかは分かりませんが、目的を見失わずに業務を遂行する姿勢、これにぼくは感銘を受けました!!

自分の業務範囲は決して広くはないですが、しっかりと方向性を見出して仕事を進めるように意識していきたい、と改めて思う機会でありました。


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