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ある勘違い

今日会社に行ったら社用パソコンが灰色に変わっていた。 今、使っているのは黒いパソコンだったはずなのに…。たしかに前のパソコンは灰色。それの調子が悪くなって新しいパソコンにしてもらったのが先月。 もしかしたらシステム周りの面倒を見てくれる人が、これまで使っていたものを修理して戻してくれたのかもしれない。最近は早く退勤しているし、自分が帰った後に取り換えてくれたのかもしれない。内線して手早く確かめてしまおうか迷う。いやいや、ほかの仕事で忙しいだろうし、自分で確認すれば済むこと

    • 買い物をしながら考えていたこと

      2021年は仕事に追われている間になんだか半分ほどが終わっていた。なんとか最近、一息つけるようになった。本当のことをいうと、やらなきゃいけないことが静かにでも確実に積もっていって、それがなかなか進まず毎日のどのあたりがつっかえるような感じがする。そしてやたらと夢を見る。自分がじわりじわりと追い詰められているのを感じるので、たまりにたまった買い物リストの品物を1つずつ入手することで自分をべたほめするという現実逃避をしている。今日は最近買ったものたちをざっと紹介しよう。 買った

      • 「〜しなきゃ」と思ったとたん嫌になる

        夏休みがやってきた。やりたいことがいっぱいある。映画、サウナ、洋服の整理、動物園、遠方に住む友人とのzoom、ランニング... 休みの日はいつもぐうたらしてしまいがちだ。昼前に起きてご飯を食べたら睡魔に負けて、夕方まで寝てしまい慌ててサウナか映画に行ったらもう1日が終わってしまう。 休みの日はだいたい今日はこれやりたいなぁ〜ということをよくリストに書き出している。 ・ゴミ捨て ・トイレ掃除 ・茶碗洗い ・サウナ ・〇〇の本を読み切る とにかく1個やったら、もう自分めち

        • ものぐさ太郎の独白

          どうしたら毎日学校/会社に行かないで生きていけるんだろうか。高校生くらいからずっとそんなことを考えている。 高校の頃、学校が嫌いだった。かといって親にそれを言えなかったので、なるべく校内の滞在時間を減らそうとしていた。それで普段通りに家を出るものの6kmほどの道のりを歩いて登校したり、病院に行くと言って部活をさぼったりしたこともあった。当時は「不登校」とまでなる度胸がなく、なるべく「ちゃんとした人」の範囲で色んなことから逃れようとあがいていた。 特に文化祭や運動会など行事

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        • 最高
          1本

        記事

          スマホに眠る化石

          ふとSafariのリーディングリストを開いてみると、遠い記憶がぶわーっと蘇ってきた。そこには大学1〜2年生頃に閲覧していたwebサイトがずらっと並んでいたからだ。 目をつけていたアルバイトの求人やクックパッドで調べた焼き菓子のレシピ、お気に入りのバンドマンのブログ....懐かしくて仕方ない。単純な情報としての記録だけでなく、ひどい時には朝方まで画面にかじりついて無為に過ごした怠惰な空気も一緒に詰まっていた。 思い返してみれば気に入ったサイトを片っ端からリーディングリストに

          スマホに眠る化石

          夢十夜 第一夜

          こんな夢を見た。 沿岸にいた。 地震があったわけでもなかったが、なぜか津波が来ることを自分は知っていた。じわじわと波が高くなっていくのを目の当たりにして心の中の不安も爆発的に広がる。そして、それは現実になった。 はじめは「え?」「ん?」と疑問に思う程度だった人たちも、人を飲み込むほどの高い波が来た瞬間悲鳴を上げてパニック状態に陥る。 ーーここで音楽ーー 自分も弾かれたように駆け出す。 会社は4階建てだが海辺なので避難先としてふさわしくないと判断した。ふと自分だけ津波

          夢十夜 第一夜

          ほやに思いを馳せる夏

          美味いほやでクイッと一杯どうですか、ラインでサークルの先輩を飲みに誘ったのは大学3年の夏だったか。結局飲みに行ったかどうか記憶はおぼろげだ。4、5人ほどで居酒屋に行ったがほやは食べなかった気がする。 どういうわけが毎年8月頃になると無性にほやが食べたくなる。先輩を誘ったのもおそらく夏休み中のことだったと思う。 それでも昔からほやを好きだった訳ではない。小さい頃はよく両親や祖父母がほや酢を食べていた。当時はそもそも酢の物があまり好きでなかったし、海臭くて少し苦い味にどこがい

          ほやに思いを馳せる夏

          いちご大福を食べて思い出したこと

          この間、会社帰りにいちご大福を買った。通勤途中の駅の中には月替わりのスイーツを売るお店があって、その駅で乗り換えをするのでいつも視界に飛び込んでくる。気合を入れていないと誘惑に負けてふらふらとショーケースの前まで引き寄せられて、気づくとプチ贅沢みたいな価格帯の甘味をススッと買って電車に乗っていたみたいなことが何度かある。普段だったらお店の前でじーっくりゆーっくり考えたのちに我慢しようと決めることができるのに、そのお店はホームのすぐ横にあるので電車が来てしまうと焦ってええい!あ

          いちご大福を食べて思い出したこと