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二刀流への道【Jリーグ】横浜FCvs浦和レッズ

代表ウィークがあったために2週間ぶりのリーグ戦となりました。レッズは代表ウィークにルヴァンカップがあったので中5日での試合となり、アウェイで横浜FCと対戦しました。

横浜FCは現在19位で残留争いを繰り広げていて、この夏に積極的に補強を行なっています。前回のリーグ戦での対戦では2-0でレッズが勝利しましたが、監督も変わり新たなチームとなっています。

レッズは前節の湘南戦で連勝は3で止まってしまいましたが、クリーンシートは3試合連続で継続中と守備が安定してきました。ルヴァンカップで川崎との激闘をモノにした勢いで勝点3が欲しいところです。


スタメン

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ホームの横浜FCは前節の柏戦からメンバーを4人変更。瀬古は前節の退場で出場停止、マギーニョは怪我で不在でした。3-4-2-1のフォーメーションを採用し、スタメンには前節得点を上げた渡邊はベンチスタートで新加入のサウロミネイロが1トップに入り、フェリペヴィゼウと松尾の2シャドー。高橋が安永とボランチのコンビを組み右WBに前嶋が入りました。

アウェイのレッズは直近の川崎戦からメンバーを3人変更。GKが西川、酒井が代表から復帰し右SB、岩波とショルツのCBコンビ、左SBに明本という最終ライン。ボランチは伊藤と柴戸がコンビを組み、平野はベンチ外となりました。2列目以降は川崎戦と同じメンバーでした。


試合内容

試合開始直後から両チームに決定機が訪れる。1分にレッズは左からのCKから岩波が頭で折り返し、酒井がボレーシュートを放つもクロスバーに当たりゴールとはならず。2分に横浜FCはフェリペヴィゼウが抜け出してクロス、サウロミネイロが合わせるも西川がセーブ。3分に今度はレッズの攻撃で汰木がカットインからシュートを放つもGK正面。15分に横浜FCは高木がドリブルでPA内まで運んでシュートするも西川がファインセーブで凌ぐ。29分に小泉のパスミスを奪った松尾がサウロミネイロへと繋ぎ、シュートを打つが西川がセーブ。34分に前線のプレスから小泉がボールを奪いクロス、1度跳ね返されるも再びクロスを入れ、最後は汰木が頭で合わせてシュートを流し込みレッズが先制。45+1に横浜FCは前嶋がワンツーからシュートを放つもショルツがブロックする。前半はアウェイのレッズの1点リードで折り返す。

HTにレッズは小泉を下げてユンカーを投入。49分に柴戸がPA内のユンカーへパス、DF陣と混戦になりこぼれたボールを岩波がシュートを打つもディフェンスに当たり枠を外れる。54分に横浜FCは高い位置でボールを奪いフェリペヴィゼウがシュートを放つもゴールから大きく外れる。58分に酒井の折り返しを江坂がシュートするも横浜FCの守護神ブローダーセンに阻まれる。直後の59分にも江坂が左足でシュートを放つも再びブローダーセンがセーブ。65分に酒井が背後に抜け出しGKと1vs1になるが酒井は切り返しを選択し戻ってきた韓にボールを奪われる。66分にクロスボールを西川がファンブルしこぼれ球を途中出場のジャーメインがシュート、これを西川がセーブする。88分に横浜FCのFKのこぼれ球をジャーメインがシュート、明本がブロックしたボールが大久保の前に流れてレッズのカウンター。大久保のパスをユンカーがシュート、ブローダーセンが防ぐもこぼれ球を大久保が冷静に沈めてレッズに追加点が入る。試合はこのまま終了しアウェイのレッズが勝利した。

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・試合ハイライト動画


・試合スタッツ

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+1人の重要性

・敵陣侵入
前半はレッズがボールを握り横浜FC人内でのプレーが多くなりました。横浜FCの5-2-3のプレスに対して2シャドーの背後のスペースを使いながらレッズは前進していきました。下の図のように左サイドで汰木や江坂が下りてきてボールを引き出して前進するケースが多くなりました。

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横浜FCが5-2-3でプレスをかける際にフェリペヴィゼウはシャドーの位置からショルツまで飛び出す必要があり、ショルツへのプレスがやや遅れていたことや、フェリペヴィゼウが飛び出した時に横浜FCの右WBと右CBのどちらが下りた汰木や江坂をマークするのか曖昧でした。その結果、レッズは簡単に敵陣まで侵入することができました。

・ゴール前の人数
レッズが横浜FC陣内まで運ぶと横浜FCは5-4-1のブロックに変形し、かなり引き気味で守ってきました。レッズは下の図のようにライン間に伊藤を加えて5人を並ばせて、そこから立ち位置を変えながらゴールに迫りました。

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3:44の汰木のドリブルからシュートした場面や、17:13の酒井がライン間にボールを入れて小泉がスルーから江坂とワンツーを狙うなど、あの手この手でゴールに迫ろうとしましたが、単純に横浜FCのDFの人数が多く、1人剥がしても他のDFがカバーにくるのでシュートまで持ち込めなかったり、クロスやシュートがブロックされるシーンが多くなりました。その結果、CKの数もいつもよりも多くなったと思います。

データ上でもブロックされたシュートの数は13本の内6本と約半分がブロックされています。またCKは15本もありました。(左が横浜FC、右がレッズ)

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5バックを「崩す」ことはやはり一筋縄ではいかないもので、攻めあぐねる時間が続きました。そんな中で、レッズは小泉のクロスから汰木のヘディングシュートで先制するわけですが、決め手となったのはゴール前の人数だと感じました。

江坂と小泉の前からのプレスでボールを奪い小泉が1度右足でクロスを上げましたが跳ね返されてしまいます。その間に横浜FCはゴール前に人数をしっかりと集めました。関根がクリアボールを拾って小泉に預けて、再び小泉がクロスを上げましたが、この時にレッズの選手がPA内に5人も入っています。注目はボランチの伊藤がこの位置まで上がってきたことで、横浜FCの韓と伊野波が江坂と伊藤をマークし、その奥の汰木がフリーになることができました。

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この試合を通して伊藤は積極的に高い位置にポジショニングしていて、+1人の効果が現れたシーンでした。これまではクロスを上げてもゴール前の人数が少ないことが多かったのですが、逆サイドの汰木や明本が絞ってゴール前に入り、ボランチの伊藤までゴール前に上がってこれたことで迫力が出るようになりました。


ゲームマネジメント

レッズは前半のポゼッション率では横浜FCを上回りましたが、後半は横浜FCの方がポゼッション率で上回る結果となりました。これにはレッズの90分を通してのゲームマネジメントが関わっているかなと思います。

・前半のプレス
前半はかなり積極的に前からプレスに行きました。下の図のようにボールサイドのSHを押し出して最終ラインがスライドする形でボールホルダーにアプローチをかけました。この時にボランチが横浜FCのボランチを捕まえてパスコースを無くします。

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1点目も江坂がプレスのスイッチを入れて韓からガブリエルにパスが出たところを小泉が奪いカウンターという流れでした。前半は前からのプレスを使って効果的に横浜FCに圧力をかけることができていたと思います。

・WBの対応
先程の図のように奪いにいく時はSHを3バックの左右に出して、WBはSBが対応する構造でした。奪い行かずにブロックを作って構える時には両SHかま両WBへ対応していました。

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横浜FCはロングボールを中心に中盤を省略した攻撃が前半は多くなりましたが、ワイドにボールが出た時にレッズはSBとSHで受け渡しながら対応することができていました。そして、プレスに行く時はしっかりとSHが前に出て、最終ラインを押し上げることができていました。

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・後半のプレス
一方で後半はプレスでハメた場面がほとんどありませんでした。これは運動量の担保が関係しているのかなと思いました。小泉が下がってユンカーが入ったことでプレスの強度ではやや落ちてしまいます。前からプレスに行って剥がされるとピンチに繋がりますし、プレスにいったエネルギーが無駄になってしまいます。ですので、ブロックを作って運動量を担保する狙いがあったのではないかなと思います。また、ユンカーが入ったことである程度横浜FCを引き出して、背後のスペースをユンカーが使う意図もあったと思います。後半に横浜FCにボールを握られる時間帯が増えたことは、選手が変わり違った特長や狙いを出していくためゲームマネジメントがあったと思います。

前からのプレスはブロックの外に誘導するような守備に変わり、下の図のように江坂がCBまで出ていかずにボランチをケアすることが多くなりました。ここでレッズの右サイドで問題が起きました。関根がガブリエルまでプレスに出た際に横浜FCの左WB(高木)がフリーになり、そこから前進されたことです。前半は高木まで酒井が出ていき、最終ラインをスライドさせることで対応していましたが、松尾がかなり外側にポジションを取って酒井をピン留めしたことで酒井が高木まで出ていけなくなりました。

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後半に83:10のような関根がプレスバックで高木の対応をする場面が2、3回ありました。関根の守備での奮闘もありそこまで右サイドから崩されることはありませんでしたが、右サイドの守備は上手くいっていませんでした。

それでも、今のレッズの強みは押し込まれてもブロックが崩れるシーンが少なく守り切ることができるところだと思います。クロスを上げられても跳ね返すことができることや、SB、SH、ボランチでサイドの守備を対応することができているので、CBがサイドに引き出される場面が少なくクロスの対応ができています。

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これでいいのか?

個人的に前半と後半ではレッズが狙いとしていたものが違ったと思います。前半はボールを保持しながら相手を押し込み、崩して点を取ることを狙っていたのに対して、後半は相手を引き出して背後にスペースを作って、カウンターから点を取ることを狙っていたと思います。これは決して前半はカウンターを狙わない、後半はボールを保持しないという訳ではなく、ただチームとして点を取るためのメインプランがそういったものになっただけだと思います。

・スタッツではパーフェクト
前後半のスタッツを見比べた時にボールを保持して敵陣に押し込んだ時間が長かった前半よりも、ポゼッションでは横浜FCに上回られたけどスタッツ的には後半の方が良い結果となりました。

《前半》左:横浜FC、右:レッズ

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《後半》左:横浜FC、右:レッズ

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レッズのシュート本数は前半6本、後半7本でボール保持に拘らなかった後半の方が多くなりました。また、被シュート数は前半が9本、後半が6本と後半の方が少ないです。このようにスタッツでは後半の方が良い指標が出ていますが個人的に「これでいいのか?」というのが率直な感想です。後半に関して気になった点が2つありました。

①カウンター
後半はユンカーを投入してカウンターをベースに得点を狙うような意図があったと思います。大久保の得点も横浜FCのFKのカウンターから生まれたゴールでした。とは言え、思ったよりもカウンターを仕掛けた場面が少ないように感じましたし、カウンターを仕掛けられそうな場面でもスピードダウンすることが目立ちカウンターの迫力がなかなか出せませんでした。リードしていたこともあり慌てて攻めてボールを失うよりはキープして全体を押し上げようという意図もあったとは思いますが、後半の飲水タイムまではボール保持も上手くいっていなかったので自分達を苦しめていたように感じました。

原因としては先程右サイドの守備が上手くいってなかったと話したように、右サイドで関根がガブリエルと高木の2人の対応したことで疲弊していたのでカウンター時にスピードアップできなかったことが考えられます。あとはマイボールになった時に中盤が押し上げられずに前線の選択肢が少なかったことが影響しているのではないかなと思います。

リカルド監督も中盤の疲労の部分は試合後のインタビューで言及していました。

(大久保智明選手について、いいタイミングで特長を生かした起用だったと思うが、彼の評価については?)
「非常にポジティブな結果を得られたと思います。スタートで出る選手だけでなく、途中から出る選手たちの重要性もしっかり示せたと思います。江坂、伊藤敦樹がすごく疲労を感じていて、その中でフレッシュな大久保と金子(大毅)を投入しました。それ以外の交代選手も含め、全員がしっかりとやるべきことをやってくれたと思っています。

あの状況ではボールを奪う金子の能力や、大久保もディフェンスのところですごく頑張ってくれましたし、それから彼は縦の速さを持っています。追加点はカウンターからでしたけど、自分の縦へのスピードをしっかり出してくれたと思いますし、大久保、金子、そしてもちろん先発した選手、それ以外に途中出場した選手、全員を含めていいパフォーマンスを出してくれたと思います」

引用:リカルド ロドリゲス監督 横浜FC戦試合後会見(浦和レッズオフィシャル)


②ユンカーの孤立
後半は前半よりもボール保持の時に中盤の立ち位置が上手くいかない場面が多かったように感じました。柴戸と伊藤の立ち位置を後半は入れ替えて、ボール保持では柴戸が中盤の底、伊藤と江坂がIH気味でプレーしました。しかし、伊藤と江坂がボールを受けようと下りてきて、横浜FCのボランチに捕まる(視野内にいる)立ち位置になってしまい、上手くハーフスペースを使うことができませんでした。そして、伊藤と江坂の立ち位置が低くなったのでユンカーの周りに味方がいない状況で孤立し、常に複数DFsを相手にプレーしなければいけませんでした。また、伊藤が横浜FCのボランチの左側の立ち位置を取るので、汰木が幅を取り明本が高い位置を取れない状況でした。

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61:29に岩波が力技で左のハーフスペースにいた伊藤にパスを通して前進したシーンがありましたが、レッズは後半の飲水タイムまでは上手く前進することができずに苦労しました。

・ユニットでの前進
上手くいかないレッズは後半の飲水タイムに伊藤と柴戸のポジションを前半と同じ柴戸が左、伊藤が右に戻しました。すると早速その効果が現れてレッズが前進できるようになりました。

74:06では下の図のように柴戸から右のハーフスペースにいる伊藤へパスが入り、伊藤がコントロールでガブリエウをかわして汰木にスルーパスを送りました。スルーパスは繋がりませんでしたが決定機に繋がりそうな惜しい場面でした。このシーンでは柴戸が中盤の底で受けた時に、江坂と伊藤がボランチに捕まらない(視野内にいない)立ち位置を取ったことで、高橋が江坂と伊藤のマークをぼかす立ち位置を取る必要が生まれたことで、ハーフスペースが空きました。また、伊藤がボランチではなく3バックが対応せざる負えない立ち位置でパスを受けれたので、ガブリエウが釣りだされてユンカーと汰木のところで2vs2の状況を作れました。複数人がユニットとして動いたことでパスコースを作りチャンスに繋がりそうな場面を作りました。

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75:57も同様に下の図のように伊藤と江坂が横浜FCのボランチから消える立ち位置を取ったところから、ユンカーが背後に抜けるシーンがありました。伊藤にガブリエウが食いついたのでその背後にスペースが生まれ、ユンカーが中央から流れて岩波から縦パスを受けました。この試合で数少ないユンカーがDFと1vs1で対峙できた場面で、しっかりとキープをしてファウルをもらいました。ユンカーにパスが出た時に汰木も同時に背後への飛び出しを見せていましたし、ユンカーが孤立していた飲水タイムまでは時間帯とは大きく異なる場面でした。

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・ボランチのポジション変更
前半は伊藤が右、柴戸が左でスタートしましたが、HTに2人のポジションを入れ替えました。あまり上手くいかずに結局後半の飲水タイムで再び最初の状態に戻しました。ただ確実にこのポジションチェンジには狙いがあった訳ですが、インタビューなどで触れられてないので真相はわかりません。

個人的にこのポジションチェンジで狙いとしていた部分はどちらのSBを高い位置に上げたいかではないかなと思います。伊藤と柴戸は左右が変わっても基本的に前半と同じタスクをしていて柴戸が中盤の底、伊藤がIH気味にプレーしました。下の図のように伊藤が左右どちらのIHでプレーするかで幅を取る選手が変わります。

《伊藤が右ボランチの場合》
関根が幅を取り、酒井が後方でサポートする形になり、逆サイドでは汰木が絞って明本が高い位置を取ります。

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≪伊藤が左ボランチの場合≫
汰木が左サイドで幅を取り、明本が後方でサポートする形となり、右サイドでは関根がやや内側でプレーして酒井が大外から上がってくるケースが増えました。

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後半からユンカー投入されたこともあって選手の構成を考えた時にボランチの左右を入れ替えたのかもしれませんし、横浜FCの攻撃に対応するために左右入れ替えた可能性もあるので、ボランチのポジション変更については正直まだ意図がわかりません。ですが、ボランチの左右を入れ替えただけでも上手くボール保持できたり、逆に上手くいかなくなることもあるので、今後ボランチの立ち位置やポジショニングに関しては研究が必要かなと思います。


最後に

前後半で戦い方や試合内容が大きく変わった試合となりました。どんな戦い方をするにしても1番に狙っているところは得点なので、戦い方が変わった前後半で1点ずつ得点したことは良かったのではないかなと思います。ポゼッション主体で攻める時にはファイナルサードでの質がまだ課題ですし、カウンターではユンカーが孤立してしまう課題がありました。二刀流への道は決して簡単ではありませんが、様々な攻撃パターンを持てるようになれば相手からすると脅威だと思うのでトライし続けて欲しいと思います。

途中から投入された選手が結果を出す、チームに貢献する試合が続いていますしチーム全体で良い雰囲気なのではないかなと思います。ユンカーはコンディション的に整っていないのかなというパフォーマンスだったのが心配ですが、これから暑さも和らぐと思うので活躍に期待したいです。大久保は初ゴールということで、これからもっとゴールに絡むシーンが増えてくると出場時間も長くなってくるのかなと感じました。オンザボールではとてもキレがあってスルーパスも出せる選手なので、攻撃でアクセントを付けられると思います。守備の部分やオフザボールでの動きの質が更に向上すればとても期待できると思いました。

徐々に怪我人も戻ってきて再びチーム内での競争が激しくなりますが、それがチームに良い影響を与えていると思います。ここからリーグ戦も終盤に向かっていき、天皇杯やルヴァン杯もあるので重要な試合が増えてくるのでチーム一丸となって戦うことが必要です。次節は久しぶりに埼スタでのセレッソ大阪戦です。ACL争いも熾烈なってるので勝利して好調を維持しましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


出典:


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Gyo Kimura
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