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アカデミー分析の内容について【#2】

日本への一時帰国で約1ヶ月半のオフを満喫し、7月から再びウェールズに戻ってきました。クラブはプレシーズン期間で新シーズンに向けて準備をしている段階です。

先日、初めての責任者会議があり、各部門の責任者の方々と打ち合わせを行いました。責任者会議の後はオフィスに移動してアカデミーの代表と分析をどのように行っていくかを話し合いました。日本滞在期間中にZoomで大枠については話し合いましたが、具体的なところはまだ詰めれていなかったので今回の打ち合わせで確認しました。



アカデミー分析の体制

アカデミー分析の体制は下の図のようになりました。私はDevelopment Phaseのアナリストとしても活動しますが、私が分析責任者なので基本的にどのPhaseにもサポートとして入る予定です。

アカデミー分析ではU-7~U-19までの学年を分析部門で対応しなければいけないので、仕事量からして私の他に最低でも5人のアナリストインターン生が必要だと感じています。ですが、イギリスの大学が始まるのが9月の中旬なので、それまではインターン生を雇えないので、私がそれまでの期間はDevelopment Phaseに集中する形で動いていきます。正直なところ、9月までは1人で作業をしなければならず分担できないので大忙しな日々になりそうです。

分析官の1週間のスケジュール

今後スケジュールは変わっていくかもしれませんが以下のように決まりました。

火曜日と水曜日に2つずつアナリシスセッションが予定されています。アナリシスセッションではレクチャールームにて選手とコーチが分析官からフィードバックを受け取ることができます。1つのセッションにつき約30分の時間があるので、その時間で映像の共有などをしようと思っています。

このスケジュールの大変なところは日曜日に試合があり、約1日の作業日がありすぐにアナリシスセッションが予定されていることです。特にDevelopment Phaseのアナリシスセッションは分析作業も多く時間との戦いになりそうです。もし、このスケジュールが難しいようであれば別日にアナリシスセッションを移動させるかもしれません。

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「サッカーを学びたい」その一心でイギリスに指導者留学。 イギリスでサッカーの指導者/分析官として活…

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