ポテト至上主義

28歳会社員。スポーツの話題中心に、雑多な内容を書きます。 Football/Trac…

ポテト至上主義

28歳会社員。スポーツの話題中心に、雑多な内容を書きます。 Football/Track&Field/森山直太朗/Codaline/佐藤多佳子

マガジン

  • ベルギージュピラーリーグレビュー

    サッカーベルギー1部 ジュピラーリーグのゲームレビュー。 日本人選手中心、DAZNで見るので見られるチームに偏りあり。 ヘンクの試合優先で見ます。

最近の記事

五輪の後の祭り

 93年生まれの自分にとって、記憶に残る最初のオリンピックは2000年のシドニー大会である。開会式に先立ってキャンベラ・ブルーススタジアムで行われたサッカー・日本対南アフリカの試合が、自分にとってサッカーへの情熱が芽生えるきっかけとなったことを鮮明に覚えている。サッカーだけではない。柔道、水泳、陸上、体操… 初めて多くのスポーツを認知し、細かなルールがわからないながらも、テレビの前でそこに渦巻く熱気に虜になっていた。  2021年8月8日、東京五輪が閉幕した。終わった翌日

    • オリンピックの敗者

       オリンピック、ただでさえ4年に1度の開催というレアな大会であり、なおかつそれが自国で開催されるのは一生に1度あるかないかの幸運である。開催に際しての賛否両論があれど、当事者としては一世一代のイベントであり、見る側だってそれは分かっているから、何はともあれ戦う姿を見て少なからず感情を揺さぶられる。そしてそんな大舞台で目標を達成した選手達がいる一方、望む結果を得られず俯く姿をカメラに映さざるを得ない選手もいる。そしてどうしてだか、きらびやかな成績を残したメダリストと同じかあるい

      • 第26節 シントトロイデンvsズルテ・ワレヘム

        レギュラーシーズンは残り8試合。 シントトロイデンとしては中位相手にホームで勝ち点を奪っておきたい。 試合結果シントトロイデン1ー2ズルテ・ワレヘム 得点者 (シ)鈴木72’ (ズ)ドンぺ52’、ブルーノ55’ メンバー両チームスタメンは以下の通り。 (黄:シントトロイデン 黒:ズルテ・ワレヘム) 試合経過試合は開始から両者チャンスを創出し、一進一退の様相を呈する。前半10分、右からのクロスにヴォセンが合わせるが、シュミットがはじき出す。対するシントトロイデンも、12分

        • 抜本的改革のススメ~第24節 ヘンクvsアンデルレヒト

          強豪2チームによる一戦。レギュラーシーズンの首位は正直厳しいが、PO1進出のためにはお互いライバルを叩いておきたいところ。 試合結果ヘンク1ー2アンデルレヒト 得点者 (ヘ)ボンゴンダ2’ (ア)ヴコヴィッチ19’(OG)、エル・ハジ22’ メンバースタメンは下記の通り。 (青:ヘンク 白:アンデルレヒト) 試合経過開始2分、早々にヘンクが先制。相手のバックパスをインターセプトし、そのまま持ち込んだボンゴンダが、GKとの1対1も制して得点。幸先のいいスタートを切る。

        五輪の後の祭り

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        • ベルギージュピラーリーグレビュー
          10本

        記事

          待ちわびた出番~第23節 シントトロイデンvsセルクル・ブルッヘ

          いつ何時も熱い、降格争いを左右する下位直接対決。 試合結果シントトロイデン3-0セルクル・ブルッヘ 得点者 (シ)ブルース17’、テシェイラ64’、ダーキン90+3’ メンバー両チームスタメンは以下の通り。 (黄:シントトロイデン 白:セルクル・ブルッヘ) 試合展開前半17分、それまでやや押されていたシントトロイデンが先制。自陣からのロングカウンターを発動し、フィードを受けた鈴木がブルースに落とす。1人かわして一閃したミドルシュートがゴールに突き刺さる。この1点で勢いづ

          待ちわびた出番~第23節 シントトロイデンvsセルクル・ブルッヘ

          よくある劇的なシナリオ~第22節 ヘントvsシントトロイデン

          上昇気流に乗れないヘントのホームに、上向きの状態を維持して残留争いから抜け出したいシントトロイデンが乗り込んだ一戦。 試合結果ヘント1-1シントトロイデン 得点者 (ヘ)シュミット・ダニエル90+5(OG) (シ)コリーディオ23’ メンバー両チームスタメンは以下の通り。 (青:ヘント 黒:シントトロイデン) 試合展開 前半開始から、ヘンクがボールを持ち、シントトロイデンは耐えてカウンター、という構図で試合は進んでいく。15分にはマレイのミドルシュートが枠をとらえるがシ

          よくある劇的なシナリオ~第22節 ヘントvsシントトロイデン

          遠ざかる首位の背中~第21節 クルブ・ブルッヘvsヘンク

          ベルギーリーグ第21節は首位攻防の直接対決をピックアップ。 首位を追う立場のヘンクとしては絶対に落とせない一戦。 試合結果クルブ・ブルッヘ3-2ヘンク 得点者(ク)ドスト7’、フォルマー65’、メシェレ77’    (ヘ)伊東24’、トマ34’ メンバースタメンは以下のとおり。 (青:クルブ・ブルッヘ 白:ヘンク) 試合展開前半7分、ぎりぎりのタイミングで裏に抜け出したラングの折返しにドストが合わせてクルブが先制。幸先の良い立ち上がりを見せる。その後もクルブがポゼッショ

          遠ざかる首位の背中~第21節 クルブ・ブルッヘvsヘンク

          第25節 アンデルレヒトVSシャルルロワ

          森岡亮太にとって、古巣対戦となる1節。 アンデルレヒト3-0シャルルロワ 得点:ア)ヌメチャ23’(P)、フラップ45+1’(P)、アムズ81’ 【試合展開】 前半からアンデルレヒトが両ウイング中心にチャンスメイクし主導権を握り 前半のうちに2本のPKで先行する。後半開始から森岡を1列下げ、立て直しを図ったシャルルロワは、途中出場のレザエイの惜しいシュートもあるが、なかなかチャンスの数は増えてこない。逆に終盤にとどめの3点目を奪われ万事休す。アンデルレヒトは12月の敗戦の

          第25節 アンデルレヒトVSシャルルロワ

          第20節 ゲントvsアントワープ

          新監督に初白星を送りたいアントワープが、調子の上がらないヘンクのホームに乗り込んだ一戦。 【試合結果】 ゲント0-1アントワープ 得点:(ア)ホングラ’76 【メンバー】 ゲント GK:ボラト DF:フォルトゥナ、ンガドゥ=ンガジュイ、オルセン MF:ブカリ、マレイ、クムス、ドルシュ、モンテス FW:ドゥポワトレ、ヤレムチュク アントワープ GK:ビランヴァンド DF:デラート、ジェラン、セック MF:ルカク、ハルーン、ホングラ、デ・パウ、ゲルケンス、ラファエロフ FW

          第20節 ゲントvsアントワープ

          第30節 メヘレンVSアントワープ

          年明けの1試合目、かつアントワープは監督辞任後の初戦。 メヘレン3-0アントワープ 得点:(メ)スクーフス(59分)ハイレマン2(62分、67分) 【メンバー】 メヘレン GK:セーレン DF:ビーカー、ペール、バトー、ウォルシュ MF:ストーム(78’カマルゴ)、ファン・ダンメ(87’ヴェルナーソン)、スクーフス、ハイレマン(79’カヤ) FW:エングバル(79’ヴランクス)、ムラブティ(72’シェヴド) アントワープ GK:ビランヴァンド DF:デラート、バテュバン

          第30節 メヘレンVSアントワープ

          第10節 シントトロイデンvsスタンダール

          シントトロイデンホームでの一戦。 【スコア】 シントトロイデン 2ー0 スタンダール 【スタメン】 シントトロイデン GK:シュミット・ダニエル DF:ブアトゥマナンガ、カーフリーズ、ポルガルシア MF:サンコン、アサモア、デ・リダー、カカーチェ FW:ナゾン(63分コリーディオ)、鈴木(70分伊藤)、フィリーポフ(85分イ・スンウ) スタンダール GK:ボダール DF:ヤンス、ボカディ、ファン・フースデン、ガボリー MF:バスティエン、ツィミロット、シルベストル(

          第10節 シントトロイデンvsスタンダール

          第9節 ヘンクvsシャルルロワ

          中盤の底から好調シャルルロワを支える森岡と、10月の代表2試合で評価を高めた伊東の日本人対決。 【スタメン】 ヘンク GK:ヴコヴィッチ DF:ムニョス、クエスタ、ルクミ MF:メーレ、フロショフスキー、トルストベット、ウロネン FW:伊東、オヌアチュ、ボンゴンダ シャルルロワ GK:プヌトー DF:ヴァン・クリーンプット、ウィレムス、デソレイユ、カイエンベ MF:森岡、イサイマハリトラ、ゴリザデ、ベラヒーノ、フォール FW:レザエイ 【試合展開】 先制はヘンク。右サ

          第9節 ヘンクvsシャルルロワ

          第8節 シントトロイデン vs コルトレイク

          開幕節以降勝ちがなく、目下3連敗中のシントトロイデンが、ホームにコルトレイクを迎えた一戦。 スタメンは以下の通り。 シントトロイデン GK:ステッペ DF:ムマエ、カーフリーズ、ポル・ガルシア MF:サンコン、アサモア、コロンバット、カカーチェ、イ・スンウ FW:鈴木、フィリーポフ コルトレイク GK:ヤクベフ DF:ゴルボビッチ、セインズベリー、デライク、ダーネ MF:マカレンコ、ブリュッヘン、デ・サール、ジョンキーアー FW:エンボヨ、セレマニ シントトロイデンの日

          第8節 シントトロイデン vs コルトレイク

          物語としてのフットボール

          このノートでは、日本代表のゲームを中心に、単なる事実の羅列に留まらない“ストーリー性のあるフットボールレビュー”を書いていきたい。 スポーツを観戦する際には、人によって様々なスタイルが存在する。競技面にフォーカスし、技術・戦術の観察に勤しむ者、とにかくスタンドで声を大にして愛するチームを応援することに心血を注ぐ者、あるいはアイドル的感覚で選手に黄色い声を送る者など、同じ場面を共有しながらも、何を見、何を感じるかは大きく異なる。 そんな中、個人的にはスポーツ、特にフットボー

          物語としてのフットボール