第9節 ヘンクvsシャルルロワ

中盤の底から好調シャルルロワを支える森岡と、10月の代表2試合で評価を高めた伊東の日本人対決。

【スタメン】

ヘンク
GK:ヴコヴィッチ
DF:ムニョス、クエスタ、ルクミ
MF:メーレ、フロショフスキー、トルストベット、ウロネン
FW:伊東、オヌアチュ、ボンゴンダ

シャルルロワ
GK:プヌトー
DF:ヴァン・クリーンプット、ウィレムス、デソレイユ、カイエンベ
MF:森岡、イサイマハリトラ、ゴリザデ、ベラヒーノ、フォール
FW:レザエイ

【試合展開】
先制はヘンク。右サイド伊東純也のクロスに、4試合連続ゴール中のオヌアチュがヘディングで合わせる。
後半早々、今度はもう1人の日本人選手が試合を振り出しに戻す。森岡のコーナーキックをベラヒーノが叩き込み1ー1。
前半から積極的にシュートを放ち、違いを作っていた伊東がまたしても得点に絡む。63分、伊東とのワンツーで抜け出した右ウインクバックのメーレが強烈なシュートを叩き込み決勝点を奪う。

ヘンクは3試合ぶりの勝利をつかみ、4試合負けなしとしたが、一方伊東は終盤82分に2枚目のイエローカードを貰い退場処分、次節ヘント戦は出場停止となってしまった。

【戦評】
ヘンクのサイドは個人でもコンビネーションでも守備網を突破できるクオリティのある選手が揃っている。メーレが大外のレーンを使うので、伊東も少し内に絞ってインサイドハーフのようなリンクさせるプレーをする事も多いが、この日は外からのカットインのプレーが目立った。退場については、特に2枚目のカードはもったいないプレーだったように思う。
一方森岡は少しミスも目立ったか。シャルルロワのポゼッションにおいては最も重要な役割を果たしており、そこからの球出しが滞ったことでチャンスも少なかったと思われる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?