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和蘭三葉
2018年11月19日 13:27
「シャンプーないよー? 」私の恋人はそういう男だった。私の恋人だった男はそういう種類の人間だった。「エクレア食べたいな」僕の恋人はそういう女だった。僕の恋人だった女はそういう種類の人間だった。だから、シャンプーが切れかかった時ケーキ屋のショーケースにエクレアを見かけた時私は僕はもう一度あなたのことを思う。それから、それくらいのものは買って帰ればよかったと思う。あの日、私