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北欧でよくみる仏陀の置物

デンマークの雑貨屋さんに行くと
最近出会うのは仏の置物だ

仏陀の置物を置いて日本人が思うのは
仏教である

なぜ仏教国でないこの欧州に
仏陀の置物がこんなにも売られているのか

それはきっと
ブームがあるからであろう

私はそこそこの仏教徒なので
その辺の雑貨屋で売っている
仏陀を買うのはすこしばかりの
抵抗がある。。

それはいわば
日本人がクリスチャンでもないのに
十字架のアクセサリーを付けているような感覚だ

んーーーーで、、、、

禅とは



zen 禅
サンスクリット語のディアナを音訳した
「禅那」(ぜんな)の略
姿勢を正して坐し
心を一つに集中する
宗教的修行法の一つ
静かな心で精神を統一すること

インド人仏教僧であった達磨大師
中国禅宗の開祖とされている

だるまさん
彼は仏教の教えを書き記した経典を読むのではなく
釈迦に倣ってひたすら坐禅を組むことで
悟りに至ろうとし
9年間壁に向かい坐禅をし続けたことで
手足が腐り落ちてしまったという伝説を作った

この伝説によって
手足のない「だるま」が生まれた
こわっ

禅は元来、仏教独自の修行ではなく
インドの一般の宗教において
古くから行なわれていた修行だったといわれる
生活の苦悩から解放されるためには
絶対者と一つになるより他にないと考えられており
絶対者と一つになるための修行が禅(坐禅)
であった
このような修行をyoga(ヨガ)と呼び
修行を行なう人をyogin(ヨーギン)と呼ぶ

禅宗
仏教には様々な宗派が
(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)→禅の考え教えを取り入れた宗派
これらを禅宗と呼ぶ
禅宗=禅を根本とする仏教の一宗

禅語
禅僧の言葉やエピソードなどを表したもの

。。。といった具合に


禅という考えはもともとインドで生まれ
達磨が禅宗を生み中国へ広める
明菴栄西 みょうあんえいさい によって
平安末期ごろに日本へ広まっていき
中国では衰退していった禅宗が
日本では武士道、華道、茶道などに取り入れられ
仏教の考えのみに限らず、日本文化へも
大きな影響を残したとされる

いろんな国を渡ってきた禅
ヨガと大いに結びつくことや
その思想が外国人に人気を得ていることがわかった

そして、そのような精神統一の文化
味わおうとたくさんの外国人が
日本にくるわけだと

禅オリジナルを体感するならインドへ
文化として体感するなら日本へ
といった具合だろう

この武士道やらの精神統一の考えは
勝手ながら
ずっと日本人の心に
備わっているのではないかと考えている
(仏教などの宗教関係なく
もはや一つの日本人としての
生き方や精神の考えとして)

そして私は禅語という禅の教えの言葉をもとに
日々行動していけたら
人生がとても明るく
前向きになっていくのではないかと
考えた

禅の考えが海外に広がっていくことは
素晴らしいことだと思うので

もしも禅について外国人に聞かれたら
このように
すらすらとこたえられるように
知っておくことも
日本人として大切だなあ
と感じたのでした

教養大事〜〜👆)))






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