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🎵音楽トリビア「一月一日」あけまして おめでとうございます🎍

ヘッダー画 

虎図
画・岸駒がんく(江戸時代後半の日本の画家) 
屏風絵 6曲1双
~画像は石川県立美術館HPより~

実物はすごい迫力でした

年賀状

  2021年11月25日 河口湖・音楽と森の美術館で撮った富士山

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あけましておめでとうございます🎍
2022年(令和4年)寅年。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします🙍

それではさっそく、新年初の音楽トリビア
知ってたらちょっとうれしい、知らなくてもどうってことないミニ知識」のお時間です。
お雑煮でも召し上がりながら、お読みくださいね。
今日は笑えるポイントはないはずですが、お餅を喉に詰まらせないように😏

門松

お正月によく歌う唱歌で、「新春かくし芸大会」のエンディングソングにもなっていた曲。
「一月一日」

これ、なんて読みますか?
え? 「いちがつ ついたち」だろうって?

その通~~り!! ピアノ売ってちょ~~だい🎹
ではないのです👆

あ、お餅、大丈夫でした??😅新春初笑い、になったかな?

「いちがつ いちじつ」と読みます。
「いちげつ いちじつ」とする説もあります。

正しく読めた方、手を挙げて~~🙋ついでに肩甲骨回せば運動不足解消

この曲は、ちょっと複雑で、
🔵1892年発表  作詞:稲垣千穎   作曲:小山作之助
🔵1893年発表  作詞:千家尊福   作曲:上真行
🔵1916年発表  作詞:葛原しげる  作曲:小松耕輔
この3種類あるのですが、太字・1893年発表のものが広く知られています。

作詞者の千家尊福の玄孫、千家国麿は、2014年、高円宮憲仁親王の
第二女子・典子女王とご結婚。
千家家は、代々出雲大社の国造であり、千家国麿は権宮司です。

            歌詞 

      年の始めの 例(ためし)とて
      終(おわり)なき世の めでたさを
      松竹たてて 門ごとに
      祝(いお)う今日こそ 楽しけれ

      初日のひかり さしいでて
      四方(よも)に輝く 今朝のそら
      君がみかげに 比(たぐ)えつつ
      仰ぎ見るこそ 尊とけれ
歌詞の意味

一年の初めの恒例行事
終わりなき御代の目出度さを
家々に門松を飾り
みなで祝う正月は実に楽しい

初日の出の光が
四方に輝く正月の空を
天皇陛下のお姿になぞらえて
仰ぎ見ることは尊きことだ

明治26年の歌ですので、天皇陛下は神様として崇められていました。
単純にお正月を祝う歌とは、全く意味が違っていたわけです。
当時この曲を作った人たちは、まさかこの尊い歌が、かくし芸大会の
テーマソングで歌われるとは、思ってもいなかったことでしょうね。

水引 のし

新年早々、読んでいただいた方に特別サービスコーナー。
裏面にお好きな金額を書き入れて、ご自分へ、ぜひお年玉を😅

📍印刷しても自動的にお年玉袋にはなりませ~ん

✨🎍楽しいお正月をお過ごしくださいね🎍✨

お年玉袋

2:33あたりから、「一月一日」が始まります