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夢は大きいだけはある (ジャンボトロンの続き)

前回はジャンボトロンとは何かについて軽く触れました。今回はもう少し細かい部分を見ていきたいと思います。


手に持っているのが新開発の
発光素子トリニトライト
蛍光表示管由来の技術だとか


少しだけ技術的な部分に触れると上記のトリニトライトを計24個組み合わせて一つの発光ユニットとし、6400個並べることでジャンボトロンの大画面を構成しています。

また電子回路群の大容量通信の為に商用化して間もない光ファイバーも使われていたそうです。


中央制御室です・・・
素晴らしくかっこええ(゚∀゚)


まさに素人目に見てですが科学万博に相応しい当時の最新技術が盛り込まれた映像表示装置です。


大きいだけあってジャンボトロンの最適な視聴距離は50〜500mとのこと(;´Д`) そんな遠くからだと音が聞こえなくなりそうですが、離れた場所にもスピーカーが設置されており音がずれない工夫がされているとか。


パラボラアンテナや
後述するビデオカメラ等
サイズ感がおかしい(゚д゚)

他にはトップ部分に遠隔式のビデオカメラが設置されており、そこからの画像をジャンボトロンに映す事ができます。要は会場でジャンボトロンを見つめていたら何時の間にか自分の顔があの大画面いっぱいに映っている訳です(笑)

なんとサイボさん、現地でジャンボトロンを
体験しているのですよ・・・そしてここでは
記述しませんが、なんとあのイベントの
実体験まで!? 妬まし・・・いや、
羨ましい!(;´Д`) ホント キチョウナタイケン シテマスヨ


ジャンボトロンに映された自身の姿をカメラに収める為のアナウンスやらサービス精神旺盛というか、科学万博という未来へ繋ぐイベントであると同時に思い出に残る事も大切にされていた様な温かさを個人的には感じてしまうのです。

昭和後期はまだフィルムカメラ全盛でしたからボタンを押すだけで簡単に写真が・・・という程ではなく、いろいろとカメラのモード設定が必要でした。マニュアル設定で写真を撮る方ならご存知かも知れませんが、適切なシャッタースピード(1/15〜1/30)を繰り返しアナウンスしていた様子。


そういえば私も含めて多くの小学生が騙された熱狂した漫画であるファミコンロッキーですが、対決の場で出てくる巨大テレビがジャンボトロンそっくりだなーと思っていたら・・・まんま本物である事をサイボさんから教えてもらいました(;´Д`) チャント SONYッテ カイテタ

連なるツイートを漁ればゲーマーにとって羨まし
・・・妬ましい体験談が!(゚д゚) ホンネガ モレトルゾ


別に現代に夢がないという感想ではなく勢いで走り抜けたというか、やはり1980年代のよくわからない未来への憧れとその具現化の足跡は今振り返ってもとても眩しいものだと記事を書いてて改めて感じました。

また余力がある時にでも今度は土台となるつくば科学万博について触れたいかなぁとは思ってます(゚∀゚)ノシ

そういえば小学生向けの学習雑誌か何かの付録でジャンボトロンの小さな模型を手に入れた覚えがあるのですよねぇ・・・ラジオか何かの高級なやつではない方の(;´Д`) ヒッコシノ ドタバタデ ナクナッタケド


<前のお話>

<闇鍋たーのしー>
他のマガジンに放り込む場所がない記事のごった煮です(゚∀゚)


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