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"戦"に学ぶ!No.2~関ケ原の戦い①~



”軍師” こと、株式会社GUNSHIコーポレーションの社本です。


このnoteでは経営者の軍師としての目線で、
これからの時代を生き抜く戦略を発信しています。


私は日ごろより周りの方々から
”軍師” というニックネームで、
お呼びいただいています!

社名であることもその理由ですが、
私は自他共に認める歴史好き!
とくに戦国時代が好きです。


今回は、歴史に残る戦に学ぶシリーズ。


ぜひ最後まで楽しんでいただけたら幸いです。




■日本史上、最も注目される戦



2回目となるこのシリーズ!
「歴史を大きく変えた!」といわれる戦は
たくさんありますが、今回は私のnoteでも
度々話題になる、関ケ原の戦いをピックアップ!


非常に注目度の高い重要な戦として
いつの時代にも語られる戦ですが、
その理由は言わずもがな、
この戦をきっかけに、約260年続いた
江戸時代が到来したからに他なりません。


これはとても私個人の感覚ですが、
昨年の大河ドラマ「どうする家康」が
放映されたおかげなのか、
「関ケ原に行ってきました!」
というお話を聞くことが増えました。


私はこれがとても嬉しい!!です(笑)
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ】
という言葉を常に意識しておりますので、
多くの方と歴史を学び、社業や人生に
生かしたいと常々感じております。
ですので、歴史に少しでもご興味を
持ってくださる方が増えることが
私は本当に嬉しいです!


また、こうして注目度が上がると
さらに歴史の研究が活発になり、
通説だけでなく新説が出てきます。
私は新説が出てくるのは大歓迎で、
通説も新説も吟味しながら楽しみます。
いろんな説があることが歴史のロマンであり
面白さだと思っていますので、
議論が活発になるのは本当に嬉しいです!
(歴史を研究をされている方々、
ありがとうございます!)


ついつい熱くなって
脱線してしまいましたが(笑)、
今回取り上げた関ケ原の戦いこそ、
本当にいろいろな説があって
知れば知るほど面白い戦といえます。


関ケ原の戦いといえば、
徳川家康率いる東軍と、
毛利輝元率いる西軍との戦です。
(現地で戦ったのが石田三成なので
誤解されがちですが、実際の大将は
毛利輝元でした。)


この歴史を ”点” で見ると、たとえば
「1600年9月15日の午前中で決着がついた」
という史実に着目できます。
しかしこれを ”線” で見ると、
実は関ケ原の戦いには数カ月前の
「上杉討伐」も大きく絡んでいますし、
さらに遡れば様々な出来事が伏線として
関ケ原の戦いに影響を与えています。


どの瞬間も歴史に名を残す
多くの武将たちが関わっていて、
どの人物から切り取っても
非常に興味深い人間ドラマがあります。


これをすべて書いていると
大変なことになるので(笑)、
今回は「戦を ”線” で見る」に主眼をおいて
関ケ原の戦いを考察してみます。



■戦の因縁は時を超えて…



関ケ原の戦いで負けた西軍の大名たちは、
さまざまな刑に処されましたが、
さまざまな事情や背景から赦され、
生き延びた大名や藩もありました。


それが長州藩の毛利家と、薩摩藩の島津家。


「長州藩」、「薩摩藩」と聞いて
何か思い浮かべませんか?



江戸幕府を打倒しようと
この二藩が手を組んで結ばれたのが、
あの「薩長同盟」です。


ちなみに、この関ケ原の戦いで
武士にとっては残酷な刑である、
領地や屋敷をすべて没収される改易かいえき
処され、お家を潰された長宗我部氏は
土佐藩を治めていました。


土佐藩といえば…?


薩長同盟を結ばせたのは、
土佐藩出身の坂本龍馬です。


つまり、家康が取り潰した
土佐藩出身の坂本龍馬が、
家康が残した長州と薩摩の手を取らせ、
家康が築いた江戸幕府を終わらせた……



これは260年という時を経て、
なんという因果なのか…!
と思いませんか??


実際にどんな因果があったのかは
定かではありませんし、
あくまでこれは私見ですので
ご容赦いただきたいのですが、
このように ”線” で見てみると
”点” である時起こったことが
時を超えて、日本の行く末に影響を
与えているということが
お分かりいただけると思います。


これが、歴史を楽しむ醍醐味であり、
また、事業や人生などあらゆる場面で
学びになるのではと感じています。
”点” ではなく ”線” で見る、
あるいは多角的に見る、
ということを意識しながら、
一緒に歴史を楽しんでくださる方が
増えたら本当に嬉しいです!


今後も断続的にですが、
「戦」にフォーカスした記事を
お届けしたいと思います!
取り上げてほしい戦があれば、
ぜひリクエストくださいね!!



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