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レーザーで 誇りを取り戻せ!

私が未来のためにやっていること
それは・・・・

レーザートーニング


さかのぼること30年前

幼少期の私は ほとんどの時間を祖父母の家で過ごした。

祖母は 面倒見がよくて働き者でユーモアの人だった。

孫の私や姉のことを かわいがってくれた。
 大好きな祖母だが、 1つ 口の悪さには困ったものだった。 

祖母の言葉にかかれば 私は

おとなしい のろま どんくさい だ。

祖母の言う通り 私は
勉強も 運動も からっきしだめだった。
学校で 怒られることはあっても、褒められることはなかった。

そんな私が 祖母から 唯一褒められたのは 

肌の白さ だった。

祖母も 母も 姉も 色白ではない。
肌の色ごく一般的な日本人の肌色。
 父方の親族は 色白が多いのだけど、その中でも私は とびぬけて白かった。
しかし 私は決して 器量良しではない。
器量を褒められるのは いつも姉の役割だった。
私が褒められるは 本当に肌だけだ。

祖母からも

「色白は七癖隠すっていうからね。よかったね~。」
(これでも褒めてる)

と褒められた。
人から褒められることに飢えていた私は、
自分の肌の白さが嬉しかった。

小学生~大学生時代は 友達やクラスメイトから

波ちゃんは色白でいいね」

「肌がきれいでうらやましい」

と何度となく言われた。


summa


そんなこんなで 大学時代〜20代は ファンデーションいらずだった。

すっかり調子に乗り 私は20代前半まで
ノーファンデを貫いた。

肌悩みがなかったので、まともスキンケアを考えたことがなかった。
ドラックストア売っている一番安い化粧水を手でつけるだけ。
乳液 美容クリーム 塗ったことない。

それでも 褒められる 色白 美肌。

私ってば このまま 一生、色白で肌に悩みも持たずに行けるんじゃないの?
と 本気で調子にのっていた。

しかし そんなはずもなく 

時は過ぎ 

30後半になる頃には 私の肌は しっかり老化の道を歩みだした。
最初の老化は、目の下頬骨あたりに シミだ。
これを見つけたとき たいへんショックを受けた。

改めて 鏡をまじまじみると、シミだけでなく、全体的にくすんでおり、 ハリもなくなっていた。

チョット待て!
気がつけば ここ数年 肌を褒められたことはないではないか。

シミ くすみ たるみ 毛穴 全ての悩みがバッチリ当てはまっていた。
調子乗ってたつけが回ってきたみたいだ。

ヤバい! 私の唯一の誇りと自慢が 失われる!(完全な手遅れ)

焦った私は シミを消す方法を調べまくった。
 
ネットで評判の良い シミを薄くする化粧水やクリームを色々試してみた。
ビタミンC 系のサプリも飲んだ
ありとあらゆるもの試してみたが 
私のシミは一向に薄くならなかった。
その間に、吹き出物が出来て それをつぶしてしまい 茶色く跡が残るなど
肌のコンディションは悪くなり続けた。

気が付けば 季節は一周 、40歳の大台にのってしまった。
私の肌は もう 色白でも美肌でもなかった。 
化粧品やサプリを買うお金の余力もなくなり

もういいか。。。  

とあきらめ半分、でもやっぱり
私の 誇りを取り戻したい!

それからも、シミについて調べ
今あるシミを除去するには レーザーで焼くしかない と自分なりの結論を導き出した。  
素人の私がいくら考えたり調べても
結局なにが一番効果があるかはわからない。
レーザーも 初回なら手が出ない料金ではない。
だったら 結果はどうであれ 手っ取り早そうな レーザーやってみよう!と決意した。

さっそく
シミ取りレーザー について調べまくり シミ取りレーザー(全顔取り放題)を行うこととした。

予約をして いざシミ取り!

初めての シミ取りレーザーでめちゃくちゃ緊張した。
流れとしては

①施術やメニューなどの説明を聞く
②契約書にサイン
③先生のカウンセリング
④シミ取りレーザー 
⑤支払い

大まかにこんな感じだった。

高額サービスを契約させられたらどうしよう。とビビりまくりだったが、

「お金これしか持ってません!」

「通うことはできません。」

「シミ取りレーザー以外は全く興味ありません」

ときっぱり宣言したお陰か 

その他のサービスをすすめられることはなかった。

感想としては、待ち時間は長いが

施術は あっという間

痛みも恐れるほどではなかったの
(クリームの麻酔を塗った)

レーザーを当てた部分は 最初濃くなり かさぶたが剥がれたら薄くなっていくといわれた。

言われた通り レーザーをあてて数日で シミが黒っぽくなり 浮き上がってきた。

黒い皮がめくれると シミは確かに薄くなった。

すごい さすがレーザー!

レーザーの効果に感動した。

だが 
うすいシミが まだらに残っている。
肌自慢だったあの頃とは まだまだ程遠い。
悩んだ挙句 私は レーザートーニング なるものを受けることにした

レーザートーニングは シミ取りレーザーよりも効き目はマイルドだが
薄いシミや 毛穴開き などにも効果がある。
シミ取りレーザーとは違い 何回も施術を受けることで徐々に効果が得られるとのこと

レーザートーニング
顔全体にレーザーを当てる。

パチパチした痛みはあるが、麻酔をしなくても平気な痛

レーザートーニングは すぐには効果は表れないと聞いていたので、
私はとりあえず月に1回程度のペースで続けることにした。

現在レーザートーニング4回目。
劇的な変化はないけど徐々に薄いシミはさらに薄くなり 
なんとなくだがハリも出てきたように感じる。 あと1~2回はうけてみようかな。

40代になり、いろんなところに老いがでてくるようになった。
もちろん肌だって年々老いていく

レーザーで消しても 消しても 新たなシミは出てくるだろう。
だけど 未来のため 

「やりきった」と思えるまで 肌の老化に 抗ってみようと思う。

だって 肌は 祖母や皆が褒めてくれた

私の唯一の 誇りだったのだから。

といいつつ 本当は 早めに レーザーを諦めて

シミ いっぱいになった自分の肌を愛せるようになりますように。 と祈るのだった。



#未来のためにできること

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