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ぐん税ニュースレター vol.40 page03 -ここだけの話-

以前に健康ブームの話でジムや健康サプリのことなどを書いたのですが、今回はサウナブームについて書いてみようと思います。
最近サウナの話題をテレビやネットで見る機会が増えたと思いませんか?「整う」という言葉もだいぶ浸透しているように思います。私の場合、ジムに行った後にそのままサウナに直行してさらに汗をかいてデトックスしています。(思えばデトックスという言葉は逆に聞かなくなった気がします・・・)
ジムに通い始めたのが6、7年前からなのでサウナもそれぐらい通っていることになりますね。ブームになる前から利用していたので「整うってなんやねん」と内心思っています。

サウナを利用する人のことをサウナーと言うらしいです。さらに利用頻度に分けて、年1回以上はライトサウナー、月1回以上はミドルサウナー、月に4回以上はヘビーサウナーと呼びます。週に一度のペースでジムついでにサウナに行く私はヘビーサウナーということになります。
実はサウナーの推定人数は2019年までは3千万人弱付近で堅調に推移していましたが、2020年からコロナの影響で一気に下がり2021年には1万5千人強というところまで減っています。2022年から少しずつ盛り返しているようですが、それを牽引しているのはミドルサウナー層とのことでした。おそらく今年に入ってコロナ規制が緩和されてミドルサウナーの増加が近年のサウナブームの火付け役になっているのだと思われます。

ネット記事の閲覧や検索数も増えているようです。

サウナの施設形態も多様化しています。屋外に専用のテントを張るテントサウナ、貸し切り型のプライベートサウナ、自宅用の簡易テントサウナなんてものもあります。ほとんどは公衆浴場のサウナを利用するケースがほとんどだと思いますが、こうした施設の多様化もありサウナーが増える一方で廃業する公衆浴場も増えてきているようです。(以前の記事で施設型ジムの減少についてもこんな話をしてましたね)

サウナ関連グッズの市場も伸びています。代表的なのがサウナハットです。私も最近買って試してみたのですが結構調子いいです。最初出た時は何か意味あるの?と思っていましたが、最近になって利用する人が増え私が利用しているサウナだと4割ぐらいの人がかぶってます。

熱波から頭を守り、のぼせづらくなるのでいつもよりも4、5分長く入ってられます。熱波が直接当たらなくなるので女性の場合は(男性もですが)、髪にも良いらしいです。ただしサウナに入っている以外の時はとても邪魔です。

そして温冷浴という言葉(というより入浴方法)も注目されています。熱気浴や蒸気浴→冷水浴→外気浴を繰り返すことで、これ自体は悪くないのですが、このサウナから冷水に入る際により激しい温度差を求める人が多く心臓の負担をかけるため注意を呼び掛けています。もともとフィンランド式サウナというのはこの温冷浴なのですが、本場では温度差を求めることはなく比較的緩やかな温度で長時間楽しむ傾向があるようです。
そうは言うものの、真冬の野外でテントサウナに入って、そのままフカフカの新雪にダイブしてみたい気持ちもあります。

ふと気付くと今まで当然だったものが少しずつ形を変えたり、全く新しいものができたり、ということは色々なモノ・コトで起きています。ほんの10年前まではテントサウナがこんなに普及するなんて思ってませんでしたし、サウナハットなんてものが登場するとは思ってませんでした。これから10年、20年先のサウナはどうなっているのでしょうか。

【今月のリポーター】
マーケティング / 認定支援機関 原
群馬県前橋市出身
趣味:海外旅行、料理、車
ひとこと:不健康な生活を送っている自覚があるのでジムやサウナに行っているのですが、最近カイロプラクティックにも時々通っています。30分程度の施術なのですが翌日すごい筋肉痛になります。先生には「これまで診てきた人のなかでも5本の指に入るぐらい難易度の高い骨格をしている」と言われてしまいました・・・。

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