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昼飯を食べると37.7℃ 俺の体はどうなってるんだ

ここ3年ぐらい、昼飯を食う習慣がない。食わなくなった理由は特にない。頭が働かないとか、食欲がないとか、そんなものだ。

朝は11時ぐらいに起きて、明け方4時ぐらいまで原稿を書く生活が続いているものだから、朝飯なんて存在しないし、腹が減るのは16時ぐらいだ。おのずと12時のランチタイムなどは縁遠いイベントになる。

ただ、ときに午前中の締め切りの原稿もあるもんだ。作業が終わるころは、ちょうど世間の飯時だ。脳みそを使えば、まがりになりにも腹が減る。胃の腑に適当なものでもぶち込もうかと近所のコンビニに足を運び、たとえばマルちゃん正麺のカップラーメンと焼きサバごはんを手に取る。

実際、腹が減っている。支度ができれば全力で麺をすすり、必死でメシをかき込むだけだ。幸いにも、ここはレストランではない。体面など気にせず野獣のように目の前の飯をかっ食らう。

小一時間ほどすると、体に鉛をまとっているかのようにずっしり重くなる。いわゆる倦怠感というやつだ。

体温計で体温を測ってみると、だいたい37.5℃か37.7℃になる。なぜかは知らない。

一瞬、新型コロナを疑う。出歩くとしてもコンビニかスーパー、たまにドラッグストア。こんなに人と接触する機会がないのに、なんて俺は不運なのだと呪いながらしばらくベッドに横なって、PornhubとかxHumsterを鑑賞して貴重な時をドブに捨てる。

肥溜めの臭いに辟易したころ、また熱を測る。するとあら不思議、35℃台まで下がっているのだ。体が軽くなってる。

体温上昇と食事の関係性は以前から知っていた。でも平熱が低い俺が2℃近く体温が上がるのは、さすがに異常ではないのか?

新型コロナの変異種か、それとも昼飯アレルギーなのか。とりあえず、人と会うのはやめておこう。嫁と離婚してから、特段会う人もいないが。




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