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生きている。それだけでいいんだよ。と言いたくて(5,6月の振り返りと7月のやりたいこと)

本格的な夏が来ましたね。
我が家のナスちゃんは、太陽をいっぱい浴びて元気に大きくなっています。
人間の私は、昼間の日差しなど浴びると、干からびそうになりますが…(笑)

「うつでも起業で生きていけ!」だと!?

鬱などの精神疾患や、起きられない・通勤電車に乗れないというある種のハンデを抱えながらも、起業して、ある程度成功して、その思考法やノウハウを本にまでしている人がいる。

例えば、「うつでも起業で生きていく」の林直人さん、「しょぼい起業で生きていく」のえらいてんちょうさん。
余談だが、この2人もそうだけど、だいたいこういう人は慶応出身だ。早稲田生でこういう人を見たことがない。ロータリーで野垂れているんじゃないかな。(早稲田disとかではなく、そういう早稲田生をむしろ愛おしいと思っています!!)

こういった人たちの主張は、「週5日8-17時で仕事をする必要はない!元気な時に仕事しろ!」という点で共通している。もしくは「動けないときにも自動で稼げるように、元気な時に仕組みを作れ!」みたいなことを書いていることが多いと思う。
このような考え方を否定する気はないし、まあそうだよね、と納得している。後の著者であるえらいてんちょうさんなどは私の好きな活動家さんでもある。

ただ、体調を崩して、週5日8-17時どころか、1日5時間のバイトすら3日と続かなかった私にとっては、「生産すること、なにかしら意味のある仕事をすること」自体がつらかったりする。

本屋のバイトを3日で辞めた話

失業給付もそろそろ切れる。
いい加減働かなくちゃなと思い、5,6月で就労移行支援施設の見学と、バイトの応募をして、どちらかは初めてみようと思った。

就労移行支援施設には、通えば就職の支援はしてもらえるけど、直近バイトはできなくなるらしい。収入面に不安があり、バイトをすることを選択した。
大好きな本に囲まれた本屋のバイトならできるのではないかと、実際に応募して採用され、1日5時間働きだしたけど、3日しか行けなかった
4日目に寝起きに吐き気に襲われ、空っぽの胃から胃液を吐き出し、パートナーが休みの電話をバイト先に入れてもらった。
「ああ、これは身体からの拒否反応だな」と思って、5日目のバイトまで間があったので、その間に退職の連絡を入れた。

なにも生産せずに生きる人に対して、否定的な見方をする人がいることを私は知っているし、多くの人が心の中に程度の差こそあれ、そのような考えを持っていることも知っている。
やまゆり園事件のように優生思想を振りかざして殺傷事件を起こさずとも、「働かざる者食うべからず」という言葉を借りて家族を罵倒する人もいるだろうし、少しずれたニュアンスだけど、結婚していてパートナーが突然仕事を辞めて帰ってきたら、それをすぐに暖かく受け入れられる人は少なく、その背景を想像するより先に厳しめの口調で「なんで!?」と問い詰めてしまうのではないだろうか。
エピソード3つのうち、後ろ2つは私の実家で、実際に起こったことだ。

そして今、私は自分にその思想を強く押し付けると、自分が握りつぶしたトマトのように弾けてしまうことを知っている。

「生きているだけで、それだけでいいんだよ」と言いたくて

今、私はこれからの自分の仕事について、特に金銭的な収入を得るための道筋について、いろんなことを思いめぐらせている。
非正規・正規で雇用される可能性もあるだろうし、業務委託みたいな形態もあれば、自分で仕事を作っていく可能性もあるかもしれない。

どんな道を選んでも、しかし特に自分で仕事を作る上では、「あなたは生きているだけで、それだけでいいんだよ」という言葉を、私の根っこの部分において、仕事に取り組みたいと思っている。
できればそれが主題になるような仕事を作りたい

ここまで話してお分かりの方も多いと思うが、これは自分自身に向けて伝えたい言葉でもある。それから身近な弟やパートナー、大切な友達に接するときも、この言葉を大切にしたい。

大切な人たちは、生きてくれているだけでうれしい。ありがたいと思う。
この大切な人たちには私自身も含まれている。この地球のどこかに、生きて存在してくれているだけで、もう十分。十分なんだ。

30歳の誕生日を迎えて

7月上旬、私はなんと30歳になった。いつも支えてくれるみなさん、ありがとうございます。ほんとうに。

30歳の誕生日は、自分が20歳の時に思い描いていたものとは、全く異なるものだった。
20歳の私の想定では、30歳の私は結婚して、第一子を産んでいる予定だった(笑)当時付き合っていた人と結婚し、そのまま新卒で入った福利厚生の充実した会社で、子供を育てながらも時短などで仕事をしている想定だった。

まさか、自分がメンタルを壊して、その前の体調には戻れず、家でぼんやり無職ライフをしているとは思わなかっただろう(笑)
もっといえば、20代半ば、体調を崩してどん底にいる時は、30歳になれるとも思わなかったよね。いろんなことがあったねぇ。

「生きていれば、いいことがある」の私的解釈

20歳の私へ、今の私から伝えられることがあるとしたら、「30歳の私は予想外の展開だけど、これはこれでけっこういいよ」と伝えたいし、「何歳になっても、私は自分がもっと幸せになれるように、その貪欲さは忘れないで生きているよ」と伝えたい。

これから、私は自分がいま求めているような幸せを得られる可能性もあれば、不幸せになる可能性があることも知っている。
けれど実は幸せは一次元的な数値化できるものじゃなくて、多次元的な要素の重ね合わせで、味わい深いものだ。自分の好きな幸せの味も変わっていくもので、私はその時の自分が一番欲しい幸せを求めて行動している。
時に、今の私にとっての不幸せが、40歳の私にとっては幸せになっているかもしれないんだ。面白いじゃないか。
「生きていれば、いいことがある」という言葉があるけど、それは確率論的にハッピーイベントが急に起きるかもみたいな意味合いに、時間をかけていろんな経験をする中での幸せの種類の変化と、それをゲットするスキルの習熟が掛け合わさって、幸せになりたいって気持ちと、それに向かってなにかするエネルギーがあればどんどん自分の幸せな方向に進んで雪だるま式に幸せになっていくってことなんじゃないかなって、最近は、そんなことを考えたりしています。

そういう意味で、20代後半から今までの、人生の休息時間は、身体を休ませてエネルギーを回復する時間だったんだよね。そして、自分の幸せの感覚を信じて、それに従って生きることの大切さを改めて思い知った時間でもあったよね。
気づけて良かった。
これから10年、また雪だるま式に幸せになっちゃうのかしら(笑)

おばあちゃんになった時は、自分の大好きな人と、幸せなもの、コトに囲まれて暮らしているんだろうな。今から楽しみですね(笑)

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今、私がやれていることの紹介です!
自分が差し出せるもので、だれかのためになるものを模索中。

  • 東中野でcafe 空と海を開いています。
    詳細はinstagramに投稿しています。
    今月の営業日は下記の通りです。

2024年7月の空と海の営業日
  • ブックカウンセリングというサービスを始めました。
    最近、メンタル心理カウンセラーという資格を得まして、それと本好きを掛け合わせて、考えたサービスです。
    みなさんのお悩み、普段の本の好みなどを聞いて、本を紹介します。
    お悩みなどのヒントになるような、そして一人では出会えなかったような本との出会いをお届けします。
    cafe 空と海で行っているほか、ココナラにも出品しています。

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  • 各種カウンセリングしています。ココナラまでどうぞ。

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  • 日頃考えていることをYouTubeに流しています。お悩みにヒットすることがあればうれしいです。

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宣伝は以上です!
なにかお力になれることがあればうれしいです^^

暑い日が続いています。
我が家のベランダのナスちゃんにも、朝晩水やりをしています。
人間の皆様も干からびないように、十分に水分補給してくださいね(笑)

おいしい桃や夏野菜、かき氷を食べて、楽しく夏を過ごしましょう。
ではでは^^

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