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激動の転職活動 ~奇跡の一次面接突破と、人事異動。3月3日から3月5日まで~


こんにちはこんばんは、ぐっちーです。

前回の記事で予告した通り、今回から数回に分けて、2021年3月に起きた、僕の激動の転職劇を投稿しようと思います。

※先に申し上げますが、これは転職活動における悪い例です。現在転職活動をされている方、あるいは転職を検討している方は決してマネしないでください(笑)


この度、内定をいただいた企業には、2月17日にdodaから応募しました。東京にある某証券会社で、独立系金融機関であり、顧客目線のビジネスを追求している点に魅力を感じておりました。
2日後の2月19日、面接のご案内をいただきました。すぐにでも面接したかったところでしたが、僕自身、月末に差し掛かるところで仕事の方が忙しくなっていたことと、本来は対面での面接だったところをweb面接に切り替えていただく交渉があったことから、面接は3月3日を指定しました。

そして、きたる3月3日。先方の営業部長と部下のお二方との面接でした。ありきたりな質問から少し踏み込んだ質問まで、1時間に及ぶ面接でしたが、同じ金融機関ということもあり、話しやすい部分はあったという印象でした。
この時点で、何となくですが、「この会社は自分に合うだろうな」という感覚でいました。


2日後。3月5日。僕はいつも通り銀行のお仕事をしておりました。吉報というものは予期せぬタイミングで飛び込んでくるものです。
いつも通り12時にお昼休憩。コンビニで買ったおにぎりをかじりながらスマホを見ていたら、一通のメールが。


「一次面接通過、及び二次面接のご連絡」

もう、手が震えました(笑)

一般的に、転職活動における書類選考の通過率が30%~50%、一次面接の通過率は20%~30%と言われております。
ただでさえ狭き門となっている転職市場ですが、長引くコロナ禍において、各企業の採用活動が慎重になっていることや、即戦力重視となっていることから、現在はこの数字よりもさらに低くなっているかと思われます。

全業種を平均した年間の「平均有効求人倍率」を見ると、2020年は1.18倍となっております。2019年の1.60倍からはマイナス0.42ポイントであり、これはオイルショックのあった1975年に次ぐ、45年ぶりの下げ幅だったそうです。
東京に限ってみると1.07倍となっていたことからも、いかに転職市場が厳しかったかがわかりますね。


少し話が反れてしまいましたが、この厳しい状況だったからこそ、一次面接通過の連絡は、飛び上がるほど嬉しかったです。
正直、転職自体、半分諦めかけていた時期でしたし、今だから言えることですが、この面接がダメだったら今回の転職活動はもうやめようと思っていました。

この時の心情は、今も鮮明に覚えております。意気に感じましたし、「絶対に決めてやる」という強い思いでいました。二次面接(最終面接)は、3月10日に決まりました。


が、


3月5日、この日は、勤めていた銀行の人事異動の内示の日でもありました。銀行に限らず、どの会社にもあるであろう、4月1日付、春の定例人事異動ですね。

実は僕は、今年の1月の時点で、異動の希望を出しておりました。元々、マーケティングや集客、アプリやHPの開発や企画に興味を持っていたので、本部のマーケティング部署への異動希望を出していたんですね。まあ、こんな希望は叶うわけないと思っておりましたが。

何より、僕は銀行員2年目。支店で学ぶべきことがたくさんありますし、先輩や上司で3年目、4年目の方がいることもあり、このタイミングでの異動はないだろうと思っておりました。

そして、夕方。内示が出され、僕は緊張感なくザッと目を通しておりました。
あ、○○さん異動なんだ~。同期の△△さんは本部に行くのか!みたいな感じで(笑)

最後から2番目のページだったかな。ビックリしました。まさか、僕の名前がこの目に飛び込んでくるとは、夢にも思っていなかったので。。。


えっ、異動!?どこに??まさか、希望が叶った??


詳しくは言えませんが、ザックリ言うと、宮城県の北側の田舎から、南側の田舎に飛ばされることになりました。

もう、何とも言えない気持ちでした。元々、所属していた支店はあまり好きではなかったので、支店が変わり、心機一転できることには少しの嬉しさはあったものの、

「もしかすると、転職と異動が被ってしまうかもしれない…」

という、不安とも焦りともつかない、何とも言葉にしがたい気持ちに、これから苦しめられることになるのでした。

人事異動で、希望が叶う確率は限りなく低いことや、希望を叶えるにはそれなりの業績が必要であることは心得ていましたが、
それにしても、当時の僕にとっては、あまりにも残酷な現実でした。

北側から南側へ。借上社宅で一人暮らし、車もまだ持っていない僕は、異動に伴い、引っ越しは必須です。
同僚からも、たくさん声をかけられるわけです。

「転勤先でも、がんばれよ。」
「新しいアパート選ぶの、楽しみだね!」
「転勤先で、どんな仕事任されるんだろうね。」

ほぼ、僕の耳には入っていなかったと思います(笑)

決まっているのは、僕が異動すること。そして、南へ引っ越しすること。転職活動は、二次面接(最終面接)の日程が決まっているだけで、それ以外は何も進んでいない。

これから先の1週間~2週間は、何も決まっていないことに対する焦りや不安に苦しめられていきます。そんな中で、異動の話だけが進んでいき、どうすればいいのかわからなくなっていきます。


本日はここまで‼
続きは、また次回、投稿致します。


それでは今日は、この辺で‼


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