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今後、世界を救う唯一の手段

2021年1月28日22時〜23時の時間帯でオンラインで行われた無料セミナー『今後、世界を救う唯一の手段』。

※非常に長いので目次を活用ください。

概要

地球上にはあらゆる問題が起きています。
貧困や紛争、人権の抑圧、気候変動、食料・水不足、地域の過疎化、感染症などなど…

全て、私たちが住むプラットフォームで起こることで、私たち一人一人の行動による結果です。でも、変えられるのも私たち一人一人。

けれど、
「社会貢献で食べていくイメージがつかない」

「ソーシャルビジネスをやりたいけどボランティアになりがち」

「やり続けるためには時間・お金・人脈が必要」 

そういった幅広い視点から『広く浅く学べる』何かしらのヒントになるセミナーを開催。

世界の社会問題

近年、SDGsという言葉がとても有名です。

SDGsには17の目標と169のゴールが定められているように、多くの社会問題解決に向け、今、世界では社会問題解決に向けた動きが起きています。

SDGs

SDGsの1つ目の項目に掲げられている貧困。

そもそも、貧困って、どこで誰が、どのように貧困を受けているか考えたことがあるでしょうか?

実は、僕らが暮らす日本でも貧困は起きています。

相対的貧困

相対的貧困とは、全体の平均年収の中央値を二分割した数字よりも低い状態にあることを指します。

なぜ、日本で相対的貧困が起きているのか考えたことはありますか?

日本で相対的貧困が起きている理由は
①金融リテラシーの低下
②幸福度の圧倒的低さ

この2つが理由となっています。
①はアジアでは最下位となるほど、日本人がいかに金融リテラシーがないのかが問題視されています。

すなわち、投資やFX、インデックスファンドなどのお金やお金の流れに関する知識が他国に比べて圧倒的に低い状態にあることです。

また、日本は最低賃金が他国に比べ低迷しているなど、いわば日本は貧乏な国になりつつあります。

お金について学ぶ習慣がない、
投資って何?投資って怖い
稼ぎ方って何?
そんな状況じゃねぇーよ

恐らく多くの人はこう考えがちになりますが、これを機にお金について学んでみるのも良いのではないかと思います。

ちなみに、金融リテラシーがアジアのなかで高いのは、台湾、ニュージーランド、香港です。

②は『幸せを感じられる』ことが圧倒的に低くなっていることが日本で起きています。

偉人による社会貢献

マザーテレサ

マザーテレサの経営術と呼ばれる本。
そこには、『ビジョンと行動を一致させることは極めて重要である。「気持ちの準備」「経済的準備」そして「実行する準備」によって成功はもたらされる。や
ボランティアではなく事業。』などが書かれています。

この本には、ボランティアとしてではなく、社会問題を解決するために事業をどのようにしていくべきかを8つの原則から詳細に書かれているため、気になる方は読んでみると良いかもしれません。

ホセ・ムヒカ

ホセムヒカさんは世界一貧しい大統領としても知られ、大統領という圧倒的権力を持っている立場にありながら

・収入の9割を貧しい人々に
・農業学校設立

など、大統領がやることとしては有り得ないことを彼は次々に行ってきました。

2012年の国連での演説で、『本当に見直さなければならないのは私たちのライフスタイルだ。』と主張しました。

生活を見直さなければならない時代だと言えるほど、今後の世界は波乱な状況になっていくのは間違いでしょう。

お金=悪い

よく日本人は、お金=悪いと思いがちになりますが、お金は資本であって、決して悪いものではありません。

ビル・ゲイツ

世界的に名のある実業家ビルゲイツ氏。
彼は気候変動の対策に15億ドルを拠出するなど、気候変動に対して大きく動いています。

15億と言うと、とんでもない額ですが、それほど地球がまずい状態にもなっていると言えるかもしれませんね。

気候変動

気候変動。英語ではclimate change。
SDGsの13番目の目標にも掲げられているように、気候変動は17世紀の産業革命を契機に問題視されてきました。

近年のキーワード

近年、注目され始めているキーワードとして、

・脱炭素
・所得格差の拡大

こうした動きが日本でも世界でも起き始めています。

イノベーター理論

イノベーター理論とも言われる、よく飲食業のマーケティングやサービス業界のマーケティングで用いられるビジネス用語の一つとされていますが、

イノベーターと呼ばれる全体のなかでも情報がないうちに動く人、すなわち情報感度が高く、新しいものを積極的に導入する好奇心を持った層もいれば、

アーリーマジョリティ
すなわち多数派

アーリーマイノリティ
すなわち少数派と言われるように
情報が一般社会に流れ出してから知る人もいます。

つまり、情報は待ってるだけでなく、イノベーターやアーリーアダプターのように自分から情報を取りに行くように意識することが、これからの時代、重要です。

いや、今この瞬間も重要です。

それは自分がどう生きていくかを考えることにもなりますし、情報を待っているだけでは社会から孤立していきます。

政府の動き、世界の動き

ここからは政府や世界の動きについて話していきます。

政府の動き

情報を得る手段として政府のホームページを参考に見ていくのも良いかもしれません。

そこには、
・AI
・農業[スマート農業]
・2035年問題
・昆虫食
こういったものが多数書かれています。

2035年問題

昨今、少子高齢化が話題になることがありますが、

2035年問題とは、団塊世代が後期高齢者に突入し、ほかの世代を含めた総人口の約3分の1が高齢者になることで起こるとされている社会問題です。

これによって生じてくるのが介護などの社会問題です。これらについては今回は割愛し、また後日、述べていきます。

スマート農業

スマート農業とはAIとICTの実用化を駆使して農業の利便性を早くさせようとするものですが、

近年、農業👩‍🌾にAIとICTを導入する動きが世界各地で起きています。

異常気象

先ほど、気候変動についてお話ししました。

近年、異常気象と言われるほど世界各地で度重なる自然災害が多発しています。

例えば世界一広い砂漠で知られているサハラ砂漠で雪が降りました。

普通に考えれば、乾燥帯の場所で雪が降るなんて考えられないことですが、そうした異常現象が既に起き始めています。

これは一説によれば地球温暖化(英語ではGlobal Warming)の影響とも言われています。

また、キューバでは『イルマ』と呼ばれるハリケーンが2017年に多発しました。

オラウータンがいなくなる

動物園でも人気であるオラウータン。
しかし、そんな彼らが今、絶滅の危機に陥られているのをあなたは知っていますか?

その原因が、パーム油の森林伐採。

パーム油の森林伐採

パーム油の原料となるアブラヤシの木を伐採しすぎたせいで、固有種であるオラウータンが絶滅の危機にさらされています。アブラヤシが伐採されまくると、それを主食としていた動物や、その森林に暮らしていたオラウータンが行き場をなくし、個体数の激減にもなるなど、深刻な問題が生じているのです。

また、農園を荒らすことで、農家の間では害獣扱いされるほど毛嫌いされているゾウも密猟などが原因で個体数の減少および絶滅危惧種となってしまっています。

パーム油の解決策

パーム油の森林伐採をなくすために、パーム油を使わないとするのは、再現できるモノ、代替できるものが厳しいため不可能ですが、方法を改善すれば、この問題は収まるかもしれません。

近年では、RSPOと呼ば「Roundtable on Sustainable Palm Oil」の認証マークが徐々に普及し始めています。

グレタ・トゥーンベリ

今では有名人の1人とも言えるグレタさん。彼女は気候変動や地球温暖化など環境問題の深刻さを全世界に発信していました。

エシカル消費

エシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。

すなわち、『みんなに優しい地球を作ろう』ということです。

このエシカル消費も知らなければならないキーワードですね。

肉が環境破壊

僕のブログでも昨年2月に公開した『肉を食べると環境破壊が進む。』と紹介しましたが、

これは知らないとまずいと言えるかもしれません。

肉を食べないようにしようとする動物愛護や、ヴィーガンと呼ばれる菜食主義者の増加が近年、多くなっているのも事実です。

ただし、肉を全く食べないと健康に支障を及ぼすこともあるため、ヴィーガンになることを推奨はしません。

昆虫食

また、世界の一部の国や地域で親しまれていた昆虫食が今後、世界的にブームになるかもしれません。

例えば、コオロギのチョコクランチなど。

ただ、これは虫が嫌いな人にとっては最悪なブームと言えるかもしれませんね。

僕もそのうちの1人なので…💦

脱炭素

最近、よく話題になっている脱炭素。

脱炭素とは、地球温暖化の大きな要因となっている、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出を抑えようというものです。

水素

その脱炭素の代わりに、少しずつ浸透し始めているのが、水素

水素といえば、すいへい、リーベ、ボクノフネといった原子記号の暗記で覚えている人もいるかもしれない、アレのことですが

そんな水素が最近、話題になっています。

日本はCOP(気候変動枠組み条約締結国会議)で化石賞と呼ばれる不名誉な賞を受賞してしまいました。

化石賞とは、気候変動対策に対し消極的な姿勢を示している国や地域などに皮肉を込めて贈られる賞です。

つまり、それだけ日本が環境問題に関心がないという致命的な状態なんですね…。

そうしたことを受け、水素社会にしようとする動きが日本でも起きつつあります。

世界では、より一層、水素社会への転換が起きてくることは言うまでもありません。

カカオ

チョコレートの原料にもなるカカオ。
そんなカカオが大打撃を受けています。

実際、農家さんに入ってくるお金が減少するなど、色々と問題は起きているのも事実です。

参加しての感想

多くは大学の講義やYouTube、本によって知っていましたが、

我々、人類が豊かな暮らしをすればするほど、犠牲が出てしまうというのは残念ですね。

特に、パーム油の森林伐採、さらにはゾウを害獣扱いしてしまうのは、とても辛く感じました。

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
また今後とも社会貢献や国際協力、社会問題に対して扱っていきますので、引き続き宜しくお願い致します!

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