肉を食べると環境破壊が進む？

ガーディアン

2021年2月21日 10:23

どうも。皆さん。こんにちは。
ガーディアンです。

今日は、かなりショッキングな『肉を食べると環境破壊が進む？』について述べていきます。

皆さんは、お肉好きですか？
恐らく、この文章を読んでいる人の95%は
お肉大好きだと思います。

私自身も大好きです。（笑）

では、そんな肉が、なぜ環境破壊に繋がるのか？
それについて述べていきます。

その前に、肉が破壊につながっている要因を４つのポイントとして、①森林伐採　②CO₂排出　③飢餓　④水不足　について今から述べていきます。

肉が環境破壊に繋がっている要因①森林伐採

肉を生産するために森林伐採することが環境破壊に繋がっているのは事実です．

どういうことか？今から説明していきます。

肉を作るうえで欠かせない畜産業は、実は環境破壊につながっている要因でもあるのは事実です。

ブラジルなどの国では、豚肉、牛肉、鶏肉などの肉を生産する上で膨大な土地が必要となり、その結果、膨大な土地を確保したいがために、緑豊かな自然を破壊し森林伐採してしまうケースが、近年増え続けています。

特に、ブラジルでは、森林伐採された土地のうち約７０％が、放牧地となっているため、規模的にみれば、いかに凄まじすぎるかというのが分かりますよね。また、ここで衝撃的なものが世界中にある土地のうち約２６％が肉を生産するために土地が利用されているという現実です。

肉が環境破壊に繋がっている要因②CO₂排出

肉を生産する上で欠かせない家畜動物。

しかし、CO₂、すなわち二酸化炭素を排出すること、これそのものが、実は自動車や飛行機、船よりも家畜動物の方が圧倒的に多いのです。

国連食糧農業機関のデータによると、年間のＣＯ₂排出量は、家畜動物のCO₂排出量は、自動車や船などの全世界にあるすべての交通機関で出されるCO₂排出量よりも、約４０％多いとされています。

４０％って、半端ないですよね。

肉が環境破壊に繋がっている要因③飢餓

　肉を生産するために必要となる穀物。牛や豚などの動物たちは、世界にある穀物のうち約５８％を消費しています。

　牛たちがすくすくと育ち、大きくなるために欠かせない穀物。しかし、肉を大量に生産するには、牛肉1キロ生産するには13キロの穀物、豚肉1キロ生産するには7キロ、鶏肉1キロ生産するには4キロの穀物が、必要とされています。

　世界にある穀物の半分以上は、人間ではなく、動物たちが食べていますが、ここで関わってくるのが飢餓問題。

　冷静に考えれば、世界にある穀物のうち、半分以上がまさかの人間ではない動物たちが消費しているというのは衝撃的ですよね。

それらの動物たちを消費しているのは、先進国の人間ですが、その一方で発展途上国にいる人のうち一部は餓死や飢餓状態に陥っているという現実。

仮にもし、世界中の人たちが菜食主義者。すなわちヴィーガンになった場合、新たに１００億人分の食料が確保されると言われています。

肉が環境破壊に繋がっている要因④水不足

肉を生産するうえで欠かせない穀物を栽培するには、沢山の水が必要になります。

そのなかでも、例えば200グラムのビーフを作るには、3000リットルの水が必要になるらしいです。

また、牛丼１杯を作るには、1890リットルの水が必要になる、

こうしたことを考えれば、いかに穀物を栽培することが水を大量に使うのかということが分かりますよね。

さらに、20世紀では石油をめぐった中東戦争が起こったように、21世紀の現代では水を巡る戦争が起こるとされています。実際に、世界では水不足が深刻化していますからね…。例えば、私自身が行ったことあるオーストラリア。そこでは、各家庭に水の貯蓄式タンクが配置されており、日本のように、蛇口を捻れば水が出るというのは、世界では非常識と考えたほうが良いです。寧ろ、水不足に陥らない国のほうが珍しいとも言えるでしょう。

今後、世界人口が100億人を超えるとされており、ユネスコによれば、2030年には、世界人口の約47%もの人が水不足に陥るとされています。また、地域間によっては水に困らず、ある地域間によっては、水不足に陥ることが頻発するため、水をめぐった戦争が起きることがあり得るとのこと。