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セミ幼虫捕獲禁止 / 不要捕蝉的幼虫

昨年夏、休日朝のジョギングはいつもと違う方向へ走った。そちらには大きな公園があり1周1キロ強のジョギングコースがある。緑が多く、広い園内にはテニスコートが4面ある。吊り輪やうんていもあり、朝の散歩に、運動に、そしてたまのサボりにうってつけだ。

走り始めようと思った時、今まで気づかなかったが貼り紙が。

不要捕蝉的幼虫
在公园中的动植物的采用被禁止

セミ幼虫捕獲禁止
公園内での動植物の採取は禁止

中国語の文字級数のほうが明らかに大きかった。一行だけ、文字の線は細いがハングル文字も書かれている。中国語として何かしっくりこない。取ってはいけないということはイラストもあるのでわかるだろう。どう直せと言われても分からないが語順も異なる気がする。

セミの幼虫の捕獲目的はわからない。わからないが羽化するのを近くで見届けたいという子供心の好奇心とは明らかに異なりそうだ。なぜこの貼り紙があるのかを役所に尋ねた人のブログもある。
https://semitama.jp/report/1899/
(食用でセミを捕らないでという看板の真相。役所に聞いてみた)

食用として紹介しているページもあるが、これは見るにとどめておこう。たんぱく源として昆虫食が世界的に注目を集め始めている。まだ自分には厳しい。だが、見る人から見れば、我々が美味しいと言っているマグロ中トロなど、「生魚の赤い切り身など誰が食うか」という人がいてもおかしくない。(いや、世界的にはそっちが多数派だろう)

1990年、北京のスーパーでは蟻の瓶詰を売っていたし、レストランで蠍の素揚げもあった。蟻は遠慮したが、蠍はトライしてみた。素揚げなのですなわち「姿揚げ」。さすがに口にするには時間を要した。が、目をつぶってカリッといけば、完全に食べ慣れた「かっぱえびせん」なのだった。見た目と味のギャップが忘れられない。ただし、ビールのつまみに・・・とまではまだいかない。

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自室で、「うるせーな」と思ったらこんな近くにいた。せっかくなので歓迎します!夏っぽくていいね。

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